コンサート情報

波多野睦美 歌曲の変容シリーズ 第10回
“イタリア歌曲集〜優しい森よ〜”

完売
2015年5月30日(土)

2015年1020日(火) 19:00開演

全席指定 5,500 

波多野睦美(メゾ・ソプラノ)
西山まりえ(バロック・ハープ/チェンバロ) 
川久保洋子(バロック・ヴァイオリン)
宮崎蓉子(バロック・ヴァイオリン)
朝吹園子(バロック・ヴィオラ)
懸田貴嗣(バロック・チェロ)

時代を超えた歌曲の魅力を波多野睦美の歌で再発見する「歌曲の変容シリーズ」。さまざまな楽器との共振、音楽的な対話を経て、歌曲の新しい横顔が見えてきます。節目となる第10回は、チェンバロ、バロック・ハープ、弦楽器と共に、美しい「イタリア歌曲集」をオリジナル・ヴァージョンでお届けします。

 

「イタリア歌曲集」を人にたとえるなら、
古い幼なじみ、最初の師匠、あるいは長いつきあいの同僚、
私にとってそんな存在だ。
あまりに近くにありすぎて、その良さを忘れがちになる。

だがそんな慣れ親しんだ、よく知っていると思っていた相手がある日、
これまでと全く違った装いをして待ち合わせに現れ、
新しい環境や生き方のことを、聞いたことのない言葉使いで話し始めたら。
あらためてその人の魅力に目を開かされる気がするだろう。

チェンバロやバロック・ハープと共に「イタリア歌曲集」をオリジナルの形で歌ってみた時、そんな思いがよぎった。
懐かしくて新しい響き。
声楽を始めた子供の頃にとりつかれた大好きな曲の数々が、新しい友人としてかえってきた。

「歌曲の変容」はシリーズ10回目を迎えました。
感謝の思いとともに原点にたちかえり、さらに変容しながら歌っていきます。

―ー2015年 波多野睦美

 

>>波多野睦美インタビューを読む

プログラム

ヘンデル:私を泣かせてください
    :ああ、私の心よ
カルダーラ:優しい森よ
スカルラッティ:すみれ
       :ガンジス川から陽は昇り
チェスティ:愛しい人のまわりに
カリッシミ:勝利だ!私の心よ
カッチーニ:アマリッリ
他予定

プロフィール

波多野睦美(メゾ・ソプラノ)

ロンドンのトリニティ音楽大学声楽専攻科修了。シェイクスピアの時代のイギリスのリュートソングでデビュー後、バッハ「マタイ受難曲」、ヘンデル「メサイア」などの宗教作品、オラトリオのソリストを含め、さまざまなバロックオーケストラと共演し、国内外で多くのコンサート、音楽祭に出演。現代音楽では間宮芳生作品の世界初演、サイトウキネン武満徹メモリアル、水戸芸術館「高橋悠治の肖像」「間宮芳生の肖像」、サントリーホール「作曲家の個展・権代敦彦」他。放送ではNHK「ニューイヤー・オペラコンサート」「ららら♪クラシック」「名曲アルバム」「BSクラシック倶楽部」「日本の叙情歌」「題名のない音楽会」等。また、モンテヴェルディ「ポッペアの戴冠」のオッターヴィア、パーセル「ダイドーとエネアス」のダイドー、モーツァルト「イドメネオ」のイダマンテ役など、オペラ出演でも深い表現力と存在感で注目される。王子ホールでの「歌曲の変容シリーズ」、自主企画「朝のコンサートシリーズ」等、独自の企画を続け、広く観客の支持を得る。ジャズ、ポップスのアーティストからのオファーも多く、活動の幅は広い。現在、音楽雑誌『アルテス』にエッセイ「うたうからだ」を連載するほか、朗読、ナレーションの分野にも活動を拡げている。国内外で高い評価を得ている古楽器との共演による多くのCD作品のほか、高橋悠治(ピアノ)との「ゆめのよる」「猫の歌」、栃尾克樹(バリトンサックス)を加えてのトリオCD「風ぐるま」、西山まりえ(ハープ)との共演による「月の沙漠〜日本のうた」などのCDを発表。2015年夏には「イタリア歌曲集〜すみれ」(仮題)リリース予定。

オフィシャルサイト http://hatanomutsumi.com

西山まりえ(バロック・ハープ/チェンバロ)

チェンバロとヒストリカル・ハープ、2種の古楽器を自在に操る希有なプレーヤーとして世界的に知られ、数多くのコンサートや録音に参加。古楽アンサンブル「アントネッロ」メンバーとしても活躍。第11回山梨古楽コンクール・チェンバロ部門第1位および栃木[蔵の街]音楽祭賞受賞。「ハープ女学園」、「クラヴサン・クラブ」主宰、古楽ワークショップ「信州アーリー・ミュージック村」芸術監督。

OfficialWebsite http://marienishiyama.com

川久保洋子(バロック・ヴァイオリン)

桐朋学園大学音楽学部、東京藝術大学大学院古楽科修士課程修了。フランス国立リヨン高等音楽院古楽科および室内楽科修士課程修了。2007年プレミオ・ボンポルティ国際コンクール第4位。09年ブルージュ国際古楽コンクール室内楽部門優勝 (Ensemble Les Timbres) 。14年初録音CD「ラモー クラヴサン・コンセール全曲」はDiapason d’orを受賞。オーケストラだけではなく室内楽奏者としても幅広く活躍中。

宮崎蓉子(バロック・ヴァイオリン)

東京音楽大学卒業後、2004年渡英。ギルドホール音楽院にて理事長推薦特待生として研鑽を積む。ヴァイオリンを瀬戸揺子、景山誠治、バロック・ヴァイオリンを渡邊慶子、R.ポジャー、S.スタンデイジの各氏に師事。バロック・トリオ・オウレリア、ロンドン・フェスティバル・オーケストラ、オーケストラ・エイジ・オブ・エンライトメント等でヨーロッパ各地で演奏。2014年ソロCD「Ciaccona」リリース。

朝吹園子(バロック・ヴィオラ)

東京藝術大学、同大学院修了。明治安田生命より奨学金を受ける。文化庁在外派遣研修員。ドイツのフライブルク音楽大学、スイスのバーゼル・スコラ・カントゥルム卒業。第18回宝塚ベガ音楽コンクール、第9回コンセール・マロニエ21、 “デンハーグピアノ五重奏団“として第16回ファン・ワセナール古楽コンクールにて、それぞれ第1位を受賞。バーゼル在住。

懸田貴嗣(バロック・チェロ)

ミラノ市立音楽院にてチェロをG.ナジッロ氏に師事。伊ボンポルティ国際古楽コンクールで第1位受賞。ラ・ヴェネシアーナ、リクレアツィオン・ダルカディアなどのメンバーとして、日本、欧州各地の主要な音楽祭での演奏や録音活動を行っている。CD「ランゼッティ チェロ・ソナタ集」で文化庁芸術祭優秀賞を受賞。