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Concert  コンサート情報

ステラ・トリオ Vol.6

2023年311日(土) 14:00開演
全席指定 4,000

ご好評につき完売いたしました
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小林壱成(ヴァイオリン)
伊東 裕(チェロ)
入江一雄(ピアノ)

王子ホールレジデントのピアノ・トリオとしてMAROワールドから誕生したステラ・トリオの6回目。それぞれのフィールドで切磋琢磨し、三者三様のユニークな個性を思う存分発揮して、「今僕らがやりたい音楽」をお届けします。さて今回も気合が入ったプログラム。先ず、ずしんと重低音で迫って来るショーソンでは入江一雄のへそ曲がり的な名人芸が楽しめるはず。さらに、エモーショナルな旋律に満ちたロマン派シューマンの名曲に彼らがどう向き合うか。最後はブラームスの最も清澄な、透明な作品に属すると述べられている円熟した作品で締めます。

 

>>「楓Vol.18」フォトダイアリー(小林壱成)を読む

プログラム

ショーソン:ピアノ三重奏曲 ト短調 Op.3
シューマン: ピアノ三重奏曲 第1番 ニ短調 Op.63
ブラームス: ピアノ三重奏曲 第2番 ハ長調 Op.87

プロフィール

小林壱成(ヴァイオリン)

東京藝術大学、同大学院を卒業・修了し、ドイツ・ベルリン芸術大学大学院修士課程修了。Gyarfas Competition(ベルリン)最高位受賞、在学中、Symphonieorchester der UDK Berlinのコンサートマスターとしてヨーロッパ各国で演奏。幼少よりNHK交響楽団第1コンサートマスター篠崎史紀監督の青少年オーケストラTJOSで活動し藝大にて師事。渡独後はProf. M.Contzen、バイエルン放送交響楽団第1コンサートマスターA. Barakhovskyに、また室内楽をアルテミス・カルテットに学ぶ。「青山音楽賞新人賞」、「日本音楽コンクール」他受賞多数。 野村財団、明治安田QOL文化財団、ローム音楽財団等奨学生。ヴェンゲーロフとバッハの二重協奏曲のソリストとして、また「ヴェンゲーロフが選んだ日本の若手ソリスト」として共演。ドイツの名匠セバスティアン・ヴァイグレに才能を高く認められ、ソリストとして読売日本交響楽団と共演。国内外の音楽祭出演はじめ、ヴェンゲーロフ、レーピン等著名音楽家と共演を重ねる他、各楽団のゲスト・コンサートマスターとして活躍。2021年9月より東京交響楽団コンサートマスター。

伊東 裕(チェロ)

奈良県生駒市出身。第77回日本音楽コンクールチェロ部門第1位、徳永賞受賞。葵トリオとして、第67回ARDミュンヘン国際音楽コンクールピアノ三重奏部門第1位受賞。長岡京室内アンサンブル、関西フィル、日本センチュリー交響楽団、神戸市室内合奏団、藝大フィル他オーケストラと協演。小澤国際室内楽アカデミー、音楽塾オーケストラ、また中之島国際音楽祭、武生国際音楽祭、ムジークフェストなら、北九州国際音楽祭、宮崎国際音楽祭、東京・春・音楽祭等に参加。NHK-FMリサイタル・ノヴァ、クラシック倶楽部などに出演。藝大にて福島賞、安宅賞、アカンサス音楽賞、三菱地所賞受賞。斎藤建寛、向山佳絵子、山崎伸子、中木健二、エンリコ・ブロンツィに師事。東京藝術大学音楽学部を首席で卒業し、同大学院音楽研究科修士課程を修了。ザルツブルク・モーツァルテウム大学、ミュンヘン・音楽演劇大学にて研鑽を積む。サントリーホール室内楽アカデミー第3期フェロー。紀尾井ホール室内管弦楽団メンバー。ヤマハ音楽支援制度2011年度奨学生。(公財)青山財団14年度奨学生。(公財)ローム音楽財団17・19年度奨学生。22年9月より東京都交響楽団首席チェロ奏者。

入江一雄(ピアノ)

東京藝術大学・同大学院を首席で卒業・修了。2012年9月よりチャイコフスキー記念ロシア国立モスクワ音楽院研究科に在籍し、16年夏にディプロマを取得し同科を修了。留学中にロームミュージックファンデーション(12、13年度)・文化庁(15年度)より助成を受ける。第77回日本音楽コンクールピアノ部門第1位、第1回コインブラ・ワールド・ピアノ・ミーティング(ポルトガル)第5位入賞他受賞多数。幅広いレパートリーの中でもライフワークであるプロコフィエフのピアノソナタ全曲演奏会を成功させる等のソロ活動に加え、新日本フィル、東京フィル、日本フィルなどの国内主要オーケストラとの共演や、若手演奏家からベテラン奏者まで幅広い音楽家との共演機会も多い。近年ではN響第一コンサートマスター篠崎史紀から絶大な支持を受け、同氏リサイタルや室内楽公演で多くの共演機会に恵まれる。これまでに植田克己、エリソ・ヴィルサラーゼら著名な音楽家に師事。現在、桐朋学園大学・昭和音楽大学にて教鞭をとる。