ojihall


Concert  コンサート情報

エマニュエル・パユ、マリー=ピエール・ラングラメ、
リーズ・べルトー

2018年1130日(金) 19:00開演

全席指定 8,500

完売
2018年6月30日(土)
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エマニュエル・パユ(フルート)
マリー=ピエール・ラングラメ(ハープ)
リーズ・べルトー(ヴィオラ)

現代のフルート界を牽引するエマニュエル・パユ、世界有数のハーピスト、マリー=ピエール・ラングラメ、近年ソリストのみならず抜群のセンスの良さが室内楽でも光るヴィオリスト、リーズ・ベルトー。エレガントなフレンチ・コネクションが奏でるフランス音楽の夕べを堪能していただきます。
プログラム

ラモ―:コンセール用クラヴサン曲集より「フォルクレ」「キュピ」「マレ」 【トリオ】
ラモ―:鳥のさえずり【ハープ・ソロ】
ダカン:かっこう【ハープ・ソロ】
ドビュッシー:シランクス/イベール:小品 【フルート・ソロ】
ラヴェル(サルセード編):ソナティネ 【トリオ】

********** 休憩 **********

イベール:2つの間奏曲 【トリオ】
エルサン:パヴァーヌ 【ヴィオラ・ソロ】
ドビュッシー:フルート、ヴィオラ、ハープのためのソナタ 【トリオ】

プロフィール

(c)Denis Felix

エマニュエル・パユ(フルート)

フランス人とスイス人の両親のもと、ジュネーヴに生まれる。6歳でフルートを始め、パリ国立高等音楽院でミシェル・デボスト、アラン・マリオン、クリスチャン・ラルデ、ピエール=イヴ・アルトーに師事、同音楽院卒業後はバーゼルのオーレル・ニコレの下で研鑽を積んだ。1989年の神戸国際コンクール第1位で日本のフルート・ファンの注目を一気に集め、92年には最難関のジュネーヴ国際コンクール第1位を獲得。92年ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のオーディションに合格し、翌年には首席奏者に就任。2000年6月ベルリン・フィルを退団、同年9月から01年6月までジュネーヴ音楽院フルート科の教授として後進の指導にあたる。02年4月ベルリン・フィルに復帰、同オーケストラ首席奏者およびソロ・フルーティストとしての演奏活動を再開。来日も多く、リサイタルの他、N響、東響、読響を含むオーケストラとの共演、レ・ヴァン・フランセ(木管アンサンブル)での公演、またマスタークラスも行っている。録音ではワーナー・クラシックスと専属契約を結び、20作を超えるCDをリリース、多くの賞を受賞している。フランス芸術文化勲章「シュヴァリエ」受章。英国王立音楽院名誉会員。

マリー=ピエール・ラングラメ(ハープ)

フランスのグルノーブルに生まれる。8歳でニース音楽院に入学、エリザベス・フォンタン=ビノシュよりハープの指導を受け、15歳でイギリスのマリア・コルチンスカ国際ハープ・コンクールで最高位を受賞。翌年にはパリのシテ・デザール国際ハープ・コンクールで優勝。17歳でニース歌劇場管弦楽団の首席ハープ奏者に就任後、合衆国へ渡りカーティス音楽院で研鑽を積んだ。20歳の時から5年間メトロポリタン歌劇場管弦楽団の副首席奏者を務め、その間、ニューヨーク・コンサート・アーティスト・ギルド・コンクール第1位、イスラエル国際ハープ・コンクール第1位を受賞。1993年ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席ハープ奏者に就任。ソリストとして、これまでクラウディオ・アバド、サー・サイモン・ラトル、トレヴァー・ピノック、マレク・ヤノフスキ、ホルスト・シュタインを含む指揮者、ベルリン・フィル、イスラエル・フィル、スイス・ロマンド管をはじめとするオーケストラと共演。カラヤン・アカデミー、ベルリン芸術大学で後進の指導に当たるなど、指導者としても活躍している。2003年フランス芸術アカデミーより権威あるCino del Duca賞を、09年にはフランス芸術文化勲章「シュヴァリエ」を受章。


(c)Neda Navaee

リーズ・べルトー(ヴィオラ)

5歳でヴァイオリンを始め、パリ国立高等音楽院でピエール=アンリ・グゼレブおよびジェラール・コセに師事、2005年ジュネーヴ国際コンクールでヒンデミット賞を受賞。また、09年のヴィクトワール・ドゥ・ラ・ミュジクでは新人賞にノミネートされた。ソリストとして、BBC交響楽団、アイスランド交響楽団、ベルギー国立交響楽団、フランス国立リヨン管弦楽団、レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル、サンパウロ交響楽団、香港シンフォニエッタを含むオーケストラ、サカリ・オラモ、ファビアン・ガベル、エマニュエル・クリヴィヌ、レナード・スラットキン、マルク・ミンコフスキ等と共演。2014年にはリットン指揮のBBC響との共演でBBCプロムス・デビュー。高い評価を獲得したエリック・ル・サージュのシューマンおよびフォーレ録音プロジェクトに参加後、13年にアダム・ラルーム(ピアノ)との共演によるアルバムをリリース。また同年、スラットキンの指揮の招きでフランス国立リヨン管とベルリオーズ「イタリアのハロルド」を演奏、録音している。現代作品の演奏にも熱心に取り組み、P.エルサン、T.エスケシュ、H.デュティユー、G.クルターグ、G.コネッソン、F.ミュルサンを含む作曲家の作品を演奏している。使用楽器は1660年アントニオ・カシーニ製ヴィオラ(ベルナール・マグレより貸与)。