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Concert  コンサート情報

郷古 廉&小林壱成 第一回

2024年75日(金) 19:00開演
全席指定 5,500

ご好評につき完売いたしました
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郷古 廉(ヴァイオリン)
小林壱成(ヴァイオリン)

太陽と月、陰と陽、黒と白、S極とN極、武蔵と小次郎・・・、この2人を見ていると色々な連想が浮かんでくる。その音楽も然り。激しく対峙することを辞さない瞬間もあれば、慈愛を持って支え合い、個性は違えど共鳴し合いもする。音楽の芯を掴もうと全身で相手に耳を傾けている姿は、お互いへのリスペクトを感じて清々しい。男同士、本気で臨むデュオにお立会いください。
プログラム

シュポア:2つのヴァイオリンのための二重奏曲集 ニ長調 Op.67-2
ヴィエニャフスキ:2つのヴァイオリンのためのエチュード・カプリース Op.18

 

********** 休憩 **********

 

イザイ:2つのヴァイオリンのためのソナタ イ短調(遺作)

プロフィール
(c)Hisao Suzuki

郷古 廉(ヴァイオリン)

2013年8月ティボール・ヴァルガ シオン国際ヴァイオリン・コンクール優勝ならびに聴衆賞・現代曲賞を受賞。現在、国内外で最も注目されている若手ヴァイオリニストのひとりである。06年第11回ユーディ・メニューイン青少年国際ヴァイオリンコンクールジュニア部門第1位(史上最年少優勝)。07年12月のデビュー以来、読売日響、大阪フィル、名古屋フィル、仙台フィル等を含む各地のオーケストラと共演。共演指揮者にはゲルハルト・ボッセ、フランソワ=グザヴィエ・ロト、秋山和慶、井上道義、下野竜也、山田和樹、川瀬賢太郎などがいる。《サイトウ・キネン・フェスティバル松本》、《東京・春・音楽祭》、《ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン》にも招かれている。また17年より3年かけてベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全曲を演奏するシリーズにも取り組んだ。14年にEXTONレーベルより無伴奏作品によるデビューCDをリリースし、15年にはnascorレーベルよりブラームスのヴァイオリン・ソナタ集を、20年にはEXTONレーベル第4弾となる「ベルギー・アルバム」をリリースした。使用楽器は1682年製アントニオ・ストラディヴァリ(Banat)。個人の所有者の厚意により貸与される。19年第29回出光音楽賞受賞。NHK交響楽団ゲスト・アシスタント・コンサートマスターを経て、23年4月よりゲスト・コンサートマスター。

(c)Shigeto Imura

小林壱成(ヴァイオリン)

東京藝術大学、同大学院を卒業・修了し、ドイツ・ベルリン芸術大学大学院修士課程修了。Gyarfas Competition(ベルリン)最高位受賞、在学中、Symphonieorchester der UDK Berlinのコンサートマスターとしてヨーロッパ各国で演奏。幼少よりNHK交響楽団特別コンサートマスター篠崎史紀監督の青少年オーケストラT.J.O.S.で活動し藝大にて師事。渡独後はProf.M.Contzen、バイエルン放送交響楽団第1コンサートマスターA. Barakhovskyに、また室内楽をアルテミス・カルテットに学ぶ。「青山音楽賞新人賞」、「日本音楽コンクール」他受賞多数。 野村財団、明治安田QOL文化財団、ローム音楽財団等奨学生。ヴェンゲーロフとバッハの二重協奏曲のソリストとして、また「ヴェンゲーロフが選んだ日本の若手ソリスト」として共演。ソリストとして東京交響楽団、読売日本交響楽団、兵庫芸術文化センター管弦楽団「PACオーケストラ」、千葉交響楽団等と共演。国内外の音楽祭出演はじめ、ヴェンゲーロフ、レーピン等著名音楽家と共演を重ねる他、各楽団のゲスト・コンサートマスターとして活躍。現在、東京交響楽団コンサートマスター。ラ・ルーチェ弦楽八重奏団、王子ホールレジデント「ステラ・トリオ」メンバー。