ojihall


Concert  コンサート情報

ネマニャ・ラドゥロヴィッチ&ロール・ファヴル=カーン

2008年125日(金) 19:00開演

全席指定 5,000


(c)Eric Manas

ネマニャ・ラドゥロヴィッチ(ヴァイオリン)
ロール・ファヴル=カーン(ピアノ)

昨今、パリと東京の女性を熱狂させているセルビアが生んだ新星ネマニャ・ラドゥロヴィッチが師走に登場します。デュオのパートナーは才色兼備のフランス人ピアニスト、ロール・ファヴル=カーン。ヨーロッパで度々共演して気心がしれている2人です。ラドゥロヴィッチは2007年のラ・フォルジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭で文字通り聴衆を熱狂させ、以後コンチェルトで、無伴奏リサイタルで圧倒的な演奏を披露しています。彼の魅力は美しい野生の鹿がステージで放たれたような緩急自在な演奏スタイルにあります。古えの大地の声に耳を傾けるように身内の声を聴いて生まれる音楽に才気煥発に応えるファヴル=カーン。さあ、若く美しい2人とダンス、ダンス、ダンス!熱狂の一夜を過ごしましょう。

 

>>インタビューを読む

プログラム

ラヴェル:ハバネラ
ファリャ/クライスラー:スペイン舞曲「はかなき人生」
ヒナステラ:粋な娘の踊り (ピアノ独奏)
ミレティチ:無伴奏ヴァイオリンのための舞曲 (ヴァイオリン独奏)
シューベルト:華麗なロンド ロ短調 Op.70、D895

********** 休憩 **********

ヴィエニアフスキ:華麗なるポロネーズ 第1番 二長調 Op.4
ショパン:ワルツ イ短調(遺作)、嬰ハ短調 Op.64-2 (ピアノ独奏)
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004より
       サラバンド、ジーグ (ヴァイオリン独奏)
ハチャトゥリアン:剣の舞
ピアソラ:リベルタンゴ
シマノフスキ:夜想曲とタランテラ Op.28

※アーティストの希望により上記の通り変更となりました。

プロフィール

(c)Caroline Doutre

ネマニャ・ラドゥロヴィッチ(ヴァイオリン)

ユーゴスラヴィア生まれ。7歳で音楽を始め、1997年セルビア共和国文部省より特別賞「タレント・オブ・ザ・イヤー1997」を授与された。98年にはドイツへ留学し、ザールランド州立音楽演劇大学でJ.エプスタインに師事、引き続きベオグラード大学の芸術音楽学部でD.ミハイロヴィッチに師事する。15歳でパリ国立高等音楽院に入学、P.フォンタナローザに師事、さらにメニューイン、アッカルドの指導を受ける等、研鑽を積む。2003年ハノーファー国際コンクールで第一位を獲得するほか、数々の受賞歴を誇る。これまでにフランス国立放送フィル、リール国立管、国立リヨン管を含むオーケストラ、チョン・ミュンフン、大植英次、フィリップ・ベンダーをはじめとする指揮者と共演している。2006-07年のシーズンにはアムステルダム・コンセルトヘボウ、パリのシテ・ド・ラ・ムジーク、ケルンのフィルハーモニー、ニューヨークのカーネギーホール等で公演を行った。演奏楽器は1843年J.B.ヴィヨーム製ヴァイオリン。

オフィシャルサイト http://www.nemanja-radulovic.com/


(c)Caroline Doutre

ロール・ファヴル=カーン(ピアノ)

アヴィニョンの音楽院でピアノを学び、引き続きパリ国立高等音楽院でブルーノ・リグットに師事、プルミエ・プリを得て17歳で卒業。2001年国際プロ・ピアノ・コンクール(ニューヨーク)で第1位を獲得、さらに“プロ・ピアノ・アーティスト・オブ・ザ・イヤ2001”に選ばれた。ソリストおよび室内楽奏者としてヨーロッパ、合衆国、極東で活躍するほか、エヴィアン、モンペリエをはじめとする著名音楽祭に定期的に招かれており、またソリストとしてフランス各地のオーケストラと共演している。これまでにレイナルド・アーン作品集、ラフマニノフ作品集、ショパン・ワルツ、ゴットシャルク作品集のCDをリリース、いずれも高い評価を獲得している。07年には協奏曲CD(チャイコフスキー/ショパン第2番)をリリースした。04年よりフィリピンのストリート・チルドレンを支援する組織カメレオン・アソシエーションの親善大使として活動。