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Concert  コンサート情報

銀座ぶらっとコンサート #105
お昼の名曲サロン Vol.14

2016年129日(金) 13:30開演

全席指定 2,800

完売
2015年9月26(土)

水谷 晃(ヴァイオリン)
鈴木康浩(ヴィオラ)
辻本 玲(チェロ)
永野光太郎(ピアノ)

協賛:株式会社ヨックモック

平日の昼下がり、銀座でのお買い物のついでに、お友達との銀ぶらの途中に立ち寄れる気軽なコンサート、『銀座ぶらっとコンサート』第105回は、「MAROワールド」でおなじみの若手弦楽器奏者が室内楽を楽しんで頂くシリーズの14回目。19世紀ドイツの作曲家ブラームスと、ブラームスに才能を見出されたチェコの作曲家ドヴォルザークのピアノ四重奏曲。共に親交を深めていた偉大な二人の名曲をお聴きください。
プログラム

ドヴォルザーク:ピアノ四重奏曲 第2番 変ホ長調 Op. 87
ブラームス:ピアノ四重奏曲 第3番 ハ短調 Op.60

プロフィール

水谷 晃(ヴァイオリン)

大分市生まれ。3歳よりヴァイオリンを木村二郎に師事。1993年度、95年度大分県音楽コンクールでそれぞれ第一位並びに最年少で特賞を受賞。その後、父の転勤に伴い、5年間インドネシアに滞在。P.プラボウォ・S.エングおよびC.H.オーズィムのマスタークラスに選ばれ、師事する。帰国後、第56回全日本学生音楽コンクール名古屋大会第一位。第12回日本モーツァルト音楽コンクール入賞。南山国際高等学校を経て、桐朋学園大学を首席で卒業。その間、ヴァイオリンを小林健次氏、室内楽を原田幸一郎・毛利伯郎と東京クヮルテットに師事。在学中Verus String Quartetを結成し松尾学術振興財団より助成を受け、イェール大学夏期アカデミー・ノーフォーク室内楽フェスティバルに参加。その後、第57回ミュンヘン国際音楽コンクール弦楽四重奏部門で第三位入賞。日本の弦楽四重奏団の入賞は東京クヮルテット以来、38年ぶりの快挙となった。現在、ヴィルタス・クヮルテットのメンバー。2010年4月より国内最年少のコンサートマスターとして群馬交響楽団コンサートマスターに就任。主要オーケストラにコンサートマスターとして客演するほか、宮崎国際音楽祭、木曽音楽祭、サイトウ・キネン・オーケストラ、鎌倉芸術館ゾリステンに参加するなど、多方面にわたり活動している。12年、群馬交響楽団での活躍が評価され、第9回上毛芸術文化賞を受賞。13年4月より東京交響楽団コンサートマスター。トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズにおいてもコンサートマスターを務めている。


鈴木康浩(ヴィオラ)

5歳よりヴァイオリンを始める。桐朋女子高等学校音楽科(共学)を経て桐朋学園大学卒業。卒業後ヴィオラに転向。読売新聞社新人演奏会出演。第47回全日本学生音楽コンクール東京大会高校の部第1位。第9回クラシックコンクール全国大会ヴィオラ部門第2位(1位なし)。第2回淡路島しずかホールヴィオラコンクール第2位。第12回宝塚ヴェガコンクール弦楽部門第1位。2001年よりドイツのカラヤン・アカデミーで研鑽を積んだ後ベルリン・フィルの契約団員となり、04年秋帰国。現在読売交響楽団ソロ・ヴィオラ奏者を務めている。

辻本 玲(チェロ)

1982年生まれ。7歳よりチェロを始める。11歳まで米国フィラデルフィアで過ごし、東京芸術大学音楽学部器楽科を首席で卒業(アカンサス音楽賞受賞)。2003年、第72回日本音楽コンクール第2位、併せて「聴衆賞」受賞。07年度青山音楽賞新人賞受賞。06年、07年、ヴァイオリニスト五嶋みどりが主催する「Community Engagement Program」に参加し、世界各地で共演。ロームミュージックファンデーションより奨学金を得て、シベリウスアカデミー(フィンランド)、ベルン芸術大学(スイス)に留学し卒業。09年7月、サントリーホールにおいてチャイコフスキーの「ロココの主題による変奏曲」を演奏(秋山和慶指揮/東京交響楽団)。8月、Rendontres de Violoncelle de Belaye 2009(フランス)に招待された。12月、第2回ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール第3位入賞(日本人最高位)、併せて「日本人作品最優秀演奏賞」を受賞。(その模様はNHK-BSにてドキュメンタリー番組「チェロ・エスプレッシーボ!~国際コンクールに懸ける青春~」としてオンエアされた。)10年8月、Fondazione Accademia Musicale Chigianaにおいて、アントニオ・メネセス、サルヴァトーレ・アッカルド等と共演。11月NHK-FM「気ままにクラシック」にゲスト出演。11年3月から京都コンサートホールを皮切りに札幌コンサートホールkitara、名古屋宗次ホール、兵庫県立芸術文化センター、東京サントリーホールでリサイタル・ツアーを実施。12年2月、大阪ザ・シンフォニーホールにてドヴォルザーク「チェロ協奏曲」を演奏(山下一史指揮・日本センチュリー交響楽団)、名古屋・宗次ホールと東京・白寿ホールにてリサイタルを開催。13年7月名古屋宗次ホール、兵庫県立芸術文化センター、8月東京トッパンホールにてリサイタルを開催。10月には「第12回齋藤秀雄メモリアル基金賞」を受賞。毎年夏にはサイトウ・キネン・オーケストラやアルカス佐世保のレジデンス・カルテットの一員として活動するほか、チェロ四重奏団「「クァルテット・エクスプローチェ」や「及川浩治トリオBee」「堀米ゆず子室内楽シリーズ」へも参加するなど実力派として注目を集め、15年6月からは日本フィルハーモニー交響楽団「ソロ・チェロ奏者」に就任するなど、今後の活躍が期待されている。これまでに、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、関西フィルハ-モニ-管弦楽団、日本センチュリー交響楽団等と共演。メタ・ワッツ、オーランド・コール、川元適益、上村 昇、山崎伸子、アルト・ノラス、アントニオ・メネセスに師事。使用楽器は、NPO法人イエロー・エンジェルより1724年製作のアントニオ・ストラディヴァリウスを貸与されている。

永野光太郎(ピアノ)

1988年、東京生まれ。作曲家の両親の元、3歳でピアノを始める。都立芸術高校卒業後、カナダのモントリオールにてダン・タイ・ソンに、大阪にてクラウディオ・ソアレスに師事。第2回オーストラリア国際ショパンピアノコンクール第1位ほか数多くの国際コンクールで入賞。世界各国で演奏活動を行っており、現代音楽の演奏にも定評がある。室内楽奏者としては、シャネル・ピグマリオン・デイズ・コンサートシリーズにおいて器楽奏者や声楽家と共演するなど、積極的に活動を行っている。現在八王子音楽院講師。