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Concert  コンサート情報

ケルン・アカデミー・オーケストラ&ロナルド・ブラウティハム

2013年517日(金) 19:00開演

全席指定 7,000

完売
2013年1月26日(土)


ケルン・アカデミー写真(c)Wolfgang Burat
ブラウティハム写真(c)Marco Borggreve

ケルン・アカデミー・オーケストラ
マイケル・アレクサンダー・ウィレンス(指揮)
ロナルド・ブラウティハム(フォルテピアノ)

欧州古楽界に旋風を巻き起こす人気急上昇の古楽器オーケストラと“キング・オブ・ザ・フォルテピアノ”(タイムズ)と称されるロナルド・ブラウティハム協演によるモーツァルト演奏会。シンフォニーとピアノ・コンチェルトをモーツァルト時代の響きで堪能していただく至福のひとときをお届けします。

プログラム

<オール・モーツァルト・プログラム>
 交響曲 第17番 ト長調 K129
 ピアノ協奏曲 第12番 イ長調 K414
 **********休憩**********
 交響曲 第15番 ト長調 K124
 ピアノ協奏曲 第9番 変ホ長調 K271 「ジュノム」

プロフィール

(c)Wolfgang Burat

ケルン・アカデミー・オーケストラ

指揮者のマイケル・アレクサンダー・ウィレンスによって、1996年にケルンに設立された。レパートリーは17世紀から21世紀までの音楽で、それらの作品をその時代の演奏解釈のもとに時代に合った楽器(バロック、クラシックなど)を使い分ける。歴史的研究を追求し、作曲家の意図を引き出すことを心がけるその演奏は新鮮で自然に聴こえ、作品の本来の姿を生き生きと響かせる。ロナルド・ブラウティハム(フォルテピアノ)、ピーター・ウィスペルウェイ(チェロ)、エリック・ホープリッチ(クラリネット)、マイケル・チャンス(カウンターテナー)、ナンシー・アージェンタ(ソプラノ)など、著名なソリストとの共演も多く、ヨーロッパの主要な音楽祭でも高い評価を受けている。2009年秋から、スウェーデンのBISレーベルでフォルテピアノのロナルド・ブラウティハムと共にモーツァルトのピアノ協奏曲全曲録音を開始。その第1集は、BBCミュージック・マガジン誌などから国際的に優れた評価を獲得している。初来日。


(c)Javier Casares

マイケル・アレクサンダー・ウィレンス (指揮)

ケルン・アカデミー・オーケストラの音楽監督、指揮者。ニューヨークのジュリアード音楽院で音楽学士号と博士号を取得する。指揮をジョン・ネルソン(ジュリアード音楽院)、レナード・バーンスタイン(タングルウッド)などに学ぶ。リンカーンセンターのグレート・パフォーマーズ・シリーズやドイツ、オーストリア、フランス、スペイン、イタリアなどの主要な音楽祭に出演。あまり知られていない現代アメリカの作曲家の演奏にも力を入れており、ワシントンDCとヴァージニアで行ったリチャード・スクワイアーズのオペレッタ“The Fall of Albion”の世界初演とストラヴィンスキーの「兵士の物語」は賞賛を浴びる。器楽奏者(コントラバス、ヴィオラ・ダ・ガンバ)としても、ムジカ・アンティクヮ・ケルン、オーケストラ・アニマ・エテルナ、イングリッシュ・バロック・ソロイスツなどと共演している。


(c)Marco Borggreve

ロナルド・ブラウティハム(フォルテピアノ)

オランダを代表する演奏家。技巧と音楽性だけでなく音楽的興味の広さが特徴。アムステルダムとロンドンで勉強し、アメリカでルドルフ・ゼルキンに師事する。1984年には、オランダで最高の音楽賞である「オランダ・ミュージック・プライズ」を受賞。 リッカルド・シャイー、シャルル・デュトワ、ベルナルド・ハイティンク、フランス・ブリュッヘン、フィリップ・ヘレヴェッヘ、クリストファー・ホグウッド、アンドルー・パロット、ブルーノ・ワイルなどの著名な指揮者のもと、主要なヨーロッパのオーケストラと定期的に共演している。モダン・ピアノでの演奏の他に、フォルテピアノ演奏にも情熱を傾けるようになり、フライブルク・バロック・オーケストラ、コンチェルト・コペンハーゲン、18世紀オーケストラ、エイジ・オヴ・エンライトメント、シャンゼリゼ管弦楽団などと共演。また室内楽奏者としても熱心で、ヴァイオリンのイザベル・ファン・クーレン、ピアノのメルビン・タン、アレクセイ・リュビモフと定期的に共演している。95年からスウェーデンのBISレーベルと良好な提携関係をスタートさせた。これまでにリリースされた40以上のタイトルの中には、フォルテピアノでのモーツァルトとハイドンのピアノ曲全集などがある。2004年にはフォルテピアノによる、17CDからなるベートーヴェン・シリーズの1枚目が発売となった。このシリーズは、すでにフォルテピアノの模範的録音としてしっかりと確立されている。アメリカの音楽雑誌ファンファーレは、『これは、モダン・ピアノでこの音楽を演奏するという概念、様式的パラダイム・シフトに挑戦するベートーヴェン・シリーズであろう』と書いている。BIS以外にもデッカ・レーベルで、リッカルド・シャイー指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団とショスタコーヴィチ、ヒンデミットなどのピアノ協奏曲を録音している。これらの録音により、2つのエディソン賞、2つのディアパゾン・ドール賞、ディアパゾン・ドール・ド・ラネー賞、8つのル・モンド・デ・ラ・ムジークのショック賞と2つのカンヌ・クラシック賞を受賞している。