宮田 大(チェロ)

出演回数 15回

もっと若い頃は、王子ホールというと『由緒正しい場所』というイメージがありました。昔も今もクラシックの王道の場所であることに変わりはないのですけれど、いまでは『ホーム』のように感じます。王子ホールのステージにいると、チェロのボディの中にいるような、包み込まれる感覚があります。お客様の質が高く、とても近くに感じるというのも王子ホールの特徴のひとつだと思います。唾を飲み込む音が聴こえそうなくらいの静けさですよね。これからも王子ホールだから聴ける音楽、王子ホールだから感じられる音楽をお届けしていきたいです。

2006年9月1日 「MAROワールド Vol.6 “ドヴォルザーク”」。大学に入って間もない時期に王子ホール初登場。このときは影絵とのコラボレーションにも挑戦。

2016年1月15日 初登場から10年、このときで7回目となった自身のシリーズ“大ism”は、王子ホール主催公演のなかでも特にチケット入手困難な人気企画に。