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Concert  コンサート情報

レ・ヴァン・フランセ

2020年72日(木) 19:00開演

全席指定 9,500

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エマニュエル・パユ(フルート)
フランソワ・ルルー(オーボエ)
ポール・メイエ(クラリネット)
ラドヴァン・ヴラトコヴィチ(ホルン)
ジルベール・オダン(バソン)
エリック・ル・サージュ(ピアノ)

まさに夢のオールスター・チーム、フランスが生んだ世界最強の木管アンサンブル、レ・ヴァン・フランセが、6年ぶり6回目の登場。驚異的なテクニックはもちろん、長い伝統によって優れた管楽器奏者を輩出してきたフランスが生んだ、彼らならではの洗練された響きと色彩感豊かな音色が生み出す完璧な演奏は、管楽器ファンのみならず、すべての音楽ファンを虜にします。
プログラム

クルークハルト:木管五重奏曲 Op.79
ベートーヴェン:五重奏曲 変ホ長調 Op.16

 

********** 休憩 **********

 

エルサン:管楽五重奏とピアノのための六重奏曲 「復活祭の歌」
ベートーヴェン:モーツァルトの『ドン・ジョヴァンニ』の「お手をどうぞ」による変奏曲 WoO28
プーランク:六重奏曲

プロフィール
(c)wildundleise. de Georg Thum

レ・ヴァン・フランセ

ポール・メイエが中心となり、国際的に活躍する10年来の友人達とが、フランスのエスプリを受け継ぐ木管アンサンブルとして結成。小さな編成から大きなアンサンブルまでレパートリーによってメンバーや編成も変わる。プーランクの室内楽全集のCDは1999年のプーランク・イヤーに発売されると同時に絶賛を浴び、日本では第37回音楽之友社「レコード・アカデミー大賞」を受賞。以来RCA Red SealよりトリオやミヨーのCD(「スカラムーシュ~ミヨー:独奏楽器と管楽器のための作品集」)が発売され、CD「フランスの風~ザ・ベスト・クインテット」(ユニバーサルミュージック)は第50回レコード・アカデミー賞大賞銀賞を受賞。また「管楽器とピアノ~レ・ヴァン・フランセの真髄」(2014年)、「ベートーヴェン:管楽器とピアノのための作品集」(16年)、「コンチェルタンテ!」(18年)、「モダニスト」(19年)がワーナー・クラシックスから発売されている。02年3月、アンサンブルとして初来日。NHKテレビでもその演奏会の模様が流れ、予想をはるかに超えるあまりの完璧な演奏は聴衆に衝撃を与えた。今回もベスト・メンバーでの来日。

(c)Denis Felix

エマニュエル・パユ (フルート)

人気と実力の双方を兼ね備えたフルート界のスター。1970年ジュネーヴ生まれ。ブリュネル、グラーフ、デボスト、マリオン、ラルデ、アルトー、ニコレに学ぶ。89年神戸、92年ジュネーヴの両国際コンクールで優勝。93年ベルリン・フィルに23歳の若さで首席奏者として入団。以来ソリストとしても世界各地で活躍し、EMI専属アーティストとしてコンスタントにCDを発売。深い音楽性と、自然で色彩感豊かな音色が絶賛を博している。

(c)Uwe Arens SONY Classical

フランソワ・ルルー(オーボエ)

繊細で優美な音色と信じ難いテクニックで、オーボエ界のスターとして活躍。1991年にミュンヘン国際音楽コンクールで優勝し、一躍国際的注目を集める。その他トゥーロン国際コンクールでも1位を受賞。18歳でパリ・オペラ座オーケストラの第1オーボエ奏者となり、21歳でバイエルン放送響の首席オーボエ奏者に抜擢され、現在はソリストとして世界各地で活躍。ムローヴァ・アンサンブルのメンバー、パリ・バスティーユ八重奏団の創立メンバーとしても活躍。

(c) Shin Yamagishi

ポール・メイエ(クラリネット)

名実共に世界のトップに立つクラリネット奏者。1965年アルザス生まれ。13歳でソリストとしてデビュー。19歳でカーネギーホールにデビュー。85年にトゥーロン国際コンクール優勝。以来世界有数のソロ・クラリネット奏者として全世界で活躍。完璧な技術と品の有る豊かな音色で天才奏者としてベリオ、ペンデレツキ他数多くの作曲家達から曲を捧げられ初演も多い。近年では指揮者としても活躍。デンオン、ドイツ・グラモフォン、BMGファンハウス他多数のレーベルより数多くのCDが発売されている。

ラドヴァン・ヴラトコヴィチ(ホルン)

世界を代表するホルン奏者。1962年ザグレブ生まれ。82年弱冠20歳でベルリン・ドイツ響の首席奏者に就任。83年難関ミュンヘン国際ARDコンクールでホルン部門14年振りの1位を獲得。84年、ザルツブルク音楽祭にデビュー。以来、世界中でソリスト・室内楽奏者として活躍。98年よりザルツブルク・モーツァルテウム、2000年よりマドリードのクイーン・ソフィア音楽大学にてホルンの教授を務めている。ロンドンのPaxman Model 20Mを使用。

ジルベール・オダン(バソン)

フランス式バソンの第一人者。1956年生まれ。73年パリ高等音楽院に入学し、バソンをモーリス・アラールに、室内楽をクリスティアン・ラルデに学ぶ。同音楽院にてバソンと室内楽で一等賞を得る。74年ジュネーヴ国際コンクール第2位(1位なし)、75年ミュンヘン国際ARD音楽コンクール第3位を受賞した後、80年ジュネーヴ国際コンクール、82年トゥーロン国際コンクールの両コンクールで第1位を受賞。パリ・オペラ座管弦楽団首席奏者。フランス国立パリ高等音楽院教授。

エリック・ル・サージュ(ピアノ)

1964年南仏エクサン・プロヴァンス生まれ。パリ高等音楽院を経て、ロンドンでマリア・クーシオに師事。85年ポルト国際コンクール第1位、89年ロベルト・シューマン国際コンクール第1位及びリーズ国際コンクール第3位。ソリスト、室内楽奏者として活躍。BMGファンハウス他よりCDが発売されている。メイエ、パユとサロン・ド・プロヴァンス音楽祭を主宰。古典から現代まで作品の核心に触れる深い解釈とフレンチ・ピアニズムを継承する演奏で高い評価を受けている。