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Concert  コンサート情報

アンネ・ソフィー・フォン・オッター

2006年46日(木) 19:00開演

全席指定 11,000

アンネ・ソフィー・フォン・オッター(メゾ・ソプラノ)
ベングト・フォシュベリ(ピアノ)
ニルス=エリク・スパーフ(ヴァイオリン)

2006年、王子ホールは春の到来と共に待望のディーヴァを迎えます。北欧が生んだ現代屈指のメゾ・ソプラノ、アンネ・ソフィー・フォン・オッター。今回 彼女が披露してくれるのは、ハイドン、モーツァルト、シューベルトといったウィーンゆかりの作曲家によるチャーミングな歌曲の数々。315席の空間で、世 界を魅了し続ける彼女の息吹を感じる贅沢な一夜をお過ごしください。

プログラム

モーツァルト:来たれ、いとしのツィター K.351
         鳥よ、年ごとに K.307
         ルイーゼが不実な恋人の手紙を焼いたとき K.520
         ラウラに寄せる夕べの思い K.523
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 第28番 ホ短調 K.304 (Vn&Pf)
ハイドン:カンタータ 「ナクソスのアリアンナ」 Hob.XXVIb:2

********** 休憩 **********

ハイドン:誠実 Hob.XXVIa:30
      彼女は決して愛を打ち明けませんでした Hob.XXVIa:34
      水夫の歌
シューベルト:ヴァイオリン・ソナチネ 第1番 ニ長調 D.384 (Vn&Pf)
        :春の想い D.686
         ます D.550
         夕星 D.806
         夕映えの中で D.799
         ミューズの息子 D.764

プロフィール

アンネ・ソフィー・フォン・オッター(メゾ・ソプラノ)

世界中の一流指揮者、オーケストラ、歌劇場から愛され、大成功を収めている現代屈指のメゾ・ソプラノ。スウェーデンに生まれ、ストックホルムで教育を受けた後、ロンドン・ギルドホール音楽大学で学ぶ。バーゼル歌劇場の主力メンバーとしてプロのキャリアをス タートし、モーツァルトとR.シュトラウス作品の主役でめきめきと国際的に頭角を現す。とりわけ「ばらの騎士」のオクタヴィアンは世界中の歌劇場で聴衆を 魅了。日本でもカルロス・クライバー指揮による名演が語り継がれている。基本に忠実でありながら既成概念に囚われない柔軟性を備え、英・独・仏・伊・北欧 の言語を自由に操りながら、バロックから現代までの時代、あらゆる役を凌駕していく真のプロフェッショナルな芸術家である。ロックの鬼才エルビス・コステ ロとのコラボレーションでも話題を呼んだが、ドイツ・グラモフォンの専属ソロ歌手として数多くの録音があり各賞に輝く。ベングト・フォシュべリと素敵な歌 曲集を多々残してくれているのも嬉しい限り。2005年春に『しばしの音楽で/バロックメロディ』がリリースされた。


ベングト・フォシュべリ(ピアノ)

スウェーデンに生まれ、エーテボリ音楽大学でピアノとオルガンを専攻した。ソリスト、室内楽奏者、伴奏者として活躍しており、オッターにとってなくてはな らないパートナーである。作曲家の有名無名に拘らず幅広く多彩なレパートリーを持ち、自らストックホルムの室内楽協会を運営してそれらの音楽の奨励に務め ている。数多いレコーディングの中でも、オッターとの共演では多くの賞に輝いたグリーグの歌曲撰集をはじめ数々の名アルバムがドイツ・グラモフォンからリ リースされている。近年、ストックホルムのデュティユー音楽祭で指導的役割を果たしている。

ニルス=エリク・スパーフ(ヴァイオリン)

1971年ストックホルムの王立音楽大学でソリスト・ディプロマを取得したのち、プラハ・アカデミーで学ぶ。これまでロイヤル・ストックホルム歌劇場管弦 楽団、ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団、ウプサラ・チェンバー・ソロイストのコンサートマスターを歴任。また、ソリスト、室内楽奏者 としても国際的に活躍。CDもドイツ・グラモフォン他から多数リリース。92年より王立スウェーデン音楽アカデミーのメンバー。2004年1月、スウェー デンのカール16世グスタフ国王より、名誉ある「文化芸術」メダルを授与された。