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Concert  コンサート情報

王子ホール ニューイヤー・スペシャルコンサート

MAROワールド Vol.40
by 篠崎“まろ”史紀&MAROカンパニー

2021年
19日(土) 18:00開演 
110日(日) 14:00/18:00開演 

全席指定 各8,000円

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篠崎“まろ”史紀(ヴァイオリン)

MAROカンパニー
大江 馨、小林壱成、﨑谷直人、白井 篤、水谷 晃(ヴァイオリン)
佐々木 亮、鈴木康浩(ヴィオラ)
桑田 歩、伊東 裕、佐山裕樹*(チェロ)
菅沼希望(コントラバス)
古部賢一(オーボエ)
山田武彦(チェンバロ)

*出演者が追加になりました

1月10日(日)は14:00 / 18:00公演の2部制となります。2公演同一内容です。
※発売時に定員の50%に制限しておりましたが、政府による収容率の制限が12月以降(2021年2月末まで)100%以内となりましたことから、追加販売をいたします。

王子ホールが、“まろ”の愛称で親しまれているN響コンサートマスター、篠崎史紀と創る音楽の社交場“MAROワールド”記念すべき第40回は、MAROカンパニーによるニューイヤー・コンサート。時代の変化とともに数百年もの間進化し続けるバッハの協奏曲集で祝います。
プログラム

J.S.バッハの協奏曲集

ブランデンブルク協奏曲 第3番 ト長調 BWV1048
ヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調 BWV1041
ブランデンブルク協奏曲 第6番 変ロ長調 BWV1051

***** 休憩 20分*****

ヴァイオリン協奏曲 第2番 ホ長調 BWV1042
ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲 ニ短調 BWV1060
2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043

 

※曲順が変更となりました

プロフィール

篠崎“まろ”史紀(ヴァイオリン)

愛称“まろ”。NHK交響楽団第1コンサートマスター。北九州市小倉出身。1963年、両親共にプロの幼児教育者の家に生まれ、3歳より父、篠崎永育にヴァイオリンの手ほどきを受ける。15歳の時に毎日学生音楽コンクール全国第1位。16歳で単身3ヶ月のザルツブルク夏期講習に参加。高校まで地元で過ごし卒業と同時に8年間に及ぶウィーン留学へ。師トーマス・クリスティアンの門戸を叩き、ウィーン市立音楽院に入学。翌年コンツェルト・ハウスでコンサート・デビューを飾り、その後ヨーロッパの主要なコンクールで数々の受賞を果たす。88年帰国後、群馬交響楽団、読売日本交響楽団のコンサートマスターを経、97年、34歳でNHK交響楽団のコンサートマスターに就任。以来、“N響の顔”として、ソリスト、室内楽奏者、指導者として、国内外で活躍中。96年より東京ジュニアオーケストラソサエティの音楽監督を務める他、WHO評議会委員を務め、そのコンサートにも熱心に取り組んでいる。2014年、第34回有馬賞受賞。ヴァイオリン・ピアノ楽譜集「MARO’s Palette」(監修)、エッセイ「ルフトパウゼ ウィーンの風に吹かれて」が出版されている。現在、桐朋学園大学及び東京藝術大学非常勤講師、昭和音楽大学客員教授。

大江 馨(ヴァイオリン)

桐朋学園大学ソリストディプロマコースに特待生として入学。同時に慶應義塾大学法学部にて学び、卒業後、ドイツ・クロンベルクアカデミーを修了。レオポルト・モーツァルト国際ヴァイオリンコンクール第3位、日本音楽コンクール第1位ほか数多くのコンクールでの受賞歴を持つ。これまでにN響、ミュンヘン放送管はじめ数多くのオーケストラと共演。使用楽器はBeare International Societyより貸与のJ.B.Vuillaume。

(c)Shigeto Imura

小林壱成(ヴァイオリン)

東京藝大附属高校、同大学、大学院(休学を経て、現在ベルリン芸術大学大学院留学中。Gyarfas Competition(ベルリン)最高位、日本音楽コンクール、青山音楽賞新人賞ほか入賞受賞多数。国内外の音楽祭出演はじめヴェンゲーロフ、レーピン等著名音楽家と共演を重ねる他、各楽団のゲストコンサートマスターとして活躍中。王子ホールレジデント「ステラ・トリオ」メンバー。

﨑谷直人(ヴァイオリン)

ケルン音大、パリ音楽院、桐朋学園ソリストディプロマコースを経て、バーゼル音楽院修了。メニューイン国際コンクール第3位。2006年、ウェールズ弦楽四重奏団結成、08年ミュンヘンARD国際音楽コンクールにて第3位。現在、神奈川フィルハーモニー管弦楽団ソロ・コンサートマスター。

