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Concert  コンサート情報

アリーナ・イブラギモヴァ&セドリック・ティベルギアン 
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会(全5回)Vol.1~3

2015年

101日(木) 19:00開演 全席指定 6,000

102日(金) 19:00開演 全席指定 6,000

103日(土) 15:00開演 全席指定 6,000

3公演セット券 16,500
※セット券は王子ホールチケットセンター電話予約のみ取り扱い

2015年5月30日(土)
(c)Sussie Alburg

アリーナ・イブラギモヴァ(ヴァイオリン)
セドリック・ティベルギアン(ピアノ)

実力、人気共に躍進目覚ましいヴァイオリニスト、アリーナ・イブラギモヴァと盟友セドリック・ティベルギアンが放つ旬のデュオ第2弾。2013年9月、3回のベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会に続き、今回は全5回に亘るモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ全曲(偽作とされる第17番から第23番を除いた全36曲)演奏会を開催します。留まることを知らないふたりの音楽への情熱と才能をご一緒に追いかけたいと思います。

 

>>アリーナ・イブラギモヴァ&セドリック・ティベルギアン インタビューを読む

 

※招聘元ユーラシック社による特設ページ

※評論家舩木篤也氏によるエッセイ「アリーナ・イブラギモヴァ讃
※評論家矢澤孝樹氏によるエッセイ「予測不能の変容力

※評論家青澤隆明氏によるエッセイ「自然であることの凄み

 

 

 

 

ソナタ 第24番 ハ長調 K296 より

プログラム

訂正とお詫び:
チラシ・新聞等で当初発表した作品の番号に誤りがありましたので、お詫びし訂正いたします。
10/1 第40番→第41番、第34番→第35番
10/2 第31番→第32番、第36番→第37番
10/3 第39番→第40番

モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ
10/1 Vol.1
第25番 ト長調 K.301(293a)
第5番 変ロ長調 K.10
第41番 変ホ長調 K.481
********** 休憩 **********
第35番 ト長調 K.379(373a)
第15番 ヘ長調 K.30
第9番 ハ長調 K.14
第28番 ホ短調 K.304(300c)

10/2 Vol.2
第32番 ヘ長調 K.376(374d)
第10番 変ロ長調 K.15
第37番 イ長調 K.402(385e)
第1番 ハ長調 K.6
********** 休憩 **********
第14番 ニ長調 K29
第4番 ト長調 K9
第2番 ニ長調 K7
第29番 イ長調 K.305(293d)

10/3 Vol.13
第40番 変ロ長調 K.454
第12番 ト長調 K.27
第24番 ハ長調 K296
********** 休憩 **********
第43番 ヘ長調 K547
第16番 変ロ長調 K31
第30番 ニ長調 K306

プロフィール

アリーナ・イブラギモヴァ(ヴァイオリン)

バロック音楽から委嘱新作までピリオド楽器とモダン楽器の両方で演奏するアリーナ・イブラギモヴァは、ロンドン響、ドイツ・カンマーフィル・ブレーメン、シュトゥットガルト放送響、フランス放送フィルハーモニー管、マリインスキー劇場管、フィルハーモニア管、エイジ・オブ・エンライトメント管、BBCの全てのオーケストラ等と共演を果たしている。これまでに共演した指揮者には、サー・チャールズ・マッケラス、ヴァレリー・ゲルギエフ、サー・ジョン・エリオット・ガーディナー、パーヴォ・ヤルヴィ、ウラディミール・ユロフスキ、フィリップ・ヘレヴェッヘ、ヤニック・ネゼ=セガン、トゥガン・ソヒエフ、ジャナンドレア・ノセダなどがいる。最近の主な協奏曲の共演で、サー・ジョン・エリオット・ガーディナー指揮ロンドン響とシューマン、ファンホ・メナ指揮クリーヴランド管とシベリウス、フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮ロイヤル・フランダース・フィルハーモニー管とメンデルスゾーン、ウラディミール・ユロフスキ指揮フィラデルフィア管のデビューでモーツァルト4番を演奏。また今後の主な協奏曲の予定は、ベルナルト・ハイティンク指揮ロンドン響とモーツァルト3番、ケント・ナガノ指揮モントリオール響とベートーヴェン、コチシュ・ゾルタン指揮ハンガリー国立管とバルトーク2番などがある。またソリストとしての弾き振りでクレメラータ・バルティカ、エンシェント室内管ともツアーを行っている。ソロ作品と室内楽で定期的にパートナーを組むセドリック・ティベルギアンとは、ウィグモア・ホール、コンセルトヘボウ、モーツァルテウム、ムジークフェライン、カーネギー・ホール、シャンゼリゼ劇場などの他、ザルツブルク、ヴェルビエ、ロッケンハウス、そしてオールドバラなどの音楽祭に出演している。前シーズンのリサイタルのハイライトとしては、名古屋と東京でのベートーヴェン・ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会、サン・フランシスコやニュー・ヨークのパーク・アヴェニュー・アーモリ-・リサイタル・シリーズなどでアメリカをツアーした他、再びウィグモア・ホールとシャンゼリゼ劇場に登場した。ロシア生まれ、モスクワのグネーシン音楽学校で学び、1995年には家族とともにイギリスに移住。メニューイン・スクールと王立音楽院で学び、ナターシャ・ボヤルスキ、ゴルダン・ニコリッチ、クリスティアン・テツラフ、エイドリアン・バターフィールド等に師事。2010年のロイヤル・フィルハーモニック協会のヤング・アーティスト賞、ボルレッティ=ブイトーニ・アワードを受賞、ハイペリオン・レコードで録音を多数行っている。使用楽器は、ゲオルク・フォン・オペルから貸与されたアンセルモ・ベローシィオ(c.1775年製)を使用。

