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Concert  コンサート情報

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イザベル・ファウスト、クリスティン・フォン・デア・ゴルツ、クリスティアン・ベザイデンホウト

2023年
1010日(火) 19:00開演
1011日(水) 19:00開演
全席指定 各8,000円、2公演セット券15,000

ご好評につき完売いたしました
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イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
クリスティン・フォン・デア・ゴルツ(バロック・チェロ)
クリスティアン・ベザイデンホウト(チェンバロ)

音楽的な観点から歴史を深く掘り下げる豊かな知性と、今起きていることを鋭敏に捉える現代的なセンスを併せ持ち多くの音楽ファンを魅了するイザベル・ファウスト。次なるプロジェクトは、バッハのヴァイオリン・ソナタを中心とした欧州のバロック音楽の歴史を紐解く作品集です。チェンバロはファウストが絶大なる信頼を寄せるフォルテピアノの名手でもあるクリスティアン・ベザイデンホウト。フライブルク、ベルリンなどのバロック・オーケストラで活躍しているチェロ奏者、クリスティン・フォン・デア・ゴルツも加わって納得の布陣でおおくりします。

 

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Message from the Artist

プログラム

<10/10>

J.S.バッハ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト長調 BWV1021
ピゼンデル(伝J.S.バッハ):ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ハ短調 BWV1024
ビーバー:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ 第5番 ホ短調

********** 休憩 **********

フローベルガー:ブランシュローシュ氏の死に寄せるトンボー ハ短調 FbWV632(チェンバロ・ソロ)
ヘンデル:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ニ長調 HWV371
J.S.バッハ:ヴァイオリンとオブリガート・チェンバロのためのソナタ ト長調 BWV1019

 

<10/11>

J.S.バッハ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ホ短調  BWV1023
ピゼンデル:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ニ長調
J.S.バッハ:ヴァイオリンとオブリガート・チェンバロのためのソナタ  ト短調  BWV1029
(原曲…ヴィオラ・ダ・ガンバとオブリガート・チェンバロのためのソナタ)

********** 休憩 **********

J.S.バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ ト長調  BWV1019aより
カンタービレ・マ・ウン・ポコ・アダージョ/アダージョ/ヴァイオリン・ソロ・エ・バッソ・アコンパニャート
J.S.バッハ:ヴァイオリンと通奏低音のためのフーガ ト短調  BWV1026
リッテル:組曲 ハ短調(メラー手稿譜)より アルマンド/サラバンド(チェンバロ・ソロ)
L.クープラン:パッサカリア ハ長調(クラヴサン曲集 第27番 デイヴィット・モロニー編)(チェンバロ・ソロ)
ヴェストホフ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ 第2番 イ短調

プロフィール
(c)Felix Broede

イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)

音楽的歴史文脈とそれにふさわしい楽器、そして現代の知識に基づいた忠実な音楽解釈で世界中の聴衆を魅了し、幅広い作品をレパートリーとする。レオポルド・モーツァルト・コンクールおよびパガニーニ国際ヴァイオリン・コンクール優勝。これまでに、ベルリン・フィル、ボストン響、ヨーロッパ室内管、フライブルク・バロック・オーケストラをはじめとする世界の主要オーケストラと、アンドリス・ネルソンス、ジョヴァンニ・アントニーニ、ジョン・エリオット・ガーディナー、ダニエル・ハーディング、フィリップ・ヘレヴェッヘ、ユッカ=ペッカ・サラステ、クラウス・マケラ、ロビン・ティッチアーティ等の指揮者と共演し、室内楽では、ソル・ガベッタ、ジャン=ギアン・ケラス、アントワン・タメスティ、イェルク・ヴィトマン、アレクサンドル・メルニコフ、ピエール=ローラン・エマール、アンナ・プロハスカ等と共演している。ハルモニア・ムンディよりリリースした録音は、ディアパソン・ドール賞やグラモフォン賞など受賞多数。クリスティアン・ベザイデンホウトとは『J.S.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ集』をリリース。最新盤は『ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲&室内楽集』(フランソワ=グザヴィエ・ロト指揮レ・シエクル)。

(c)Marco Borggreve

クリスティン・フォン・デア・ゴルツ(バロック・チェロ)

深い見識を持ち、古楽とモダンの双方で活躍するチェリスト。ソロや室内楽で、ニコラウス・アーノンクール、マルク・ミンコフスキ、クリスティアン・ベザイデンホウト、イザベル・ファウスト、ゲロルト・フーバー、ドロテー・オーバーリンガー、ヒレ・パール等と共演している。1991年~2004年までフライブルク・バロック・オーケストラのメンバーを務め、06年からはベルリン・バロック・ゾリステンのメンバーとしても演奏活動を行い、数多くのレコーディングや世界各地へのツアーに参加している。ノルウェーの古楽アンサンブルであるバロッカネルネと定期的に共演し、バイエルン放送響の演奏家が母体となり結成されたラッカデミア・ジョコーサでは芸術監督を務めた。室内楽では、トリオ・ヴィヴェンテのメンバーとしても活動を展開している。ドイツ・ヴュルツブルク生まれ。フライブルクでクリストフ・ヘンケルに、ロンドンでウィリアム・プリースに師事。イギリスでは古楽オーケストラのハノーヴァー・バンドやニュー・フィルハーモニア管でも参加した。現在、フランクフルト音楽大学およびミュンヘン音楽大学のバロック・チェロの教授を務める。

(c)Marco Borggreve

クリスティアン・ベザイデンホウト(チェンバロ)

いまもっとも注目されるエキサイティングな鍵盤楽器奏者。フォルテピアノの名手であるが、チェンバロ、モダンピアノにも精通している。21歳でブルージュ国際古楽コンクール、フォルテピアノ部門で第1位と聴衆賞という2重の栄誉に輝く。フライブルク・バロック・オーケストラ、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、シャンゼリゼ管など主要オーケストラに招かれ、ときにはディレクターとしての役割も担う。フランス・ブリュッヘン、クリストファー・ホグウッド、エリオット・ガーディナーなど著名な指揮者と、ソリストではアマンディーヌ・ベイエ、ジュリアーノ・カルミニョーラ、イザベル・ファウスト等と共演。レコーディングは2009年からハルモニア・ムンディと長期契約を結びモーツァルトの鍵盤楽器作品全9集をはじめ多くのCDがリリースされ、エディソン賞、ドイツ・レコード批評家賞、エコー・クラシック賞など数多く受賞。最新ディスクはフライブルク・バロック・オーケストラとの『モーツァルト:ピアノ協奏曲集』。現在、フライブルク・バロック・オーケストラ芸術監督、イングリッシュ・コンサート首席客演指揮者としても活動している。使用楽器は、ヤン・カルスベック 2000年作(オランダ)のジャーマン・モデル(ミートケ・モデル)。