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Concert  コンサート情報

渡辺香津美 ギタールネッサンス ライブ・イン・王子ホール~シリーズ/種を蒔く人
Vol. 4 「ストリングス・ラビリンス」

2005年16日(木) 19:00開演

全席指定 6,000

渡辺香津美

渡辺香津美(ギター)
松原勝也(ヴァイオリン)
鈴木理恵子(ヴァイオリン)
城戸喜代(ヴィオラ)
山本祐ノ介(チェロ)

アコースティックからエレクトリック、民族音楽・・・。ギターの仲間を縦横無尽に操る《遊弦カリスマ》KAZUMI。そして、真のインプロヴァイザー(即興演奏家)と多彩異才のアーティストとの出会いと創造。種を蒔く人、耕す人、聴く人それぞれの収穫の瞬間を心ゆくまでお楽しみいただけるギター・ルネッサンス ライブ・イン・王子ホール~シリーズ/種を蒔く人。ジャズ、クラシックの垣根を越えた名曲の数々を絶妙のアレンジでお届けするギター・ルネッサンス。今回は“超絶”松原勝也カルテットと渡辺アコースティックギターとの丁々発止が見もの。クラシック界の達人らのグルーヴ感溢れる弦の響きに包まれて、極楽浄土に遊ぶKAZUMIが堪能できます。ギター&ヴァイオリンとくればジャンゴ・ラインハルト&ステファン・グラッペリへのオマージュも聴き所。22本の弦がおりなす迷宮。なにが飛び出すか、今回も聴き逃せません。

プログラム

グノー:アヴェ・マリア
J. S. バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第3番 ホ長調 BWV.1006より プレリュード
ジャンゴ・ラインハルト:ヌアージュ
ステファン・グラッペリ:アイヴ・ファウンド・ア・ニュー・ベイビー
ミシェル・ルグラン:シェルブールの雨傘
渡辺香津美:サヒール

**********休憩**********

スタンリー・マイヤーズ:カヴァティーナ
渡辺香津美:カレイドスコープ 
        :花ごよみ
アストル・ピアソラ:リベルタンゴ
ジャコ・パストリアス:スリー・ヴューズ・オブ・ア・シークレット
渡辺香津美:ネコビタン・エックス 青玉/赤玉

プロフィール
渡辺香津美

渡辺香津美(ギター)

1953年東京生まれ。17歳の時アルバム「インフィニット」でデビュー、天才ギタリストの出現と注目される。鈴木勲、渡辺貞夫など国内のトップグループに在籍。79年、坂本龍一、矢野顕子、村上秀一など気鋭のミュージシャン達と伝説のオールスターバンド「キリンバンド」を結成し、当時のミュージックシーンに衝撃を与えた。同年秋に行われた「イエロー・マジック・オーケストラ」のワールドツアーに参加、世界各地で大絶賛を博し「Kazumi」の名を一躍世界的なものにした。80年代は記録的な大ヒットアルバム「トチカ」に代表されるフュージョンの旗手として活躍。近年ではNHK教育テレビ「アコースティックギター入門」の教授を務めるなどジャンルを越えたクロスオーバーな活動は全ての音楽ファンに愛されている。

松原勝也(ヴァイオリン)

松原勝也(ヴァイオリン)

1989~99年まで新日本フィルのコンサートマスターを務める。6回に及ぶ無伴奏リサイタルをはじめ、即興やジャズミュージシャンとのコラボレーションなど、既成の音楽観に一石を投じるその演奏活動は極めて高い評価を受けている。第17回中島健蔵音楽賞、第55回文化庁芸術祭新人賞受賞。彩の国さいたま芸術劇場レジデンス・カルテットメンバー、静岡AOIレジデンスカルテットメンバー、霧島国際音楽祭講師、東京芸術大学音楽学部助教授。

鈴木理恵子(ヴァイオリン)

鈴木理恵子(ヴァイオリン)

ソロ活動を中心に、彩の国さいたま芸術劇場のレジデンス・カルテットのメンバー、読売日本交響楽団の客員コンサートマスターとしても活躍。CDはヴィヴァルディ「四季」ほか複数。他分野とのコラボレーションも積極的に行っている。

城戸喜代(ヴィオラ)

城戸喜代(ヴィオラ)

桐朋学園大学音楽学部在学中よりフリー奏者として、ソロ、室内楽を中心に活動。ジャンルを問わず様々なコンサート、レコーディング等に参加。現在、桐朋学園大学附属子供のための音楽教室講師として、後進の指導にもあたっている。

山本祐ノ介(チェロ)

クリストファー・ハーディ(パーカッション)

両親ともに作曲家(山本直純、岡本正美)の家庭に育つ。東京交響楽団首席ソロ、ハレーストリングカルテットを経て現在ソロチェリスト及び指揮、作曲で活躍中。キャラクターを活かした表情豊かな演奏が話題を呼んでいる。