ojihall


Concert  コンサート情報

G-Lounge #1620th
アレクサンドル・タロー&バティスト・トロティニョン

2012年619日(火) 19:00開演

全席指定 6,500

完売
2012年1月28日(土) 10:00発売


タロー(c)Marco Borggreve、トロティニョン(c)Franz Galo

アレクサンドル・タロー(ピアノ)
バティスト・トロティニョン(ピアノ)

フランスの2人のカリスマ的ピアニストが、ジャンルを超えて精彩を放つ一夜。クラシックの世界を独自に歩む大胆且つ繊細なピアニスト、アレクサンドル・タローとクラシックの世界からもオファーが絶えない天才肌のジャズ・ピアニスト、バティスト・トロティニョン。2011年春に本国フランスで大きな話題を呼んだ夢の共演を銀座G-Loungeで再現します。

プログラム

バルトーク:「ミクロコスモス」より 7つの小品 (タロー&トロティニョン)
       ブルガリアのリズム/和音とトリルの練習/無窮動/短いカノンとその転回
       新しいハンガリー民謡/半音階的インベンション/オスティナート
ルグラン:「愛のイエントル」組曲(タローによるピアノ・ソロ)
シューベルト/トロティニョン:即興曲(ジャズスタイルによるトロティニョンのピアノ・ソロ)
ラモー/トロティニョン:「新クラヴサン組曲」より ガヴォットと変奏(タロー&トロティニョン)
トロティニョン:2台のピアノのための4つの小品(タロー&トロティニョン)
        ホーム/賛歌/ラングザム/ミュージック・フォー・ア・ホワイル

※この公演には休憩がございません。

プロフィール

(c)Marco Borggreve

アレクサンドル・タロー(ピアノ)

1968年生まれ。パリ国立高等音楽院卒業。89年のミュンヘン国際コンクールで第2位を獲得、以来国際的な演奏活動を展開。現代フランスを代表するピアニストの一人で、特に優れた企画によるCD録音が注目を集めている。これまでにラモーの新クラヴサン組曲、ラヴェルのピアノ作品全集、バッハのイタリア協奏曲、ショパンのワルツ集、クープラン作品集、ショパンのプレリュード等をリリース、数々の賞を受賞し主要音楽雑誌上で絶賛されている。09年、大きな注目を集めたエリック・サティの作品集に続き、「私的な日記」と題したショパン私選集をリリース。11年には最新CDとしてスカルラッティのソナタ選集をリリース。リサイタルは、ケルン・フィルハーモニー、ロンドンのサウスバンク・ピアノ・シリーズ、パリのシャンゼリゼ劇場およびシテ・ドゥ・ラ・ミュジク、アムステルダム・コンセルトヘボウ、ワシントン・ケネディ・センターを含む欧米の主要コンサートホールに招かれ頻繁に行うほか、ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノフェスティバル、BBCプロムス、ルフトハンザ・バロック音楽祭等にも出演。また、若手作曲家への委嘱による「ラモーへのオマージュ」および「クープランへのオマージュ」、一日を通してサティ作品を演奏する「ジュルネ・サティ」など、意欲的なプログラムで常に注目を集めている。オーケストラとは、これまでにバイエルン放送響、ミュンヘン放送管、日本フィル、都響、トゥールーズ・キャピトル国立管、フランス国立放送フィル、フランス国立管、リール国立管、ボルドー・アキテーヌ国立管、シンフォニア・ヴァルソヴィア、リヨン国立管、オランダ室内管、エストニア国立響、サンパウロ交響楽団、ザールランド放送響等より招かれ協演している。主にソロ・ピアニストとしての活動を行う中、チェリストのジャン=ギアン・ケラスとデュオを組みリサイタルおよびCD録音を行っている。 


(c)Jimmy Katz

バティスト・トロティニョン(ピアノ)

1974年パリ郊外に生まれる。6歳でヴァイオリンを始めるが、その2年後にはピアノを始めるためにヴァイオリンをやめ、9歳の時から本格的な指導を受けるようになる。ナント音楽院ではピアノのほか作曲でも賞を獲得。また、10代の頃からジャズと即興を自己流で学び、16歳で初めてのコンサートを行う。1994年アラン・コルノー監督作品『アメリカの贈りもの(94年)』に俳優・ピアニストとして出演。98年C.ニコラス(ベース)、T.ラベソン(ドラムス)と自身のトリオを結成、2000年にデビュー・アルバム「Fluide」を発表し01年のジャンゴ・ドール賞を受賞する。続いてリリースされたトリオ2枚目のアルバム「Sightseeing」では01年ジャズ・アカデミー・賞を受賞。以来フランス内外でソロおよび自身のトリオで活発な演奏活動を行い、02年フランスのマルシャル・ソラ-ル・ジャズ・コンクールでグランプリを受賞、続いて03年フランス・ジャズ新人賞を獲得。03年、オリジナル作品を収録した初のソロ・アルバムをリリースして数々の賞を受賞し、15,000枚以上のセールスを記録。本作品の成功によりフランス・ジャズ界の若手トップ・ピアニストとしての評価を確立、ラロック・ダンテロン・ピアノ音楽祭、パリのサル・プレイエルほか、クラシック・ホールを含む会場に招かれてソロ公演を行う。以来2作目となるソロCDおよびトリオCDを次々とリリース。また、11年春にはフランスでカリスマ的人気を誇るピアニスト、アレクサンドル・タローとの2台ピアノ・プロジェクトで注目を集めている。