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Concert  コンサート情報

クリスマス・コンサート

ザ・キングズ・シンガーズ

2005年122日(金) 19:00開演

全席指定 7,000


ロビン・タイソン(カウンターテナー)
デイヴィッド・ハーリー(カウンターテナー)
ポール・フェニックス(テノール)
フィリップ・ローソン(バリトン)
クリストファー・ガビタス(バリトン)
スティーヴン・コノリー(バス)

あのザ・キングズ・シンガーズがやってくる。30年以上の伝統を誇る6人の紳士達が、洗練されたアンサンブル、素晴らしいチームワークによる超絶のコーラスを聴かせてくれるでしょう。プログラム前半はイギリス民謡、フランスのロマン派クラシックを、後半はトラディショナルなヨーロッパのクリスマス音楽からお馴染みのクリスマス・ハーモニーまで、ハッピー・クリスマス・シーズン到来を予感させる素敵なステージをお届けします。

 

※スパークリングワインを用意しております。ご自由にお飲み下さい。

プログラム

イギリス民謡集
ミジルディ・マジルディ
キジバト
カウンティ・ダウンのピカいち娘
オークとアッシュ

フランスのロマンティック音楽
カミーユ・サン・サーンス:
夜の静けさ
冬のセレナード

ヨーロッパのクリスマス音楽
作者不詳:リウ・リウ・チウ
作者不詳:かくも麗しいバラはない
民謡:新しいクリスマス
ローソン編:久しく待ちにし
ケイ編:ガウデーテ

**********休憩**********

ラター:ある木に咲いた花
チャイコフスキー:バラの冠
チルコット編:まぶねのなかで
ペルト:めでたしマリア

クリスマスのハーモニー
曲目はステージ上にて発表

プロフィール

ザ・キングズ・シンガーズ

1968年、ケンブリッジのキングズ・カレッジの学生6人によって結成された<ザ・キングズ・シンガーズ>は瞬く間にイギリス音楽界で有名になり、同時に世界の注目を集めた。結成から30年以上にわたり、その比類ない音楽性と機知に富んだステージ・パフォーマンスは世界中の聴衆を魅了し続けているザ・キングズ・シンガーズのレパートリーは、中世からルネッサンスまでの曲、ロマン派から現代までの曲、そして世界の民謡やポップスなど幅広いジャンルをカバーしている。デビュー・コンサートの時から、クシシトフ・ペンデレツキ、ルチアーノ・ベリオ、ピーター・マックスウェル・デイヴィス、ネッド・ローレムなど著名な作曲家に作品を委嘱し、その数はすでに100曲を超えている。世界の数多くの有名なコンサートホールでの演奏をはじめ、ヨーロッパの教会、ハリウッドボウル、ニューヨーク・メッツの本拠地シェイ・スタジアム、ウィンザー城などでのコンサートにも出演している。また、ロンドン交響楽団、BBC交響楽団、シカゴ交響楽団などのオーケストラと共演、最近では、ジョージ・マーティンのプロデュースによるビートルズ・アルバムをシンシナティ・ポップスと共にリリース。さらに、キリ・テ・カナワ、ジョージ・シアリング、エベリン・グレニー、ダドゥリー・ムーアやビーチ・ボーイズのブルース・ジョンソンなどとのコラボレーションで実現したレコーディングは70枚以上にものぼる。現在彼らは、彼ら自信の持つ音楽性やパフォーマンスを多くの人々に伝えるべく、教育活動にも情熱を注いでいる。シュレスヴィッヒ・ホルスタイン音楽祭で定期的にマスタークラスを行っているほか、96年からはロンドン王立音楽院専属のプリンス・コンソート・アンサンブルという称号を与えられている。これらの活動は彼らの楽しみのひとつでもあるが、同時にこの活動自体が彼らキングズ・シンガーズを世界の頂点に君臨させる原動力になっている。

デイヴィッド・ハーリー(カウンターテナー)

1962年生まれ。13歳でウィンチェスター・カレッジに入学、カウンター・テナーとなる。オックスフォード大学ニュー・カレッジに合唱奨学生として入学し、90年にザ・キングズ・シンガーズのメンバーとして迎えられる。

ロビン・タイソン(カウンターテナー)

カンタベリー教会の聖歌隊の一員として歌っていた後、バリトンに転向、17歳の時にカウンターテナーとなり、2001年にメンバ-に加わる。それまで、彼はいくつかのグループのメンバ-としてヨーロッパやアメリカ、アジアで活躍。彼自身がつくった、Acappellafellasという6人グループもその1つである。

ポール・フェニックス(テノール)

1967年生まれ。9歳でセントポール大聖堂の聖歌隊の一員となり、テレビドラマ"Tinker, Tailor, Soldier, Spy"のテーマ曲を録音し大成功を収めた。91年にロイヤル・ノーザン音楽大学を卒業後、97年9月にザ・キングズ・シンガーズのメンバーに迎えられた。

フィリップ・ローソン(バリトン)

ヨーク大学で音楽を学び、卒業後ロンドンに移住。カウンターテナーからバリトンに転向した彼は、主にBBCシンガーズやポール・カテドラル聖歌隊と仕事をし、ソールズベリーで10年間学校の先生をしたり、ソールズベリー大聖堂の聖歌隊の一員として活躍。また、作曲も手がけており、ザ・キングズ・シンガーズのためのアレンジは、彼の手によるものである。

クリストファー・ガビタス(バリトン)

8歳でロチェスターの大聖堂で歌い始め、1997年ケンブリッジのセント・ジョーンズ・カレッジに入学後、聖歌隊ジェントルマン・オブ・セント・ジョーンズやコレギウム・リーガルで歌う。卒業後、キリスト教会カテドラル聖歌隊のメンバーとして活動を続け、2004年1月ザ・キングズ・シンガーズのメンバーとなった。

スティーヴン・コノリー(バス)

ヨークシャー生まれ。ギルドホール音楽演劇学校で奨学生としてルドルフ・ピエネイに師事。正式に卒業する前に、ザ・キングズ・シンガーズのオーディションを受け、メンバーとなった。