ojihall


Concert  コンサート情報

王子ホール リニューアルオープン・スペシャルコンサート

MAROワールド Vol.33
“ヴィエンナ・ヴァルツァー” by 篠崎“まろ”史紀

2018年
1025日(木) 19:00開演
1026日(金) 19:00開演

全席指定 各日7,000円

完売
2018年6月30日(土)
画像をクリックして拡大

篠崎“まろ”史紀、伝田正秀(ヴァイオリン)
鈴木康浩(ヴィオラ)
桑田 歩(チェロ)
西山真二(コントラバス)
竹山 愛(フルート)
松本健司、芳賀史徳(クラリネット)
福川伸陽(ホルン)

お待たせいたしました。王子ホールのリニューアルオープンを告げるのはやっぱりMAROワールド。今回は、MAROの第2の故郷ウィーンのワルツをお届けします。意外や意外、33回目にしてMAROワールドに初登場のワルツ。MAROワールド誕生の2か月前、2004年1月のニューイヤーコンサートで演奏されて以来静かに眠っておりました。あれから14年・・・、音楽も人も熟成された今、香り豊かに優雅なワルツの調べがホールを満たし、新たな時代の幕開けを告げます。
プログラム

J.シュトラウスⅠ:ケッテン・ブリュッケン・ワルツ Op.4
J.ランナー:シェーンブルンの人々 Op.200
     :ロマンティックな人々 Op.167
     :モーツァルト党 Op.196
ジーツィンスキー:わが夢の都ウィーン

********** 休憩 **********

J.シュトラウスⅡ:南国のバラ Op.388
        :『ジプシー男爵』より 宝石ワルツ Op.418
        :酒、女、歌 Op.333

プロフィール

篠崎“まろ”史紀(ヴァイオリン)

愛称 "まろ"。NHK交響楽団第1コンサートマスター。北九州市小倉出身。1963年、両親共にプロの幼児教育者の家に生まれ、3歳より父、篠崎永育にヴァイオリンの手ほどきを受ける。15歳の時に毎日学生音楽コンクール全国第1位。16歳で単身3ヶ月のザルツブルク夏期講習に参加。高校まで地元で過ごし卒業と同時に8年間に及ぶウィーン留学へ。師トーマス・クリスティアンの門戸を叩き、ウィーン市立音楽院に入学。翌年コンツェルト・ハウスでコンサート・デビューを飾り、その後ヨーロッパの主要なコンクールで数々の受賞を果たす。88年帰国後、群馬交響楽団、読売日本交響楽団のコンサートマスターを経、97年、34歳でNHK交響楽団のコンサートマスターに就任。以来、"N響の顔"として、ソリスト、室内楽奏者、指導者として、国内外で活躍中。4月からNHK「クラシック音楽館」に案内人MAROとして出演している。96年より東京ジュニアオーケストラソサエティの音楽監督を務める他、WHO評議会委員を務め、そのコンサートにも熱心に取り組んでいる。14年、第34回有馬賞受賞。ヴァイオリン・ピアノ楽譜集「MARO’s Palette」(監修)、エッセイ「ルフトパウゼ ウィーンの風に吹かれて」が出版されている。現在、桐朋学園大学及び東京藝術大学非常勤講師、昭和音楽大学客員教授。

伝田正秀(ヴァイオリン)

武蔵野音楽大学附属高等学校からウィーン国立音楽大学、ウィーン市立音楽院に留学。在学中、日本国内数々のコンクールに入賞。ウィーンから帰国後2006年より6年間、仙台フィルのコンサートマスターを務め、14年より読売日本交響楽団アシスタントコンサートマスターに就任,現在コンサートマスターを務める。「伝田正秀ヴァイオリン教室」主宰、昭和音楽大学非常勤講師。

鈴木康浩(ヴィオラ)

桐朋女子高等学校音楽科(共学)を経て桐朋学園大学卒業。卒業後ヴィオラに転向。第12回宝塚ベガ音楽コンクール弦楽部門第1位他受賞多数。2001年からベルリンのカラヤン・アカデミーで学び、ベルリン・フィル契約団員を経て04年に帰国。06年より読売日本交響楽団ソロ・ヴィオラ奏者。 王子ホールでは“銀座ぶらっと”シリースの「お昼の名曲サロン」の顔でもある。

桑田 歩(チェロ)

NHK交響楽団次席チェロ奏者。東京音大からウィーン市立音楽院に留学。帰国後、群馬交響楽団及び新星日本交響楽団(現東フィル)で首席を務める。N響チェロ奏者で結成したラ・クァルティーナのメンバー。MAROワールドきっての博識家であり、音楽への愛情と情熱に溢れた音色とセンスの良さは他と一線を画す。

西山真二(コントラバス)

東京藝大卒。第9回宝塚ベガ音楽コンクール弦楽器部門第3位受賞。第71回読売新人演奏会出演。N響コントラバス首席代行。双子の兄・健一とのデュオ「Duo Twins」や、室内オーケストラ「ARCUS」のメンバーとしても活躍中。柔和な容姿と相まってリズム感を効かせながら安定した低弦でMAROワールドを支えてくれている。

竹山 愛(フルート)

東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団首席フルート奏者。東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。同大学院音楽研究科修士課程修了。第79回日本音楽コンクール第1位、第8回神戸国際フルートコン クール第3位など受賞歴多数。NHKの「FM名曲リサイタル」、「FMリサイタル・ノヴァ」、「ららら♪クラシック」、毎日ゾリステンリサイタルシリーズなどに出演。2011年「丸の内・街ブランド CD賞」受賞。洗足学園大学非常勤講師。

松本健司(クラリネット)

NHK交響楽団首席奏者。東京都立芸術高校、国立音楽大学を経て1997年にパリ国立高等音楽院クラリネット科を“レオン・ルブラン特別賞”を得て卒業。98年、同音楽院室内楽科を卒業。第6回日本木管コンクール、第4回日本クラリネットコンクール、第22回トゥーロン国際音楽コンクール等で上位入賞後、2002年にN響に入団。洗足学園音楽大学、東京音楽大学、上野学園大学、国立音楽大学において後進の指導にもあたっている。

芳賀史徳(クラリネット)

読売日本交響楽団クラリネット奏者。東京芸術大学卒業後、渡仏。オーベルヴィリエ・ラ・クールヌーヴ地方国立音楽院を卒業。第2回ヤングクラリネッティスト・コンクール第1位、第6回日本クラリネット・コンクール入選、第78回日本音楽コンクール・クラリネット部門入選、第27回日本管打楽器コンクール・クラリネット部門第1位。2010年に日本フィルハーモニー交響楽団に入団、13年から17年まで副首席奏者を務めた。洗足学園音楽大学非常勤講師。尚美ミュージックカレッジ専門学校講師。

福川伸陽(ホルン)

神奈川県出身。NHK交響楽団首席奏者。2008年第77回日本音楽コンクール・ホルン部門で第1位受賞。03年、20歳で日本フィルハーモニー交響楽団に入団。06年、財団法人(現・公益財団法人)アフィニス文化財団の海外研修員としてイギリスで研鑽を積む。13年N響に入団。現在ソロ、室内楽奏者としても活躍する一方、洗足学園音楽大学、フェリス女学院大学、昭和音楽大学の非常勤講師として後進の指導にもあたっている。