エマニュエル・パユ&エリック・ル・サージュ
~モーツァルトのソナタ~
2025年9月26日(金) 19:00開演
全席指定 8,500円

モーツァルト:ソナタ 変ロ長調 K378
:ソナタ ト長調 K379
********** 休憩 **********
ライネッケ:フルート・ソナタ 「ウンディーネ(水の精)」 Op.167
シューベルト:「しぼめる花」による序奏と変奏曲 Op.160, D802
![]() (c)Denis Felix |
エマニュエル・パユ(フルート) 6歳でフルートを始め、パリ国立高等音楽院でミシェル・デボスト、アラン・マリオン、クリスチャン・ラルデ、ピエール=イヴ・アルトーに師事、同音楽院卒業後はバーゼルのオーレル・ニコレの下で研鑽を積んだ。1989年神戸国際フルートコンクール第1位、92年には最難関のジュネーヴ国際音楽コンクール第1位を獲得。1992年ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のオーディションに合格し、翌年には首席奏者に就任。ソリストとして、これまでクラウディオ・アバド、ジョヴァンニ・アントニーニ、ダニエル・バレンボイム、ピエール・ブーレーズ、ジョン・エリオット・ガーディナー、ダニエル・ハーディング、パーヴォ・ヤルヴィ、ロリン・マゼール、ヤニック・ネゼ=セガン、サイモン・ラトルをはじめとする巨匠のもと世界の名だたるオーケストラと共演。室内楽の分野では、エリック・ル・サージュ、アレッシオ・バックス、イェフィム・ブロンフマン、エレーヌ・グリモー、スティーヴン・コヴァセヴィッチといったピアニストとリサイタルを行うほか、レ・ヴァン・フランセ(木管アンサンブル)のメンバーとして演奏活動およびレコーディングを行っている。また、93年にエリック・ル・サージュ、ポール・メイエと共にサロン・ド・プロヴァンス国際室内楽音楽祭を創設、芸術監督を務める。来日も多く、リサイタルのほか、N響、読響、大フィル、札響を含むオーケストラとの共演、またマスタークラスも行っている。2006年には大河ドラマの紀行音楽に参加した。録音では96年にEMIクラシックス(現ワーナー・クラシックス)と専属契約を結び、数多くのCDをリリースしている。フランス芸術文化勲章「シュヴァリエ」受章。英国王立音楽院名誉会員。24年レオニー・ソニング音楽賞(デンマーク)受賞。 |
![]() |
エリック・ル・サージュ(ピアノ) 南仏のエクサン・プロヴァンス生まれ。パリ国立高等音楽院を17歳で卒業後、ロンドンでマリア・クルチオに師事。1985年ポルト市国際コンクールおよび89年ロベルト・シューマン国際コンクール第1位、90年リーズ国際ピアノ・コンクール第3位などの受賞歴を持つ。ウィグモア・ホール、フィルハーモニー・ド・パリ、シャンゼリゼ劇場、アムステルダム・コンセルトヘボウ、フランクフルト・アルテ・オーパー、ベルリン・フィルハーモニー、ブリュッセルのパレ・デ・ボザール、カーネギー・ホール、サントリーホールを含む著名コンサートホールでリサイタルおよび室内楽を行うほか、欧米やアジアの主要オーケストラと共演。また、シューベルティアーデ、エディンバラ国際フェスティバル、ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ音楽祭等の国際音楽祭に招かれ出演している。室内楽の名手としても名高く、エマニュエル・パユ(フルート)、ポール・メイエ(クラリネット)、樫本大進(ヴァイオリン)、リーズ・ベルトー(ヴィオラ)、フランソワ・サルク(チェロ)、エベーヌ弦楽四重奏団、レ・ヴァン・フランセ(木管アンサンブル)といったトップ奏者たちと共演を重ねている。93年にメイエ、パユ等と共にサロン・ド・プロヴァンス国際室内楽音楽祭を創設、芸術監督を務める。シューマンのピアノ曲・室内楽作品全集(2010年ドイツ・レコード批評家賞受賞)、プーランク、フォーレ、ブラームスの室内楽作品全集、ベートーヴェン「最後の3つのソナタ」、ユリアン・プレガルディエンとの「シューマン:詩人の恋」、モーツァルト「ピアノ協奏曲第24番&第17番」、近現代フランス音楽の小品26作を集めた「空中庭園」をはじめとする多数のCDをリリース。フライブルク音楽大学教授。 |