河村尚子が贈る音楽の旅 Vol.3
~ブラームスはお好き?~
2026年4月6日(月)19:00 開演
全席指定 6,500円
充実の時を迎えている国際派ピアニスト、河村尚子が贈る音楽の旅。親密な空間だからこそ詳らかに表現できる密やかな曲を織り交ぜながら、一人一人の心に彩を添える音楽をお届けします。第3回は、自身がこよなく愛するブラームスの世界へ。大曲『ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ』を中心に、散りばめられた珠玉の小品たちを巡ります。
<オール・ブラームス・プログラム>
ブラームス
:8つの小品 Op.76 第1番 奇想曲 嬰ヘ短調
:8つの小品 Op.76 第3番 間奏曲 変イ長調
:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ Op.24
********** 休憩 **********
:幻想曲集 Op.116 第4番 間奏曲 ホ長調
:4つの小品 Op.119 第3番 間奏曲 ハ長調
:6つの小品 Op.118 第3番 バラード ト短調
:3つの間奏曲 Op.117 第2番 変ロ短調
:2つの狂詩曲 Op.79 第2番 ト短調
:幻想曲集 Op.116 第5番 間奏曲 ホ短調
:4つの小品 Op.119 第4番 狂詩曲 変ホ長調
![]() (c)Marco Borggreve |
河村尚子(ピアノ) ハノーファー国立音楽芸術大学在学中の2006年ミュンヘン国際コンクール第2位受賞。翌年、クララ・ハスキル国際コンクールにて優勝を飾り、大器を感じさせる新鋭として世界の注目を浴びる。ドイツを拠点に、ヨーロッパ、ロシア、日本などで積極的にリサイタルを行う傍ら、ウィーン交響楽団、バイエルン放送交響楽団などにソリストとして迎えられ、室内楽でもカーネギー・ホールなどで演奏。日本では、04年小林研一郎指揮東京フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会でデビュー。以来、P.ヤルヴィ指揮NHK交響楽団を含む日本国内の主要オーケストラと相次いで共演を重ねる一方、フェドセーエフ指揮モスクワ放送交響楽団、ルイージ指揮ウィーン交響楽団、プレトニョフ指揮ロシア・ナショナル管弦楽団、ヤノフスキ指揮ベルリン放送交響楽団、ビエロフラーヴェク指揮チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、山田和樹指揮バーミンガム市交響楽団などの日本ツアーに参加。主なCDに「ショパン:ピアノ・ソナタ第3番&シューマン:フモレスケ」「ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番&チェロ・ソナタ」「ショパン:24の前奏曲&幻想ポロネーズ」「月光」「悲愴」を含む待望のベートーヴェンのCDを19年4月にリリースし、続けて10月にはベートーヴェンの「熱情」等を収めた最新譜が発売された(RCA Red Seal)。文化庁芸術選奨文部科学大臣新人賞、新日鉄音楽賞、出光音楽賞、日本ショパン協会賞、井植文化賞、ホテル・オークラ賞、20年には第32回ミュージック・ペンクラブ音楽賞独奏・独唱部門賞、第12回CDショップ大賞2020・クラシック賞、第51回サントリー音楽賞を受賞。24年はデビュー20周年を迎え、9月に記念のツアーを行い、新しいアルバム「20-Twenty」を発売。これまで、ウラディーミル・クライネフ、澤野京子、マウゴルジャータ・バートル・シュライバーに師事。現在、ドイツ・エッセンのフォルクヴァング芸術大学教授。 |