白井 篤(ヴァイオリン)

桐朋学園大学卒業。ウィーン留学から帰国後、N響に入団。現在第2ヴァイオリン次席奏者。クァルテット・リゾナンツァ、室内オーケストラ「ARCUS」メンバー、NPO法人「ハマのJACK」副理事。国立音大付属中・高非常勤講師。

水谷 晃(ヴァイオリン)

桐朋学園大学卒業。第56回全日本学生音コン名古屋大会第1位。2010年国内最年少コンサートマスターとして群馬交響楽団に入団し、13年より東京交響楽団コンサートマスター。オーケストラ・アンサンブル金沢客員コンサートマスターも務める。ウェールズ弦楽四重奏団結成メンバー。

佐々木 亮(ヴィオラ)

東京藝術大学およびジュリアード音楽院卒業。留学中にヴィオラに魅せられヴァイオリンから転向。米国各地での演奏活動を経て2004年にNHK交響楽団に入団し、08年より首席奏者を務める。現在桐朋学園、洗足学園、東京藝大附属高校にて後進の指導にもあたっている。

鈴木康浩(ヴィオラ)

桐朋女子高等学校音楽科(共学)を経て桐朋学園大学卒業。卒業後ヴァイオリンからヴィオラに転向。第12回宝塚ベガ音楽コンクール弦楽部門第1位他受賞多数。2001年からベルリンのカラヤン・アカデミーで学び、ベルリン・フィル契約団員を経て04年に帰国。06年より読売日本交響楽団ソロ・ヴィオラ奏者。 王子ホールでは“銀座ぶらっと”シリース「お昼の名曲サロン」の顔でもある。

桑田 歩(チェロ)

東京音大からウィーン市立音楽院に留学。2020年5月にNHK交響楽団を退団。N響チェロ奏者で結成したラ・クァルティーナのメンバーとして20枚近くのCDをリリース。ソロ最新CDは「ポーランドの歌~ショパン・チェロ作品集~」。現在、昭和音大客員教授、筑波ジュニアオーケストラ音楽監督。

伊東 裕(チェロ)

東京藝術大学器楽科を首席で卒業。同大学音楽研究科修士課程を経て、現在ミュンヘン音楽演劇大学に留学中。日本音楽コンクール チェロ部門他、第1位受賞多数。2018年、葵トリオのメンバーとしてミュンヘン国際音楽コンクールピアノ三重奏部門第1位を受賞。王子ホールレジデント「ステラ・トリオ」メンバー。

佐山裕樹(チェロ)

第13回ビバホールチェロコンクール第1位。第70回全日本学生音楽コンクールチェロ部門大学の部東京大会および全国大会第1位。第29回青山音楽賞新人賞受賞。チェロを宮田 豊、林 峰男、宮田 大、倉田澄子らに、室内楽を山崎伸子、堤 剛、伊藤亮太郎、練木繁夫らに師事。桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)を経て、桐朋学園大学音楽学部チェロ科を首席で卒業。現在、桐朋学園大学音楽学部ソリスト・ディプロマ・コース在籍。

菅沼希望(コントラバス)

14歳よりコントラバスを始める。東京藝術大学を卒業後、同大学院修士課程在学中に渡独し、フランクフルト音楽・舞台芸術大学にて学ぶ。これまでに池松 宏、C.Schmidt、永島義男、西山真二、村上満志、山谷明恵、吉田 秀に師事。第5回秋吉台国際音楽コンクール入選。新日本フィルハーモニー交響楽団首席奏者。

古部賢一(オーボエ)

東京藝術大学在学中に新日本フィル首席オーボエ奏者に就任。1991年、小澤征爾が音楽監督を務めていた時代以降、2020年3月まで30年間にわたり大きな功績を残し、同年4月より同団客員首席奏者。現在はソリストとしても活躍するとともに、東京音楽大学、相愛音楽大学非常勤講師、札幌大谷大学芸術学部の客員教授。「国際オーボエコンクール・軽井沢」「日本音楽コンクール」等の審査員も務める。第10回出光音楽賞受賞。

山田武彦(チェンバロ)

東京藝術大学作曲科卒業、同大学院作曲専攻修了。1993年フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院ピアノ伴奏科に入学、同クラスの7種類の卒業公開試験を、審査員の満場一致により首席で一等賞を得て卒業。帰国後はピアニストとして、楽器や声種等を問わず多くの演奏家と共演、厚い信頼を得る。洗足学園音楽大学教授。