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Concert  コンサート情報

スティーヴン・イッサーリス
~ロシアン・プログラムの一夜~

2021年22日(火) 19:00開演

全席指定 6,500

【公演中止】>>公演中止のお知らせ

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スティーヴン・イッサーリス(チェロ)
コニー・シー(ピアノ)

イギリスの名チェリスト、スティーヴン・イッサーリスのロシアン・プログラムの一夜。時に仄暗い情念を、時に広大な平原が明るい太陽に包まれるような風景を、そしてめくるめく美しい旋律に溢れるようなロシアの抒情をたっぷりと、名手イッサーリスが迸るパッションと豊かな感受性で描き出します。

MESSAGE(公演中止に際して)

プログラム

ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調 Op.40
カバレフスキー:チェロ・ソナタ 変ロ長調 Op.71
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19

プロフィール
(c)Kevin Davis

スティーヴン・イッサーリス(チェロ)

イギリス生まれ。ベルリン・フィルやゲヴァントハウス管、ロサンジェルス・フィルなどと共演し、ザルツブルク音楽祭やウィグモアホールなどの主要音楽祭やホールに出演、現代最高のチェリストの一人として比類のない多彩な活動を展開している。HIP(歴史的な奏法)にも強い関心を寄せ、古楽オーケストラにも頻繁に客演。チェンバロやフォルテピアノ奏者らとの共演によるリサイタルも度々行っている。同時に現代音楽にも熱心で、タヴナーの《奇跡のヴェール》、アデスの《見出された場所》など、数々の新作の初演を任されてきた。レコーディングも数多く、『バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲』がグラモフォン誌の年間最優秀器楽アルバム賞に輝いたほか、近年ではエルガー、ウォルトン、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチの協奏曲をP.ヤルヴィの指揮で録音し、高い評価を受けている。2019年にムストネンと共演した最新盤『ショスタコーヴィチ&カバレフスキー: チェロ・ソナタ集』は、UKクラシック音楽チャートで第1位に輝いた。若い聴衆のための活動にも情熱を傾け、子どもたちに向けて執筆した2冊の書は、すでに多くの言語に翻訳されている。

コニー・シー(ピアノ)

カナダ生まれ。1993年、30歳以下の最も優れたクラシック・アーティストに贈られるシルヴァ・ゲルバー賞を受賞。9歳でシアトル交響楽団とメンデルスゾーンのピアノ協奏曲第1番を共演してオーケストラ・デビューを飾る。ソリストとして、カナダ、アメリカ、ヨーロッパ各地のオーケストラと幅広く共演し、ソロ・リサイタルもカナダ、アメリカ、アイスランド、イギリス、スペイン、イタリア、ドイツ、さらに中国で数多く開いている。また、室内楽もタベア・ツィンマーマン、イザベル・ファウストなど多くの世界的な音楽家たちと演奏し、中でも、チェロのスティーヴン・イッサーリスとの度重なる共演は高く評価されている。