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Concert  コンサート情報

モザイク・カルテット

2004年528日(金) 19:00開演

全席指定 5,500

モザイク・カルテット

エーリッヒ・ヘーバルト(ヴァイオリン)
アンドレア・ビショフ(ヴァイオリン)
アニタ・ミッテラー(ヴィオラ)
クリストフ・コワン(チェロ)

ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスの中心メンバーで組織される『モザイク・カルテット』によるオール・ハイドンプロ。まさにハイドンの時代の響きを再現してくれる彼らの演奏こそ、これらの曲にふさわしいのではないだろうか。演奏されるのは、「交響曲の父」のみならず「弦楽四重奏の父」とも呼ばれるハイドン(1732~1809)の80曲以上ある弦楽四重奏曲の、中期から後期にかけての作品の中から3曲。第33番を含む「太陽四重奏曲」全6曲は40歳のときに作曲。第57番を含む「第1のトスト四重奏曲」は56歳、有名な「皇帝」は65歳と、まさに円熟から晩年に向かってのハイドンの変遷が辿れる。
プログラム

オール・ハイドン・プログラム

弦楽四重奏曲 第33番 ト短調 「太陽四重奏曲 第3番」 Op. 20-3 Hob. III-33
弦楽四重奏曲 第57番 ト長調 「第1トスト四重奏曲 第1番」 Op. 54-1 Hob. III-58

**********休憩**********

弦楽四重奏曲 第77番 ハ長調 「皇帝」 Op. 76-3 Hob. III-77

プロフィール

モザイク・カルテット

モザイク・カルテット

古楽器による弦楽四重奏団としては世界最高峰にあるモザイク・カルテットは、フランスとウィーンを中心に世界中で活躍している。メンバーはアーノンクール率いるウィーン・コンツェントゥス・ムジクスのコンサート・マスターはじめ主要メンバーでもある。コワンは古楽器チェロの名手として著名な存在で、コンツェントゥス・ムジクスには客演独奏者として出演している。彼らの演奏は学究的解釈のみにとらわれず、ウィーンの伝統の美しく響く弦の音色を古楽器で表現する、いわばピリオド楽器とモダン楽器両方の良さを取り入れている希有なグループである。ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンやシューベルトといったウィーン古典派を得意とする。少なめのヴィブラートなど純正調の響きを大切にし、古楽器が持つ独特の音色と、歌心あふれる演奏は「美しい」の一言。1998年、2002年に続く3回目の来日。