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Concert  コンサート情報

銀座ぶらっとコンサート #7020th
宮田 大 “大ism” Vol.4
~セロ弾きのゴージュ~

2013年25日(火) 13:30開演

全席指定 2,500

完売
2012年10月27日(土)

宮田 大(チェロ)
柳谷良輔(ピアノ)
晴 雅彦(語りと歌)

協賛:株式会社ヨックモック

平日の昼下がり、銀座でのお買い物のついでに、お友達との銀ぶらの途中に立ち寄れる気軽なコンサート、『銀座ぶらっとコンサート』第70回。チェロ界の若手ホープ、宮田 大のシリーズ“大ism”の第4回は、セロ弾きのゴーシュをお届けします。現代のセロ弾きが音楽に込めるメッセージ、お聴きください。

プログラム

「セロ弾きのゴーシュ」
宮澤賢治が亡くなった翌年、1934年に発表された童話。ゴーシュは町の活動写真館の楽団、金星音楽団のセロ弾きだが、下手くそで楽長に叱られてばかり。やがて夜な夜な練習する彼のもとに様々な動物が現れて…。

プロフィール

宮田 大(チェロ)

1986年宇都宮市に生まれる。弦楽器指導者の両親のもと、3歳よりチェロを始める。9歳から出場するすべてのコンクールに第1位入賞を果たし、2009年、4年に一度開催され、チェロ部門の国際音楽コンクールの最高峰と言われる第9回ロストロポーヴィチ国際チェロコンクールで日本人として初の優勝という快挙を成し遂げる。さらに10年、第20回出光音楽賞を受賞。第35回江副育英会奨学生。第6回齋藤秀雄メモリアル基金賞、ドイツから方伯モリッツ・フォン・ヘッセン賞を受賞。栃木県での受賞歴も華やかで、芸術関係の賞はもちろんのこと、文化部門では初めての栃木県知事特別表彰を受け、とちぎ未来大使に任命される。桐朋学園音楽部門特待生を受け、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコースを首席で卒業。09年、カルテットをガボール・タカーチ=ナジに師事しジュネーブ音楽院を卒業する。これまでにチェロを宮田 豊、倉田澄子に、室内楽を東京クヮルテット、原田禎夫、原田幸一郎、加藤知子、今井信子、フェルメールカルテットのリチャード・ヤングに師事する。現在はクロンベルク・アカデミーでフランス・ヘルメルソンに師事している。「桐朋学園音楽部門創立50周年記念演奏会」において小澤征爾指揮で協奏曲を演奏した後、サイトウ・キネン室内楽勉強会、小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクト、サイトウキネンオーケストラに積極的に参加する。国内外でソロ活動や協奏曲、室内楽にも取り組み、リン・ハレル、ギドン・クレーメル、ユーリ・バシュメットや、日本を代表する多くの演奏家、オーケストラと共演する。ベートーヴェンフェスティヴァル、ドレスデン音楽祭などヨーロッパの数々の音楽祭に招かれ、高い評価を受けている。テレビ、ラジオへの出演も多く、現在最も注目を集めているチェリストである。在ドイツ。

オフィシャルサイト http://www.daimiyata.com/

柳谷良輔(ピアノ)

カナダに生まれる。ブリティッシュ・コロンビア大学卒業後、クリーブランド音楽院を経てエール大学で修士課程取得。同大学博士資格課程を修了。アンリ・ポール・シクシク、セルゲイ・ババヤン、ボリス・バーマンに師事。カウダー国際ピアノコンクールで第1位入賞、ルイ・シガール国際ピアノコンクール(チリ)などで入賞した後、2009年第10回サン・アントニオ国際ピアノコンクールで優勝した。特にショパンバラード全曲の演奏が高い評価を受ける。これまでにバンクーバー、モントリオールメトロポリタン、エドモントン、ミネソタ、ハートフォード、モロッコなどの交響楽団、サンアントニオ交響楽団、カーヴィル交響楽団などと共演する。室内楽奏者としての評価も高く、アメリカ、カナダ、最近ではロシアでフルート奏者ランサム・ウイルソンと共演した。現代音楽に取り組んでいるニューヨークのムジック・アラモード・アンサンブルのメンバーである。10年、演奏者として初来日し、宮田 大、マシュー・アレンと共演する。11年、宮田 大の初CD「Dai First」にてピアニストとして参加、続くCD発売記念ツアーで高評を得る。活動以外にコンクールの審査員やマスタークラスの指導などにも招待されている。エール大学室内楽クラスで教鞭をとっている。カナダ国立芸術財団から2度にわたって、有望なアーティストのための奨学金、そしてハーバード音楽団体からはアーサー・フット奨学金を 授与されている。またマックスウェル・シェパード芸術団体のアーティスト・イン・レジデンスでもある。カナダ・バンクーバー在住。

オフィシャルサイト http://www.ryoyanagitani.com/

晴 雅彦(語りと歌)

大阪音楽大学卒業。文化庁派遣芸術家在外研修員としてドイツ・ベルリンに留学。ドイツ・ケムニッツ市立劇場「魔笛」パパゲーノでヨーロッパ・デビュー後、同劇場「ヘンゼルとグレーテル」魔女、「ウィンザーの陽気な女房たち」Dr.カイウス、ドイツ・ザクセン州立劇場「蝶々夫人」ゴロー、ドイツ・ラインスベルク音楽祭「ヴァルダー」ドルモンス・ゾーン、スウェーデン・ヴァドステーナ音楽祭「ヴァルダー」ドルモンス・ゾーン等で出演。国内でも、新国立劇場「運命の力」フラ・メリトーネ、「トスカ」堂守、「ルル」猛獣遣い等、数多くのオペラに出演。「魔笛」パパゲーノでチョン・ミョンフンやテオ・アダムと共演し、「ラ・ボエーム」ベノア、アルチンドロでもチョン・ミョンフンと共演。また、ペーター・シュナイダー、ダン・エッティンガー、アントン・レック、ウルフ・シルマー、パスカル・ヴェロ等、著名な指揮者とも共演。ロシア・レニングラード国立歌劇場管弦楽団をはじめ、大阪フィル、東京フィル、読売日響、東京都響、日本センチュリー、大阪響、兵庫PAC、京都市響、京都フィル、関西フィル、オペラハウス管弦楽団、テレマン室内管弦楽団、アンサンブル金沢、セントラル愛知等と共演により、ベートーヴェン「第九」、モーツァルト「レクイエム」、フォーレ「レクイエム」、ブラームス「ドイツ・レクイエム」、マーラー「さすらう若人の歌」、平野公崇「七つの絵」等のソロを演唱するなどコンサートでも活躍。NHK「にんげんマップ」「名曲リサイタル」「あほやねん!すきやねん!」、JOEX「題名のない音楽会」、YTV「秘密のケンミンSHOW」「いただき!ナハ~レ!」「大阪ほんわかテレビ」、TBS「はなまるマーケット」「ニュース1130」等に出演。大阪府芸術劇場奨励新人、大阪市・咲くやこの花賞、大阪文化祭賞奨励賞、兵庫県芸術奨励賞を受賞。全日本学生音楽コンクール審査員、大阪国際音楽コンクール審査員。すばるホール・アドバイザー。大阪音楽大学准教授。