(c)Jean Baptiste Millot

セドリック・ティベルギアン(ピアノ)

輝かしい国際的なキャリアは五大陸全土にわたり、カーネギー・ホール、ケネディ・センター、ロイヤル・アルバート・ホール、クイーン・エリザベス・ホール、バービカン・センター、ザルツブルクのモーツァルテウム等、世界で最も名声の高いホールに登場している。今後は、ロンドン響へのデビューや、エンリケ・マッツォーラ指揮パリ管とベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲演奏会を完結させる。リサイタルでは、ウィーン・コンツェルトハウス、アムステルダム・コンセルトヘボウのほか、ウィグモア・ホールの名誉あるマスター・シリーズへの出演やシャンゼンリゼ劇場に再び登場する。最新のCDは、ハイペリオンより2014年『シマノフスキ:ピアノ作品集』をリリースし、「その上品な妙技は巨匠の域である」(グラモフォン誌)など各誌で絶賛された。その他、「デュボワ:ロマン派ピアノ協奏曲シリーズ」(アンドルー・マンゼ/BBCスコティッシュ響)、「フランク:交響的変奏曲、交響詩《鬼神》」(フランソワ=グザヴィエ・ロト/リエージュ・フィル)、「ブラームス:ピアノ協奏曲第1番」(ビエロフラーヴェク/BBC響)、6枚のソロ作品集がハルモニア・ムンディからリリースされている。パリ国立高等音楽院でフレデリック・アゲシーとジェラール・フレミーに師事し、1992年、わずか17歳でプルミエ・プリを受賞。その後、複数の国際コンクール(ブレーメン、ダブリン、テル・アヴィヴ、ジュネーブ、ミラノ)で入賞し、98年ロン=ティボー国際コンクールでの優勝では、合わせて5つの特別賞も受賞した。60曲を超える協奏曲のレパートリーを持ち、一流オーケストラと共演を重ねている。これまでに、ボストン響、クリーヴランド管、ワシントン・ナショナル響、ドレスデン・フィル、チューリッヒ・トーンハレ管、スイス・ロマンド管、ブダペスト祝祭管、チェコ・フィルハーモニー管、シュトゥットガルト州立歌劇場管、BBC響、フランス放送フィル、パリ管、フランス国立管、シドニー響、NHK響、東京フィル、新日本フィル、東響、札幌響等と共演。指揮者では、クリストフ・エッシェンバッハ、イルジー・ビエロフラーヴェク、ライオネル・ブランギエ、ロビン・ティッチアーティ、ヤニック・ネゼ=セガン、シモーネ・ヤング、チョン・ミョンフン、クルト・マズア、イヴァン・フィッシャー、ジェフリー・テイト、ルイ・ラングレー、リュドヴィク・モルロー、ステファン・ドヌーヴ、エンリケ・マッツォーラ等と共演している。室内楽にも熱心で、特に、アリーナ・イブラギモヴァ、アントワン・タメスティ、ピーター・ウィスペルウェイと定期的にパートナーを組んでいる。