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Concert  コンサート情報

銀座ぶらっとコンサート #72
北川 翔

2013年424日(水) 13:30開演

全席指定 2,500

【公演中止】※本公演は、出演者の急病ため、中止となりました。

完売
2013年1月26日(土)

北川 翔(バラライカ)
浜野与志男(ピアノ)
大田智美(アコーディオン)

協賛:株式会社ヨックモック

平日の昼下がり、銀座でのお買い物のついでに、お友達との銀ぶらの途中に立ち寄れる気軽なコンサート、『銀座ぶらっとコンサート』第72回は、バラライカ奏者の北川 翔が登場します。三代にわたるロシア音楽の継承者であり、本場ロシアでも目覚ましい活躍をしている実力派です。ロシアやスペインの大地を飛翔するバラライカの音色をお楽しみいただきます。

 

公演中止のお詫び

 

去る4月24日に予定されておりました王子ホール様主催によります私・北川 翔の公演におきまして、私自身の急な病気のため、公演中止のやむなしに至りましたことを、遅ればせながら皆様にお詫び申し上げる次第です。
 楽しみにしておられた皆様、関係者の皆様、本当にご心配並びにご迷惑をおかけいたしまして申し訳ございませんでした。

 公演の前々日、突然発熱いたしまして医師の診断を受けましたところ恥ずかしながら水疱瘡であることが判明いたしまして、私自身は演奏に支障がない状態ではありましたが、お越しいただくお客様への感染の恐れもあることから主催者の皆様並びに医師とも相談の上、中止の決断に至った次第です。

 幸い病気は完治いたしまして、平常の演奏活動に戻りました。
 今はソロ活動と並行いたしまして、昨年暮れに結成いたしました「BalalaiQuartet(バラライカルテット)」(私・北川、アコーディオン、バス・バラライカ、それにパーカッション)での演奏活動、そして私が祖父・父の遺志を受け継いで2009年に発足いたしました「北川記念 ロシア民族楽器オーケストラ」の活動も行っております。
 なお近々の公演といたしましては来る6月12日(水)に北川 翔ファンクラブ主催によりますBalalaiQuartetでの公演を南青山「MANDALA(マンダラ)」(港区南青山3-2-2MRビルB1/ ℡03-5474-0411)で予定しております。
マチネ15時開場・16時開演、ソワレ18時半開場・19時半開演

 

 この度予定しておりました浜野与志男氏との公演は当面ございませんが、近いうちにぜひ皆様に今回予定しておりました内容の公演をお知らせできればと考えております。

 改めまして公演中止のお詫びを申し上げますとともに、今後とも皆様のご支持・ご声援をお願い申し上げる次第です。

 

――北川 翔

プログラム

ブダーシュキン:バラライカ協奏曲 「トロイカ」の主題による変奏曲
ジャール:「ドクトル・ジバゴ」より ララのテーマ
ロシア・ジプシー民謡:黒い瞳
カッチーニ:アヴェ・マリア
リスト:ハンガリー狂詩曲 第2番
シューリマン:セレナーデ
サラサーテ:カルメン幻想曲
他予定

プロフィール

北川 翔(バラライカ)

故・北川剛を祖父に、故・北川つとむを父にもち、三代にわたりロシア音楽を継承。幼少よりバラライカを北川つとむ、ピアノを新井雅代、作曲・編曲を中島克麿に師事。2004年9月、ロシア国立ラフマニノフ記念ロストフ音楽院に特別奨学生として留学。バラライカをアレクサンドル=ダニーロフ、シンフォニー・オペラ指揮法をアレクサンドル=ゴンチャロフ、セミューン=コーガン、編曲をゲンナージー=タルスチェンコに師事。05年に日本人初となるロシアでのバラライカ・ソロ・リサイタルを開催(ロストフ音楽院小ホール)。08年にも2回目となるソロ・リサイタルを成功させる(ロストフ州立フィルハーモニー)。06年に日本でのソロデビュー・リサイタル(カザルスホール)、08年に2回目のソロ・リサイタルを開催している(東京文化会館)。07年、ロシアでCD『Prologue』をリリース。08年、≪第7回国際ロシア民族楽器コンクール「ベロゴーリエ杯」≫でロシア人以外では初となるバラライカ部門第1位の栄誉を獲得。09年に帰国し、「北川記念ロシア民族楽器オーケストラ」の設立をはじめ日本国内での活動を本格的にスタート。指揮者・編曲者としても活動する今最も嘱望されるバラライカ奏者である。10年、テレビ朝日『徹子の部屋』に出演。11年にはミーニン指揮国立モスクワ合唱団の公演(ジャパン・アーツ招聘)に客演。

浜野与志男(ピアノ)

