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Concert  コンサート情報

銀座ぶらっとコンサート #82
宮田 大 “大ism” Vol.5
~チェロとピアノの濃い関係~

2014年219日(水) 13:30開演

全席指定 2,500

完売
2013年10月26日(土)

宮田 大(チェロ)
田村 響(ピアノ)

協賛:株式会社ヨックモック

平日の昼下がり、銀座でのお買い物のついでに、お友達との銀ぶらの途中に立ち寄れる気軽なコンサート、『銀座ぶらっとコンサート』第82回は、早くから頭角を現し数々の国際コンクールを制覇しながら、時流に流されず、風向きを自分で定めてしっかりと歩んでいるチェロ界の若手ホープ、宮田 大のシリーズ“大ism” 第5回。ピアノのこちらも若手実力派、田村 響とガッツリ組んで、民族色濃い!音楽世界を創造します。

プログラム

ファジル・サイ:4つの都市 ~ピアノとチェロのためのソナタ Op.41
バルトーク:ルーマニア民族舞曲
マヌエル・デ・ファリャ:スペイン民謡組曲(チェロとピアノ編)

プロフィール

宮田 大(チェロ)

1986年宇都宮市に生まれる。弦楽器指導者の両親のもと、3歳よりチェロを始める。9歳から出場するすべてのコンクールに第1位入賞を果たし、2009年、4年に一度開催され、チェロ部門の国際音楽コンクールの最高峰と言われる第9回ロストロポーヴィチ国際チェロコンクールで日本人として初の優勝という快挙を成し遂げる。さらに10年、第20回出光音楽賞を受賞。第35回江副育英会奨学生。第6回齋藤秀雄メモリアル基金賞、ドイツから方伯モリッツ・フォン・ヘッセン賞を受賞。栃木県での受賞歴も華やかで、芸術関係の賞はもちろんのこと、文化部門では初めての栃木県知事特別表彰を受け、とちぎ未来大使に任命される。桐朋学園音楽部門特待生を受け、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコースを首席で卒業。09年、カルテットをガボール・タカーチ=ナジに師事しジュネーブ音楽院を卒業する。これまでにチェロを宮田 豊、倉田澄子に、室内楽を東京クヮルテット、原田禎夫、原田幸一郎、加藤知子、今井信子、フェルメールカルテットのリチャード・ヤングに師事する。現在はクロンベルク・アカデミーでフランス・ヘルメルソンに師事している。「桐朋学園音楽部門創立50周年記念演奏会」において小澤征爾指揮で協奏曲を演奏した後、サイトウ・キネン室内楽勉強会、小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクト、サイトウキネンオーケストラに積極的に参加する。国内外でソロ活動や協奏曲、室内楽にも取り組み、リン・ハレル、ギドン・クレーメル、ユーリ・バシュメットや、日本を代表する多くの演奏家、オーケストラと共演する。ベートーヴェンフェスティヴァル、ドレスデン音楽祭などヨーロッパの数々の音楽祭に招かれ、高い評価を受けている。テレビ、ラジオへの出演も多く、現在最も注目を集めているチェリストである。在ドイツ。

田村 響(ピアノ)

愛知県安城市生まれ。3歳よりピアノを始める。愛知県立明和高校音楽科を卒業後、18歳でザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学に留学。これまでに、深谷直仁、清水皇樹、クラウディオ・ソアレス、クリストフ・リースケに師事。2002年、エトリンゲン青少年国際ピアノ・コンクールB部門第2位及びハイドン賞、第26回ピティナ・ピアノコンペティション特級グランプリ、第18回園田高弘賞ピアノ・コンクールにて園田高弘賞第1位を受賞。07年10月ロン=ティボー国際コンクールにおいて弱冠20歳で第1位に輝き、併せてショパン、フォーレ、ラフマニノフ(協奏曲)、新曲課題の最優秀演奏者に贈られる各賞を受賞。その後、ザルツブルク・モーツァルテウムなどで研鑽を積みながら、国際的な演奏活動を展開している。04年デビューCDを、08年8月には「ロン=ティボー国際コンクール優勝記念」と称した2枚目のCDをリリース。3枚目のCDは10年2月にトリトンレーベルより発売された。受賞歴としては、03年度<アリオン賞>、第14回大幸財団丹羽奨励生、(財)江副育英会奨学生、06年第16回出光音楽賞、 08年文化庁長官表彰・国際芸術部門、ホテルオークラ音楽賞などがある。09年2月には、ビシュコフ指揮ケルン放送響の定期演奏会デビューと日本ツアーを行う。日本の主要オーケストラからはしばしばソリストとして招かれ、高い評価を受けている。現在は海外でも数多くのリサイタルを開催、その活動は、フランス、オランダ、ドイツ、スイス、ロシア、ブラジルなどにも及んでいる。