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Concert  コンサート情報

G-Lounge #6
ギター・サミット ~鬼怒無月、木村 大&沖 仁~

2006年1213日(水) 19:30開演

全席指定 5,000

鬼怒無月(アコースティック・ギター)
木村 大(クラシカル・ギター)
沖 仁(フラメンコ・ギター)
ゲスト:松田美緒、西任白鵠(ヴォーカル)

みっつのギターとふたりの歌姫。
「ギターラの音は人の心を射抜く」と言います。世界中に広まりなが らあらゆる民族や国境を越えてその土地に馴染み、イベリア半島からアメリカ大陸へ太平洋を渡りハワイ諸島やアジア各地にも。彼の地でも独特の奏法が形成さ れ、現代においてのJAZZやROCK音楽ではギターはもはや楽器の王様の風格さえあります。これだけの浸透と発展もギター本来の「人のこころを射抜く 力」、あらゆる人々を感動させるギターという楽器の素晴らしさの賜物でしょう。
今宵、ギター・サミットと名付けられた演奏会には3人のギ タリストが集まります。まずサミットの主催、鬼怒無月。JAZZとROCKの最前衛で活躍する異能ギタリストです。エレクトリックとアコースティックを自 在に駆けめぐっていますが、今回は彼のアコースティック・ギターのプレイにご注目ください。2人目はクラシック・ギターの貴公子、木村 大。高度に洗練された西欧古典音楽の精華といえる演奏者。そして、フラメンコ・ギターの異才、沖 仁。パッショネイトな素晴らしいスパニッシュ・ギター奏者です。この3人が合奏する曲も用意されています。そのひとつはあのイーグルスの「ホテル・カリ フォルニア」。どんな演奏になるのかほんとうに楽しみです。さらにゲスト・シンガーにも素晴らしい女性歌手をお呼びしています。新進気鋭の若手2人です。世界中を駆けめぐっているファドの歌姫、松田美緒。FMでも 活躍中の鋭い現代感覚持つ、POP・シンガー、西任白鵠。この花のような2人も交えてギターの旅などにおもいを馳せる師走の一夜。銀座四丁目の王子ホール にて開催される「ギター・サミット」に是非ご参加ください。

 

G-Loungeとは・・・
Ginza、Groove、Gigs・・・ジャズやボサノバ、タンゴなど、ジャンルにとらわれることなく、上質な音楽を、銀座王子ホールのアコー スティックな空間でお楽しみいただくというコンセプトのもとスタートしたコンサート・シリーズです。

プログラム

A.ヨーク:三千院 (鬼怒+木村)
     :カリフォルニア・ブリーズ (鬼怒+木村)
L.ボンファ:黒いオルフェ (鬼怒+沖)
ママス&パパス:夢のカリフォルニア (鬼怒+木村+沖)
イーグルス:ホテル・カリフォルニア (鬼怒+木村+沖)
他予定

プロフィール

鬼怒無月(アコースティック・ギター)

1964年生まれ。高校時代より音楽活動を始める。プログレッシブロックやジャズ、民族音楽等をルーツに持ち、日々自己の ギタースタイルを進化させ続ける異才ギタリスト。90年に自己のグループ、ボンデージフルーツを結成。94年にバイオリン奏者 勝井祐二と共に発足したレーベル『まぼろしの世界』より現在までに「Bondagefruit 6」(05年2月発売)を含む6枚のアルバムを発表。ボンデージフルーツは98年『Scandinavian Progressive Rock Festival』、99年にはサンフランシスコの『Prog Fest 99』に招かれるなど海外での評価も高い。ボンデージフルーツ以外の活動としてはWare house、勝井祐二とのデュオ Pere-Furu、壷井彰久とのERA 等の他、ギター・ソロによる「Guitar Solo」「Quiet life」などがある。カルメン・マキや村上ゆきをはじめ、数多くのアーティストの信頼を得て、日々セッション活動を続けている。2005年7月21日に Silentレーベルより「Wild Life」を発表。狂熱のエレクトリック・ギターから天空を舞う魂のアコースティック・ギターまで、幅広い音楽性と音色の美しさが話題を呼ぶ。

オフィシャルHP http://mabo-kido.hp.infoseek.co.jp/

木村 大(クラシカル・ギター)

