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Concert  コンサート情報

アリーナ・イブラギモヴァ
~無伴奏の夕べ~

2022年98日(木)19:00 開演
全席指定 6,000

ご好評につき完売いたしました
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アリーナ・イブラギモヴァ(ヴァイオリン)

今や新時代のヴァイオリニストの第一人者のひとりとなったアリーナの無伴奏リサイタル。なかなか入国が叶わず、待ちに待って今度こそ実現!ソロでの登場はおよそ8年ぶりとなります。プログラムは、前半がバッハのシャコンヌへのオマージュでもあるベリオのセクエンツァに導かれてパルティータ第2番へ、後半はロザリオのソナタから清澄な美しさを湛えるパッサカリアに始まり、バッハへのオマージュが随所に見られるバルトークのソナタで締めくくります。バロックと近代の2つの大曲を据えて過去から近現代まで、鮮やかなコントラストを描くアリーナの手腕に乞うご期待。

 

>>「楓Vol.16」のインタビューを読む

プログラム

ベリオ: セクエンツァ Ⅷ
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004
ビーバー:「ロザリオのソナタ」より パッサカリア ト短調 
バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Sz117

プロフィール

(c)Giorgia Bertazzi

アリーナ・イブラギモヴァ(ヴァイオリン)

バロック音楽から委嘱新作までピリオド楽器とモダン楽器の両方で演奏するアリーナ・イブラギモヴァは、2015年BBCプロムスでバッハ無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータの2夜にわたる全曲演奏を行い、英ガーディアン紙は、この公演を「イブラギモヴァの演奏の臨場感と誠実さには、演奏家と聴衆の間に存在するいかなる距離感をも打ち破る興味深い能力が備わっている」と評価、彼女の名声をさらに高めた。21/22シーズンのハイライトは、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、ロンドン響等との再演の他、マーラー・チェンバー・オーケストラにデビューする。これまでに、バイエルン放送交響楽団、ボストン交響楽団、ヨーロッパ室内管、エイジ・オブ・エンライトメント管等と共演、共演した指揮者には、ベルナルト・ハイティンク、サー・ジョン・エリオット・ガーディナー、ダニエル・ハーディング等がいる。室内楽でパートナーを組むセドリック・ティベルギアンとは、ウィグモア・ホール、ムジークフェライン等の他、ザルツブルク、オールドバラなどの音楽祭に出演。ロシア生まれ、メニューイン・スクールと王立音楽院で研鑽を積む。10年のロイヤル・フィルハーモニック協会のヤング・アーティスト賞、ボルレッティ=ブイトーニ・アワードを受賞。16年、大英帝国勲章MBEを授与される。ハイペリオン・レーベルで多数録音を行っており、19年にウラディミール・ユロフスキ指揮ロシア国立交響楽団とショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第1番&第2番を録音。最新の録音は、パガニーニの「24のカプリース」とメンデルスゾーンの「ヴァイオリン・ソナタ集」。使用楽器は、ゲオルク・フォン・オペルから貸与されたアンセルモ・ベローシィオ(c.1775年製)。