ojihall


Concert  コンサート情報

MAROワールド Vol.41
“モーツァルト Part V” by 篠崎“まろ”史紀

2021年423日(金)14:00/18:00 開演 ※開演時間が変更になりました
全席指定 各7,000

画像をクリックして拡大

篠崎“まろ”史紀、倉冨亮太(ヴァイオリン)
佐々木 亮、鈴木康浩(ヴィオラ)
富岡廉太郎(チェロ)

王子ホールが、“まろ”の愛称で親しまれているN響コンサートマスター、篠崎史紀と創る音楽の社交場、“MAROワールド”第41回は、およそ5年ぶり5度目のモーツァルトにして初の弦楽五重奏曲をお届けします。“MAROワールド”きっての弦の達人たちが繰り出すト短調はじめ名旋律の数々にご期待ください。
プログラム

モーツァルト
 :弦楽五重奏曲 第3番 ハ長調 K515  
 :弦楽五重奏曲 第4番 ト短調 K516
 :弦楽五重奏曲 第6番 変ホ長調 K614 


プロフィール

篠崎“まろ”史紀(ヴァイオリン)

愛称“まろ”。NHK交響楽団第1コンサートマスター。北九州市小倉出身。1963年、両親共にプロの幼児教育者の家に生まれ、3歳より父、篠崎永育にヴァイオリンの手ほどきを受ける。15歳の時に毎日学生音楽コンクール全国第1位。16歳で単身3ヶ月のザルツブルク夏期講習に参加。高校まで地元で過ごし卒業と同時に8年間に及ぶウィーン留学へ。師トーマス・クリスティアンの門戸を叩き、ウィーン市立音楽院に入学。翌年コンツェルト・ハウスでコンサート・デビューを飾り、その後ヨーロッパの主要なコンクールで数々の受賞を果たす。88年帰国後、群馬交響楽団、読売日本交響楽団のコンサートマスターを経、97年、34歳でNHK交響楽団のコンサートマスターに就任。以来、“N響の顔”として、ソリスト、室内楽奏者、指導者として、国内外で活躍中。96年より東京ジュニアオーケストラソサエティの音楽監督を務める他、WHO評議会委員を務め、そのコンサートにも熱心に取り組んでいる。14年、第34回有馬賞受賞。ヴァイオリン・ピアノ楽譜集「MARO’s Palette」(監修)、エッセイ「ルフトパウゼ ウィーンの風に吹かれて」が出版されている。現在、桐朋学園大学及び東京藝術大学非常勤講師、昭和音楽大学客員教授。

倉冨亮太(ヴァイオリン)

東京藝術大学音楽学部弦楽科を首席で卒業。在学中に福島賞、安宅賞、三菱地所賞等受賞。同大学修士課程修了。平成25年度優秀学生顕彰大賞受賞。公益財団法人 青山財団奨学生。ロームミュージックファンデーション2016年度奨学生。13年、市川市文化振興財団新人演奏家コンクール最優秀賞、シゲティ国際コンクール入賞。14年、リピッツァー国際コンクール第2位(最高位)、聴衆賞等の特別賞受賞。14-15年、紀尾井ホール室内管弦楽団シーズンメンバー。リゾナーレ室内楽セミナーにて音楽賞受賞。 16年にはプロジェクトQ、小澤征爾音楽塾、PMF等で研鑽を積む。別府アルゲリッチ音楽祭、リゾナーレ音楽祭、軽井沢国際音楽祭、“いしかわ・金沢 風と緑の楽都”音楽祭、北九州音楽祭、東京・春・音楽祭など出演し、活躍の場を広げている。これまでに千田成子、清水高師、篠崎史紀に師事。東京ジュニアオーケストラソサエティ講師。現在、NHK交響楽団第1ヴァイオリン奏者。

佐々木 亮(ヴィオラ)

NHK交響楽団首席奏者。東京藝術大学卒業。安宅賞受賞。1991年、現音室内楽コンクール第1位、「朝日現音賞」受賞。92年、東京国際室内楽コンクール(民音)第2位、「ルフトハンザ賞」受賞。同年秋より、ニューヨーク、ジュリアード音楽院に奨学生として入学。留学中にヴィオラに魅せられてヴァイオリンから転向する。アスペン音楽祭、マルボロ音楽祭に参加。卒業後、ソロ、室内楽奏者として全米各地にて活動。これまでに内田光子、ヒラリー・ハーン、ナージャ・サレルノ=ソネンバーグ、リン・ハレル等と共演。現在桐朋学園、洗足学園、東京藝大附属高校にて後進の指導にもあたっている。

鈴木康浩(ヴィオラ)

5歳よりヴァイオリンを始める。桐朋女子高等学校音楽科(共学)を経て桐朋学園大学卒業。卒業後ヴィオラに転向。読売新聞社新人演奏会出演。第47回全日本学生音楽コンクール東京大会高校の部第1位。第9回クラシックコンクール全国大会ヴィオラ部門第2位(1位なし)。第2回淡路島しずかホールヴィオラコンクール第2位。第12回宝塚ヴェガコンクール弦楽部門第1位。2001年よりドイツのカラヤン・アカデミーで研鑽を積んだ後ベルリン・フィルの契約団員となり、04年秋帰国。現在読売交響楽団ソロ・ヴィオラ奏者を務めている。

富岡廉太郎(チェロ)

1986年札幌市出身。桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学を経て、バーゼル音楽院MASPを修了。チェロを上原與四郎、毛利伯郎、弦楽四重奏をRainer Schmidt(ハーゲン四重奏団)に師事。2006年ウェールズ弦楽四重奏団を創立。08年ミュンヘンARD国際音楽コンクールクァルテット部門で、日本人のみで結成されるクァルテットとしては、東京クヮルテット以来38年ぶりの3位入賞を果たす。10年京都青山音楽賞受賞。11年バーゼルオーケストラ協会(BOG)コンクールにて"ex aequo"賞受賞。11年第7回大阪国際室内楽コンクール弦楽四重奏部門第3位。12年ドイツ・シュヴェツィンゲン音楽祭に出演、またその模様が南西ドイツ放送(SWR)ラジオにて放送される。 14年6月から17年3月まで、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団客員首席チェロ奏者を務める。17年11月より、読売日本交響楽団首席チェロ奏者。