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Concert  コンサート情報

銀座ぶらっとコンサート #10
宮本益光の王子な午後

2006年45日(水) 13:30開演

全席指定 2,500

宮本益光(バリトン)
加藤昌則(ピアノ)

協賛:株式会社ヨックモック

コン サートホールでひと休み。平日の昼下がり、銀座でのお買い物のついでに、お友達との銀ぶらの途中に立ち寄れる気軽なコンサート、それが『銀座ぶらっとコンサート』です。今回はオペラ歌手の宮本益光が、魅惑のバリトンで物語の世界へお誘いします。素敵な愛の歌の数々と楽しいトークで綴る70分間の春の夢。
プログラム
ビゼー:“カルメン”より「闘牛士の歌」
越谷達之助:初恋 (石川啄木・詩)
大中 恩:サッちゃんの家 (畑中良輔・詩)
モーツァルト:“ドン・ジョヴァンニ”より 「窓辺のセレナーデ」
多 忠亮:宵待草 (竹久夢二・詩)
加藤昌則:ポッロのプロポーズ (加藤昌則・詩)
加藤昌則の即興演奏
中田喜直:結婚 (山之口 貘・詩)
モーツァルト:“魔笛”より 「恋人か女房か」
中田喜直:霧と話した (鎌田忠良・詩)
F.ロウ:“マイ・フェア・レディ”より 「君住む街角」
プロフィール

宮本益光(バリトン)

1972年生まれ。東京藝術大学卒業。同大学院修士課程修了。学生時代から数々のコンクールで受賞し、95年にヘンデル「メサイア」のソリストでコンサー トデビュー後、主たる宗教曲のソリストを務める。96年、広島オペラルネッサンス「ドン・ジョヴァンニ」マゼット役でオペラデビュー。以後めきめきと頭角 を現し、99年の広島オペラルネッサンス、、2000年の北海道二期会公演「ドン・ジョヴァンニ」のタイトル・ロール、01年、東京室内歌劇場公演「ヴェ ニスに死す」の旅人他一人七役、02年には、新国立劇場小劇場シリーズで原嘉寿子「シャーロック・ホームズの事件簿」タイトル・ロール、神奈川国際芸術 フェスティバルで三善晃「遠い帆」徳川家康役、03年、新国立劇場のR.シュトラウス「アラベッラ」、東京室内歌劇場でのアンドレ・プレヴィン「欲望とい う名の電車」(日本初演)スタンレー役。そして04年、宮本亜門演出「ドン・ジョヴァンニ」のタイトル・ロールで二期会デビューを果たし、高い評価を得 た。古典から現代作品、邦人作品まで、幅広いレパートリーを持つ。また、オペラの日本語訳詞上演について研究しており、これまでに「カルメン」、「ドン・ ジョヴァンニ」、「奥様女中」、「地獄のオルフェ」の新日本語訳を発表している。95年に新しい日本の音楽文化を創造することを名目に「桜声舎」を結成。 代表として意欲的に活動している。05年秋にユニバーサル・ミュージックより日本語で歌った子守歌のCD[おやすみ]がリリースされた。二期会会員。


加藤昌則(ピアノ)

1972年生まれ。東京藝術大学音楽学部作曲家を首席で卒業。同大学院修了。卒業作品“オーケストラの為の「灰色の時間」”が東京文化会館にて初演され た。在学中から自作自演による活動を始め、コンクール入賞はもとより国内外で実績を積む。96年から毎年行っている個展は、作品・演奏共に高く評価されて いる。99年には横浜みなとみらいホールにて合唱作曲家としてもデビュー。02年、初の舞台作品「ME」初演。03年、ウィーン楽友協会ホールにて全自作 自演により鮮烈デビュー。04年、スイス、チューリッヒトーンハレにて新作初演。CD、楽譜も発売されており、いわゆる現代音楽とは異なる美しく斬新な抒 情性に満ちた作品は、多くの愛好者を持っている。「桜声舎」に於いて中心的な存在であり、宮本益光とは多くの作品を初演し、演奏活動を展開している。