モスクワ音楽院・ロシア文化省共催F.メンデルスゾーン記念全ロシア青少年ピアノコンクール(2003年)、イタリアショパン協会主催・イタリア共和国大統領賛助国際ピアノコンクール「ローマ2003」、第5回アレムダル・カラマーノフ国際ピアノコンクール(05年、ウクライナ共和国)、第2回 野島 稔・よこすかピアノコンクール(08年)、ロンドン国際音楽コンクール(10)など各コンクールに入賞および優勝。11年夏、ロシア音楽国際ピアノコンクール第2位及びロシア音楽最優秀演奏賞。11年10月、第80回日本音楽コンクール第1位、併せて野村賞、河合賞、井口賞、岩谷賞(聴衆賞)受賞。「アムステルダム運河音楽祭」(03年)、スピヴァコフ財団音楽祭(06年)、ロシア国立チャイコフスキー四重奏団・モスクワ市文化庁共催音楽祭「ロシアにおける春」(07年)、日本・ロシア音楽家協会主催「サウンド・ルート2008 日本⇔ウクライナ」(08年)、「RED SQUARE FESTIVAL」(モスクワ、11年)等の各音楽祭に出演。大友直人指揮・東京交響楽団や山田和樹指揮・藝大フィルハーモニア(プロコフィエフ『ピアノ協奏曲第2番』)、ロシア国立チャイコフスキー四重奏団、ウィーン・ラズモフスキー四重奏団をはじめ、デュオ・室内楽・協奏曲等の共演多数。これまでに東京や愛知万博会場、ロンドン、モスクワなどにて定期的にソロ・リサイタルを開催。06~08年の毎年末、キルギス共和国ビシケク市にてコンサート・シリーズ「ビシケク=東京」を開催し、ソロ・プログラムのほかビシケク市立交響楽団(指揮:A.ゲオルギエフ)と共演。キルギス国立音楽院より「音楽芸術の発展への貢献を称える特別賞」受賞。邦人作曲家の作品にも関心を示し、伊福部昭作曲『ピアノ組曲』再演や『土俗的三連画』ピアノ・ソロ版(田中修一編曲)初演、東京藝術大学内での新曲発表にも携わる。兼重稔宏氏と共に『ルネサンス プロジェクツ ワールドワイド』(www.rpw.jp)として毎年開催するチャリティ・コンサート・シリーズや東日本大震災被災地での演奏活動など、自主企画公演にも積極的に取り組む。11年、文化庁新進芸術家海外研修制度により渡米しニキータ・フィテンコ氏に師事。CHANEL Pygmalion Days 2012参加アーティスト、2012年度 公益財団法人 ローム ミュージック ファンデーション奨学生。1989年東京生まれ、3歳よりピアノを始める。桐朋中学校、東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、同大学音楽学部器楽科ピアノ専攻在学中。これまでにピアノを石本裕子、M.プロゾロワ、松本裕子、V.サハロフに、室内楽を伊藤 恵、川中子紀子に師事し、現在はピアノを岡田敦子、E.アシュケナージ、御木本澄子に師事。


大田智美(アコーディオン)

幼少の頃よりピアノを始め、10歳からアコーディオンを江森 登に師事。国立音楽大学附属音楽高等学校ピアノ科卒業後、渡独。デトモルト音楽大学(ドルトムント)アコーディオン教育学科、フォルクヴァンク大学(エッセン)芸術家コースを経て、2009年2月フォルクヴァンク大学ソリストコース(Konzertexamen)アコーディオン科を審査員全員一致の最優秀の成績で卒業、ドイツ国家演奏家資格を取得。御喜美江に師事。また、07年10月より1年間、ウィーン私立音楽大学アコーディオン科に短期留学、グジェゴシュ・ストパに師事。日本やヨーロッパ各地にてシュテファン・フッソング、マッティ・ランタネン、ラース・ホルム、フーゴ・ノート、ミカ・ヴァユリュネン・細川俊夫のマスタークラスを受講。02年、第三回JAA国際アコーディオン・コンクール上級の部、第3位入賞。これまでに『御喜美江アコーディオンワークス2003/2010』、欧州国際芸術祭『リール2004』(フランス)野村誠音楽監修プロジェクト、『アコーディオンフェスティバル (2006)』(プシェミスル/ポーランド)、『アリオン・アフタヌーン・コンサート2006』、『林光バースデーコンサート(2008)』、『東京JAZZ 2009』、『ヴィオラスペース2010』等に出演。読売日本交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、NHK交響楽団、Bochumer Symphoniker等と共演。山下残演出/野村誠音楽・ダンス公演『動物の演劇』、栗田芳宏演出/宮川彬良音楽『シラノ・ド・ベルジュラック』の演奏を務める。2009年夏に帰国後、ソロや室内楽、作曲家との共同作業を経ての新曲初演、舞台音楽、学校公演など幅広い分野において積極的に活動している他、後進の指導にも力を注いでいる。10年よりバラライカ奏者・北川 翔とのデュオ、ピアニスト長見摩耶とのユニットDuo”MONT”での演奏活動を開始。現在、北川記念ロシア民族楽器オーケストラ・首席アコーディオン奏者、アンサンブル・バラトン・メンバー、NPO法人日本アコーディオン協会評議員(准理事)。