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Concert  コンサート情報

In between music and poetry Vol. 4 ――詩はいつも音楽に恋してる。
“家族の肖像” Part II

2005年214日(月) 19:00開演

全席指定 4,000

谷川俊太郎

谷川俊太郎(詩と朗読)
谷川賢作(作曲/ピアノ)
吉岡アカリ(フルート)
庄司知史(オーボエ、イングリッシュホルン)
草刈麻紀(クラリネット)
大澤昌生(ファゴット)
スペシャル・ゲスト:小池昌代(詩と朗読)

後援:サイレント/ポリスター・レコード

王子ホール主催の看板コンサートとしてもすっかり定着した感がある、谷川俊太郎と作曲家にしてピアニストの谷川賢作による詩と音楽のコラボレーション・コンサート第4弾。今回は、「家族の肖像」オリジナル・レコーディング・メンバーによる木管四重奏団と共に詩人の小池昌代を招き素晴らしき、ヴァレンタイン・デイに素晴らしい詩と音楽の一夜をおおくりします。
プログラム
谷川俊太郎自らの朗読と谷川賢作の音楽による
「詩と音楽のコラボレーション」
プロフィール
谷川俊太郎

谷川俊太郎(詩と朗読)

1931年東京生まれ。52年、「文学界」に詩を発表して注目を集め、処女詩集「二十億光年の孤独」を刊行、みずみずしい感性が高い評価を得る。以降文筆業を生業として今日に至る。主な詩集には、読売文学賞を受賞した「日々の地図」をはじめ「ことばあそびうた」「定義」「みみをすます」「よしなしうた」「世間知ラズ」「モーツァルトを聴く人」などがある。また、絵本「けんはへっちゃら」「こっぷ」「わたし」や、日本翻訳文化賞を受賞した訳詩集「マザーグースのうた」やスヌーピーでおなじみの「ピーナッツ」などの翻訳、脚本、写真、ビデオなどさまざまな分野で活躍している。現代を代表する詩人のひとり。最新詩集「あさ―朝―」(アリス館刊)。

谷川賢作

谷川賢作(作曲/ピアノ)

ピアニスト/作・編曲家。1960年東京生まれ。私立玉川学園高等部卒業後、アンスクールにてピアノ及び音楽理論を佐藤允彦に師事。在学中から様々なセッションに参加するかたわらラジオ ドラマ、舞台音楽の作・編曲を手がけるようになる。 86年市川崑監督作品「鹿鳴館」に起用されると、そ の後の市川監督の全作品の音楽を担当する。88、95、97年日本アカデミー賞優秀音楽賞受賞。95年第40回アジア太平洋 映画祭最優秀音楽賞受賞。96年 現代詩を歌うグループDiVaを結成、父である詩人谷川俊太郎とともに全国各地で音楽と朗読のコンサートを行う。2002年3月には詩画集「クレーの天使」(講談社刊) のピアノと朗読のCDをリリース。これが俊太郎との初のコラボレートCDとなる。03年、詩と音楽のコラボレートCD第2集「Kiss」をリリース。04年、第3集「家族の肖像」をリリースし書く方面から絶賛される。

小池昌代(スペシャル・ゲスト/詩と朗読)

小池昌代(詩と朗読)

1959年東京・深川生まれ。幼少時より詩という概念に心惹かれ、いつか言葉によって詩を書きたいと切望した。第一詩集『水の町から歩き出して』(88)以後、『青果祭』(91)、『永遠に来ないバス』(97・現代詩花椿賞)、『もっとも官能的な部屋』(99・高見順賞)、『夜明け前十分』(2001)、『雨男、山男、豆をひく男』(01)。エッセイ集には『屋上への誘惑』(01・講談社エッセイ賞)。この他、数冊の絵本の翻訳がある。95年、「音響家族」創刊。89年~99年にかけて、林 浩平、渡邊十絲子とともに、詩誌「Mignon」を作り、02年からは、石井辰彦、四方田犬彦をメンバーとする「三蔵2」に参加した。