1982年生まれ。5歳より父、義輝に師事、ギターと音楽理論を学ぶ。小学1年生で第13回GLC全国学生ギターコンクー ル小学低学年の部優勝を皮切りに、次々に国内コンクールにおいて優勝を飾る。96年、国際的ギターコンクールでは世界最高水準にある第39回東京国際ギ ターコンクールで最年少の14歳で優勝。翌97年にはバルセロナ音楽祭に招待されヨーロッパデビュー。99年、CDデビュー。これを機に全国リサイタル・ ツアーを3年にわたり実施。またテレビ、ラジオに出演、雑誌などにも登場、多方面で活躍する。2002年4月より2年間、英国王立音楽院に留学。帰国後、 音楽活動を再開。NHK交響楽団をはじめ各オーケストラと共演、アンサンブルとの協奏、ソロ・リサイタルを実施する。2006年9月には5枚目のアルバム 「ロンドン・エッセイ」を発売。また、9月より07年3月にかけて、全国20数会場でツアー・リサイタルを開催する。

オフィシャルHP http://www.kimuradai.com/

沖 仁(フラメンコ・ギター)

1974年生まれ。14歳より独学でエレキギターを始める。高校卒業後、カナダで1年間クラシックギターを学び、その後、 スペインへ渡り、通算3年半スペインに滞在。一時帰国中の97年、日本フラメンコ協会主催新人公演において奨励賞を受賞する。2000年5月、帰国。 同年、スペインでの友人・石塚隆充氏とフラメンコ・ユニット Taka y Jin(タカ イ ジン)を結成。02年2月には、男性フラメンコ舞踊手2人と Taka y Jinでフラメンコグループ、クアトロ・カミーノを結成。同年7月18日に、初のソロ・アルバム「ボリビアの朝」を発表。03年7月にはピアニスト・川上 ミネと共に 南米ツアーを行い、キューバ、アルゼンチン、ボリビア各国にて現地のミュージシャンと共演し、高い評価を得る。05年5月18日には、ソロ第2弾「New day to be seen」をリリース。同年6月5日には、スパイラルホールにて、ワンマンライブを行う。現在は、野崎良太のソロユニットJazztronik、畠山美由 紀等の国内外のアーティストとの共演活動や、クレモンティーヌ等のプロデュース活動も精力的に行っている。

オフィシャルHP http://www.jinoki.info/

松田美緒(ヴォーカル)

幼少時代より、様々なジャンルの歌に惹かれ歌うようになる。19歳の頃、ポルトガルのファドに自己表現の形を見出し、歌い 始める。2002年よりポルトガル訪問を重ね、03年、1年間ロータリー財団の奨学生としてリスボンに留学、本場でのファドを習得。04年、ブラジル、ミ ナス・ジェライス州の冬の音楽祭のイベント『Na Ponta da Lingua』にポルトガル代表グループのヴォーカリストとして出演する他、大西洋の諸島国カーボ・ヴェルデに歌手として1ヶ月滞在。以後、活動の拠点を ブラジルに移し、リオ・デ・ジャネイロにてポルトガル、ブラジル、カーボ・ヴェルデの海の歌を綴った1stアルバム『Atlantica』をレコーディン グ(05年8月リリース)。06年4月には六本木ヒルズ限定で1stミニアルバム『Ignopor』をリリース。同秋には2ndアルバム 『Pitanga!』がビクターよりリリース予定。現在、日本、ブラジル、ポルトガル、アンゴラ、東欧など様々な地域のアーティストと共にハイブリッドな 独自の音楽世界を構築中。歌手であるとともに、執筆者としても注目されている。愛情のこもった個性的な歌声と独特の感性に根付いた表現には、彼女が旅する 様々な地域の情感が宿っている。

西任白鵠(ヴォーカル)

大阪生まれ、福岡育ち。5歳からピアノを始める。 ピアニストを志すも、アメリカに留学していた高校生の時、歌うことのおもしろさに気づき、アメリカでの音楽大学進学をやめて帰国する。その後、日本の大学 へ通いながらバンド・ライブ活動を開始。東京、大阪のcafeやライブハウスを中心に歌いながら、作詞・作曲も手がける。2001年、LaRA名義でオリ ジナルシングル『ふたりでみてたもの』をリリース。そして06年秋、Silentレーベルより1stアルバムをリリース予定。大学時代よりFMラジオの DJとしても活動し、自分の言葉で表現する面白さを追及しながら手掛けた番組は、これまでに30を越える。また、音楽コラムの執筆や映画コメンテーターと してのTV出演など、多方面において活躍している。

オフィシャルHP http://plaza.rakuten.co.jp/nishitoakiko