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Concert  コンサート情報

ジャン=ギアン・ケラス&アレクサンドル・メルニコフ
ベートーヴェン・チェロ・ソナタ全曲演奏会

2017年

32日(木) 19:00開演

33日(金) 19:00開演

全席指定 各日7,000円、2公演セット券13,000
※2公演セット券は王子ホールチケットセンター電話予約のみ取り扱い

完売
2016年10月29日(土)

ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)
アレクサンドル・メルニコフ(ピアノ)

また新たなビッグな顔合わせが実現! 既にCDがリリースされてその素晴らしさは実証済み、刺激的なベートーヴェン・チェロ・ソナタ全曲演奏会、大いに期待が高まる2夜です。

プログラム

<オール・ベートーヴェン・プログラム>

<第1夜>3/2
モーツァルト『魔笛』の「娘か女か」の主題による12の変奏曲 ヘ長調 Op.66
チェロ・ソナタ 第1番 ヘ長調 Op.5-1
********** 休憩 **********
モーツァルト『魔笛』の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲 変ホ長調 WoO46
チェロ・ソナタ 第2番 ト短調 Op.5-2

<第2夜>3/3
ヘンデル『ユダ・マカベウス』の「見よ勇者は帰る」の主題による12の変奏曲 ト長調 WoO45
チェロ・ソナタ 第3番 イ長調 Op.69
********** 休憩 **********
チェロ・ソナタ 第4番 ハ長調 Op.102-1
チェロ・ソナタ 第5番 ニ長調 Op.102-2

プロフィール

(c)Marco Borggreve

ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)

モントリオール生まれ。リヨン国立高等音楽院、フライブルク音楽大学、ジュリアード音楽院でチェロを学ぶ。1990年より2001年までアンサンブル・アンテルコンタンポランのソロ・チェロ奏者を務め、02年にはブーレーズの選考により、傑出して有望な若手芸術家に対して贈られるグレン・グールド・プロテジェ賞を受賞。レパートリーはバロックから現代まで多岐にわたり、ウィーン楽友協会、コンセルトヘボウ、ウィグモアホール、カーネギーホール等、欧米の権威あるコンサートホールの多くでリサイタルを行っている。また、フィルハーモニア管、パリ管、チューリッヒ・トーンハレ管、スイス・ロマンド管、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、BBC響、フィラデルフィア管、N響、読響、東響を始めとするオーケストラと共演。優れた室内楽奏者としても知られ、02年にA.ヴァイトハース(Vn)、D.ゼペック(Vn)、T.ツィンマーマン(Vla)とアルカント・カルテットを結成し、定期的に演奏活動を行っている。これまでに20作を超えるCDをリリースし、数々の賞を受賞している。16年にはファウスト(Vn)、メルニコフ(Pf)との共演による「シューマン・プロジェクト」CD第3弾をリリースした (ハルモニア・ムンディ/キングインターナショナル)。演奏楽器は1696年ジョフレド・カッパ製(メセナ・ミュジカル・ソシエテ・ジェネラルより貸与)。ドイツ・フライブルク音楽大学教授。


(c)Marco Borggreve

アレクサンドル・メルニコフ(ピアノ)

1973年モスクワ生まれ。16歳で、シューマン国際コンクール、エリザベート王妃国際音楽コンクール、エネスコ国際コンクールと矢継ぎ早に上位入賞を果たす。モスクワ音楽院では名教授レフ・ナウモフキに師事。92年ドイツのシュレスヴィッヒ・ホルシュタイン音楽祭に伝説の巨匠リヒテルの代役として演奏、満場の聴衆から熱狂的な拍手を贈られた。その後、ロストロポーヴィチ、バシュメット、グットマン、ヴィルサラーゼ等と共演。また、リヒテルからロシアのタルーサ音楽祭、フランスのツールの音楽祭に招待されている。ロイヤル・コンセルトへボウ管、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、フィラデルフィア管、ミュンヘン・フィル、北ドイツ放送響、フランクフルト放送響、フィルハーモニア管、BBC響、バーミンガム市響、ロシア・ナショナル管、N響など世界主要オーケストラと共演、ウィグモア・ホール、ウィーン・コンツェルトハウス、シャトレ劇場、コンセルトヘボウなど世界の名門ホールでリサイタルを開催している。同時に、クラウディオ・アバド音楽祭やシュレスヴィッヒ・ホルシュタイン、ヴェルビエ音楽祭にも出演している。室内楽では、イザベル・ファウスト、ジャン=ギャン・ケラス、アンドレアス・シュタイアーと共演。フォルテピアノも演奏し、コンチェルト・ケルン、ベルリン古楽アカデミー等の優れたアンサンブルと定期的に共演する。ファウストとのベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全曲録音は、グラモフォン賞とドイツのエコー・クラシック賞に輝き、この曲の録音の試金石となった。また、ショスタコーヴィチの前奏曲とフーガ全曲録音は、BBCミュージック・マガジン賞、ショク・ド・クラシカ、ドイツレコード批評家賞の年間賞を受賞。翌年にはBBCミュージック・マガジンの「史上最高の50選」にも選ばれている。