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Concert  コンサート情報

コンチェルト・コペンハーゲン

2007年116日(火) 19:00開演

全席指定 5,500

ラース・ウルリク・モルテンセン(指揮、チェンバロ)
ペーター・スピスキー(第1ヴァイオリン)
フレデリック・フロム(第1ヴァイオリン)
ステファニー・バーナー(第1ヴァイオリン)
ビヤーテ・アイケ(第2ヴァイオリン)
アンティーナ・ヒューゴソン(第2ヴァイオリン)
エリザべット・エーネビョーン(第2ヴァイオリン)
トワビョーン・ケール(ヴィオラ)
トーマス・ピット(チェロ)
ラース・ハウンキレ(ヴィオローネ)

北欧からチェンバロの魔術師と有数の古楽オーケストラがやって来ます。愛称“COCO”。1991年の結成以来、寒い国で生まれた“COCO”は、一糸乱 れぬ清澄なサウンドと唸るようなチェンバロで欧州を熱く席巻しています。今回初来日にして、有名なバッハのチェンバロ協奏曲をなんと一晩で4曲演奏してし まう大胆不敵なプログラム。現在バッハのチェンバロ協奏曲を聴くならこのグループがベストといわれているツワモノたちです。どうぞお聴き逃しなく!
プログラム

オール・J.S.バッハ チェンバロ協奏曲

チェンバロ協奏曲 第1番 ニ短調 BWV1052
チェンバロ協奏曲 第4番 イ長調 BWV1055

********** 休憩 **********

チェンバロ協奏曲 第5番 ヘ短調 BWV1056
チェンバロ協奏曲 第3番 二長調 BWV1054

プロフィール

コンチェルト・コペンハーゲン

通称「ココ」。結成以来生き生きした魅力的な演奏で知られ、行く先々で聴衆の人気者になっている。1991年デンマークとスウェーデンの音楽家により結成されて以来、ココは人々から圧倒的な支持と賞賛を受けている。99年、高評を得ているチェンバロ奏 者ラース・ウルリク・モルテンセンがこのアンサンブルの音楽監督に就任した。モルテンセンは今日最も実力のあるチェンバロ奏者、室内楽奏者の一人として知 られ、最近は指揮者としても大きな成果を収めている。モルテンセンを首席奏者兼音楽監督に迎えて、ココはすばらしい芸術と音楽の航海に船出し、スカンディ ナヴィアの知名度の低い作品とバロック・古典の遺産とを結合することにより、伝統的なコンサート音楽にさわやかな北欧の香りを加えた。近年コンチェルト・コペンハーゲンはエマ・カークビー、アンドレアス・ショル、ロナルド・ブローティガム、アンドルー・ローレンス=キング、アンドルー・ マンゼをはじめ、多くの古楽の名手たちと共演している。

ラース・ウルリク・モルテンセン(指揮、チェンバロ)

コペンハーゲンの王立音楽アカデミーでチェンバロと通奏低音を学び、さらにロンドンではトレヴァー・ピノックのもとで研鑽 を積んだ。1988年から90年までロンドン・バロックの、93年までコレギウム・ムジクム90のチェンバロ奏者として活動し、93年、夫人でヴァイオリ ニストのウルズラ・ヴァイスとともにアンサンブル"1685"を結成した。フォルテピアノの名手としても知られ、指揮者としても活躍。また、ヨーロッパと 南米でバロック音楽の講座を行なっている。アルヒーフ、EMI、コントラプンクトなどのレーベルで多数のCDを出しており、その一つ、バッハの「ゴールド ベルク変奏曲」は『ディアパゾン・ドール賞』(フランス)を受賞した。ジョン・ホロウェイ、ヤープ・テル・リンデンとの共演によるブクステフーデ室内楽全 集(世界初の全曲録音)は1995年、デンマークで最高のクラシック・レコーディングに贈られる『グラミー賞』を受賞した。演奏活動に対して数多くの賞や 賞賛を贈られているが、中でも84年の『デンマーク音楽評論家賞』は特筆に価する。