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Concert  コンサート情報

フィルハーモニア・カルテット ベルリン

2004年1118日(木) 19:00開演

全席指定 6,000

フィルハーモニア・カルテット ベルリン

ダニエル・シュタープラヴァ(第1ヴァイオリン)
クリスティアン・シュターデルマン(第2ヴァイオリン)
ナイトハルト・レーザ (ヴィオラ)
ヤン・ディーセルホルスト(チェロ)

ベルリン・フィル・コンサートマスター、ダニエル・シュタープラヴァ率いる同オーケストラ最高のカルテットがベルリン・フィル来日の忙しいスケジュールを縫って登場してくれる。室内楽的な精妙さから、マッシブなシンフォニック・サウンドまで世界一と言われるベルリンフィルの弦の中枢を担うメンバーによる弦楽四重奏団、フィルハーモニア・カルテット・ベルリン。シュタープラヴァの奏でる美しい音色はもちろんのこと、常設のカルテットにひけをとらないアンサンブル、そしてミニ・ベルリン・フィルともいえる緻密さと迫力は他の追随を許さない。今回はオール・ベートーヴェン・プロ。初期、中期、後期から1曲ずつ取り上げ、作風の推移を俯瞰しつつ、ベートーヴェンの神髄を聴かせてくれることだろう。
プログラム

オール・ベートーヴェン・プログラム

弦楽四重奏曲 第4番 ハ短調 Op. 18-4
弦楽四重奏曲 第16番 ヘ長調 Op. 135

**********休憩**********

弦楽四重奏曲 第7番 ヘ長調 「ラズモフスキー第1番」 Op. 59-1

プロフィール

ダニエル・シュタープラヴァ(第1ヴァイオリン)

ポーランドのクラコウに生まれる。生地の音楽学校で研鑚を重ね、数度にわたって国際的コンクールに入賞を果たし、1979年にはクラコウの放送交響楽団のコンサートマスターに就任した。その後、83年にベルリン・フィルに転じ、86年にはオーディションでコンサートマスターに指名され、現在に至るまで第1コンサートマスターとして活躍している。ソリストとしても国内外で高い評価を得ており、ヴィニアフスキ作品集などCDもリリースしている。

クリスティアン・シュターデルマン(第2ヴァイオリン)

ベルリンに生まれる。ベルリン芸術大学でトーマス・ブランディスに師事した後、ユンゲ・ドイチェ・フィルハーモニーの団員を経て、1985年ベルリン・フィルに入団。87年以来、第2ヴァイオリン首席奏者の地位にある。

ナイトハルト・レーザ(ヴィオラ)

ベルリンに生まれる。ベルリンでミッシェル・シュバルベに、ケルンではマックス・ロスタールのもとでヴァイオリンとヴィオラを学んだ。その後、奨学金を得てアメリカに渡り、ヴィオラ奏者マイケル・トゥリーに師事する。1978年ドイツ音楽評議会のコンクールに入賞し、同年ソロ・ヴィオラ奏者としてベルリン・フィルに入団した。

ヤン・ディーセルホルスト(チェロ)

マールブルクに生まれる。7歳からチェロを始めた。フランクフルト・アム・マインの音楽大学で、アレクサンダー・モルツァーンに学んだ後、ベルリンでヴォルフガング・ベッチャーに師事した。在学中から数多くのコンクールに入賞や奨学金を受け、1977年にベルリン・フィルに入団した。