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Concert  コンサート情報

ウィーン弦楽四重奏団

2006年525日(木) 19:00開演

全席指定 6,000

ウェルナー・ヒンク (第1ヴァイオリン)
フーベルト・クロイザマー (第2ヴァイオリン)
ハンス・ペーター・オクセンホファー(ヴィオラ)
フリッツ・ドレシャル (チェロ)

40年に亘りウィーン・フィルの顔として活躍を続けるウェルナー・ヒンクが、同団のトップメンバーと共に育ててきたウィーン弦楽四重奏団は、ここ王子ホー ルにとってもお馴染みの、かけがえのない存在です。常に伝統の良さ、様式の美しさを伝えてくれる彼らが、モーツァルト生誕250年の年に届けてくれる究極 のウィーンのモーツァルト。王子ホールに馥郁たるウィーンの香りが満ちることでしょう。
プログラム

オール・モーツァルト・プログラム

弦楽四重奏曲 第15番 ニ短調 K.421
弦楽四重奏曲 第17番 「狩」 変ロ長調 K.458 
弦楽四重奏曲 第19番 「不協和音」 ハ長調 K.465 

プロフィール

ウィーン弦楽四重奏団

ウィーン弦楽四重奏団は、ウィーン・フィルハーモニーのコンサートマスター、ウェルナー・ヒンクが第1ヴァイオリン、ヘルムート・プッフラーが第2ヴァイ オリン、ヴィオラにクラウス・パイシュタイナー、そしてチェロはラインハルト・レップという4名のウィーン・フィルハーモニカーによって、1964年に創 設された。その後、77年から第2ヴァイオリンがフーベルト・クロイザマー、85年からはチェロがフリッツ・ドレシャル、98年からはヴィオラがハンス・ ペーター・オクセンホファーに替わって今日まで活動している。スタート時、ヴィオラとチェロがウィーン・コンツェルトハウス弦楽四重奏団のメンバーだった こともあり、直系のグループとして楽友協会の室内楽コンサートを担当するなど、人気団体として活躍してきた。73年からRCAと録音契約を結び、74年の日本演奏旅行を皮切りに、海外への演奏活動を拡げる。RCA、カメラータで活発に録音活動を続け、日本では 82年に、シューベルト「死と乙女/四重奏断章」(カメラータ・25CM-1)で、音楽之友社が主催するレコード・アカデミー賞のベスト室内楽に選ばれ る。その後も、シューベルトの弦楽四重奏曲全集や、モーツァルトの後期10大弦楽四重奏曲全集、ベルリン・フィルのカール・ライスターを迎えてモーツァル ト、ブラームス、ウェーバーといった作曲家のクラリネット五重奏曲を続けて録音し、国際的にも高い評価を受けている。85年からクヮルテットは「ウィーン八重奏団」の弦楽部を受け持つようになり、ウィーン・フィルの室内楽活動の多くが、彼ら4人の背にかかることになっ た。2004年5月26日、本拠地ムジークフェラインのブラームスザールでクヮルテット創立40周年記念コンサートを行った。

ウェルナー・ヒンク(第1ヴァイオリン)

ウィーン・アカデミー(現・ウィーン音楽大学)で、フランツ・サモイル教授の教えを受ける。1964年、ウィーン・フィルの第1ヴァイオリン奏者、68年、第1ヴァイオリンの首席奏者、74年にはコンサート・マスターに抜擢され、現在に至っている。ウィーン市立音楽院教授。

フーベルト・クロイザマー(第2ヴァイオリン)

リンツでアルット教授につく。その後、ウィーン・アカデミー(現・ウィーン音楽大学)でフランツ・サモイル教授の教えを受ける。1969年、チェコスロ ヴァキアで行われたコツィアン国際ヴァイオリン・コンクールで第1位入賞。75年、ウィーン・フィルに入団。78年、第2ヴァイオリン首席奏者。82年よ り第1ヴァイオリン首席奏者。

ハンス・ペーター・オクセンホファー(ヴィオラ)

グラーツに生まれる。ウィーン音楽大学でフランツ・サモイルに教授にヴァイオリンを、ジークフリート・フューリンガー教授にヴィオラを学ぶ。1977年よ りウィーン・フィルのヴィオラ奏者。93年よりウィーン国立音楽大学ヴィオラ科教授。98年よりウィーン弦楽四重奏団のメンバーとなる。

フリッツ・ドレシャル(チェロ)

ウィーン・アカデミー(現・ウィーン音楽大学)でフリーダ・リッシャウアー=クラウス教授に師事する。1968年、アカデミーにて優秀賞を得、同年、 ウィーン・フィルに入団。73年よりウィーン八重奏団に参加。74年からウィーン・フィルのチェロ首席奏者。85年、ウィーン弦楽四重奏団のメンバーとな る。