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Concert  コンサート情報

レ・ヴァン・フランセ

2007年214日(水) 19:00開演

全席指定 7,500

エマニュエル・パユ (フルート)
フランソワ・ルルー (オーボエ)
ポール・メイエ (クラリネット)
ラドヴァン・ヴラトコヴィチ (ホルン)
ジルベール・オダン (バソン)
エリック・ル・サージュ (ピアノ)

今をときめく超一流管楽器奏者による夢のスーパー・ヴィルトゥオーゾ・アンサンブルが再び登場。レ・ヴァン・フランセは長い伝統によって優れた管楽器奏者 を輩出してきたフランスが生んだ木管アンサンブル。誰も考えつかないような豪華な顔ぶれはまさに管楽器のオール・スター・チーム。フランスならではの洗練 された響きと華やかな色彩感豊かな音色を持ち、驚異的なテクニックで完璧な演奏を披露します。今が旬のヴィルトゥオーゾたちによる演奏はパワフルでありな がら上品さを感じさせるもの。「フランスの風」の名を持つお洒落なアンサンブルが、さわやかなウィンドの響きを堪能させてくれます。
プログラム

 

ジョン・ケージ:管楽器のための音楽 (木管五重奏)
ハイドン:ロンドン・トリオ ト長調 Hob. IV: 2 & Hob. IV:3 (フルート、オーボエ、バソン)
ティエリー・エスケシュ:レ・ヴァン・フランセのために書かれた新作 (日本初演)
              (フルート、オーボエ、クラリネット、ホルン、バソン、ピアノ)
ベートーヴェン:五重奏曲 変ホ長調 Op.16 (オーボエ、クラリネット、ホルン、バソン、ピアノ)
プーランク:六重奏曲 (フルート、オーボエ、クラリネット、ホルン、バソン、ピアノ)

プロフィール

レ・ヴァン・フランセ(フランスの風)は、ポール・メイエが中心となり国際的に活躍する10年来の友人たちに声をかけ て結成された。ベルリン・フィル首席のパユ、元バイエルン放送響首席のルルー、天才奏者メイエ、ソリストとしても評価の高いヴラトコヴィチ、フレンチ・バ スーンの名手オダン、さらにパユやメイエのパートナーとして知られるル・サージュとスーパー・スターが勢ぞろい。フランスならではの洗練された響きと華や かな色彩感豊かな音色を持ち、驚異的なテクニックで完璧な演奏を披露する。1999年のプーランク・イヤーにリリースされた2枚組のCDは発売されると同 時に絶賛を浴び、日本でも第37回音楽之友社「レコード・アカデミー大賞」を受賞したことは記憶に新しい。2002年の初来日公演以来、常に予想をはるか に超える衝撃を与えてくれる。

エマニュエル・パユ(フルート)

1989年からバーゼル放送交響楽団首席奏者を務める一方、同地でオーレール・ニコレに師事。89年神戸、92年 ジュネーヴの両国際コンクールで優勝。93年ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団首席奏者に最年少で就任。以来ソリストとしても世界各地で活躍し、EMI 専属アーティストとしてCDを多数発表。人気と実力の双方を兼ね備えたフルート界のスターとして大変な注目を集めている。

フランソワ・ルルー(オーボエ)

1991年にミュンヘン国際音楽コンクールで優勝し、一躍国際的注目を集める。その他トゥーロン国際コンクールで も1位を受賞。その後、ピエール・ブーレーズ、クラウディオ・アバドと共演して絶賛を博す。バイエルン放送交響楽団の第1オーボエ奏者を経て、現在はソリ ストとして世界各地で演奏。室内楽奏者としてもムローヴァ・アンサンブルのメンバー、パリ・バスティーユ八重奏団の創立メンバーとして活躍。

ポール・メイエ(クラリネット)

13でソリストとしてデビュー。19歳でNYカーネギーホールにデビューし、ベニー・グッドマンと親交を結んだ 後、世界有数のソロ・クラリネット奏者として全世界で活躍。完璧な技術と品の有る豊かな音色で天才クラリネット奏者として多くの作曲家達から曲を捧げられ 初演も多い。世界の超一流ソリスト達と室内楽で共演する他、近年では指揮者としても活躍している。

ラドヴァン・ヴラトコヴィチ(ホルン)

1982年ベルリン放送交響楽団(現ベルリン・ドイツ交響楽団)の首席ホルン奏者に就任。83年ミュンヘン国際 ARDコンクールで第1位を獲得。幅広いレパートリーで世界各国の主要オーケストラにソリストとして出演。98年よりザルツブルク・モーツァルテウムにて ホルンの教授を務め、2000年よりスロヴェニアの音楽祭“セプテンバー・フェスティバル”の芸術監督に就任。

ジルベール・オダン(バソン)

1973年パリ音楽院に入学。バスーンをモーリス・アラールに、室内楽をクリスティアン・ラルデに学ぶ。74年 ジュネーヴ国際コンクール第2位(1位なし)、75年ミュンヘン国際音楽コンクール第3位を受賞後、80年ジュネーヴ国際コンクール、82年トゥーロン国 際コンクールの両コンクールで第1位を受賞。現在、パリ・オペラ座管弦楽団首席奏者。フランス国立パリ高等音楽院教授。

エリック・ル・サージュ(ピアノ)

パリ音楽院に学び、ロンドンでマリア・クーシオに師事。ポルト国際コンクール第1位、89年ロベルト・シュー マン国際コンクール第1位等受賞多数。ソリストとしてヨーロッパの各オーケストラと共演する他、世界の主要音楽祭に出演。BMGファンハウスよりCDが発 売されている。古典から現代まで作品の核心に触れる深い解釈とフレンチ・ピアニズムを継承する演奏で世界中で高い評価を受けている。