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Concert  コンサート情報

銀座ぶらっとコンサート #117
お昼の名曲サロン Vol.16

2017年117日(火) 13:30開演

全席指定 2,800

完売
2016年9月24日(土)

長原幸太、鍵冨弦太郎(ヴァイオリン)
鈴木康浩(ヴィオラ)
髙木慶太(チェロ)
大萩康司(ギター)

協賛:株式会社ヨックモック

平日の昼下がり、銀座でのお買い物のついでに、お友達との銀ぶらの途中に立ち寄れる気軽なコンサート、『銀座ぶらっとコンサート』第117回は、「MAROワールド」でおなじみの若手弦楽器奏者による室内楽を楽しんで頂くシリーズの16回目。今回はギターを交えて、より親密かつ新鮮な弦の響きで午後のひとときをお過ごしいただきます。
プログラム

ロッラ:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 第2番 Op.12-2より 抜粋
パガニーニ:ギターとヴァイオリンの二重奏曲 Op.2より 抜粋
パガニーニ:ヴィオラとチェロとギターのための協奏的三重奏曲より 抜粋
カステルヌオーヴォ=テデスコ:ギター五重奏曲 Op.143 (全曲)

プロフィール

@読響

長原幸太(ヴィオリン)

1981年、広島県呉市に生まれる。東京芸術大学附属音楽高等学校を卒業後、同大学に進学。その間に全額スカラシップを受け、ジュリアード音楽院に留学。92年、93年、連続して全日本学生音楽コンクール全国第1位。94年、第6回ヴィニエアフスキー国際ヴァイオリンコンクール17歳以下の部第3位。98年、第67回日本音楽コンクール最年少優勝。レウカディア賞、鷲見賞、黒柳賞を受賞。五嶋みどりレクチャーコンサートにて奨励賞受賞、ニューヨークに招かれ、同氏のレッスンを受ける。また、サイトウ・キネン若い音楽家の為の勉強会にて、小澤征爾指揮のもと、ソリストやコンサートマスターを務め、サイトウ・キネン・オーケストラにも最年少参加。12歳で東京交響楽団と共演したのを皮切りに、日本各地の主要オーケストラ、小澤征爾、故・岩城宏之、秋山和慶、ゲルハルト・ボッセ等の名指揮者と共演。ソリスト以外にも、室内楽奏者、各オーケストラのゲストコンサートマスター、アルゲリッチ国際音楽祭、宮崎国際音楽祭、やまなみ国際音楽祭等、各地の音楽祭にも積極的に出演。演奏を通じてのボランティア活動にも力を入れている。海外での活動も活発に行っており、2003年、英国の湖水地方で開催されている「夏の音楽祭」に招かれ、リサイタルや室内楽の演奏会で絶賛を博した。05年、再度、同音楽祭に招かれた他、同じく英国の「ライディール音楽祭」にも招かれ、高い評価を得た。93年、94年、広島市長賞「広島フェニックス賞」、広島県教育長賞「メイプル賞」受賞。98年、広島国際文化財団「ヒロシマ・スカラシップ’98」、00年、第10回広島ホームテレビ文化・スポーツ賞(最年少受賞)、東京芸術大学の福島賞等、受賞多数。07年、大阪市「咲くやこの花賞」受賞、「広島文化賞 新人賞」受賞。04年9月、大阪フィルハーモニー交響楽団首席客演コンサートマスターに就任。06年4月から12年3月まで首席コンサートマスターを務める。これまでに村上直子、小栗まち絵、故・工藤千博、澤和樹、ロバート・マンの各氏に師事。日本音楽財団より、ストラディヴァリウス1700年製「ドラゴネッティ」を09年2月まで貸与された。11年、「第21回新日鉄音楽賞フレッシュアーティスト賞 」受賞。14年10月、読売日本交響楽団コンサートマスター就任。15年1月公開 映画「マエストロ!」 コンサートマスター演奏指導。


鍵冨弦太郎(ヴァイオリン)

5歳より奥村和雄にヴァイオリンの手ほどきを受ける。12歳で新潟市民芸術文化会館開館記念ガラコンサートのソリストとして秋山和慶指揮・東京交響楽団と共演。2002年、小澤征爾よりソリストに指名され共演。第72回日本音楽コンクール第1位。併せてレウカディア賞、鷲見賞、黒柳賞受賞。調布市芸術功労賞受賞。高校在学中にCD「ヴィヴァーチェ」「歌いだした鳥」をビクターエンタテインメントよりリリース。桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)を首席卒業後、同大学ソリストディプロマコースで研鑽を積む。辰巳明子に師事。 国内著名オーケストラ、ロシアの巨匠ドミトリー・キタエンコ、岩城宏之、飯守泰次郎、高関健らと共演。サンクトペテルブルク音楽祭に招かれるなど国内外問わず演奏活動を展開。10年、国際交流基金より大萩康司(Gt)、瀬尾和紀(Fl)とともにカナダ5都市に派遣され、各地で観客を魅了した。現在、様々な楽器との共演にも意欲的に取り組んでいる。

鈴木康浩(ヴィオラ)

5歳よりヴァイオリンを始める。桐朋女子高等学校音楽科(共学)を経て桐朋学園大学卒業。卒業後ヴィオラに転向。読売新聞社新人演奏会出演。第47回全日本学生音楽コンクール東京大会高校の部第1位。第9回クラシックコンクール全国大会ヴィオラ部門第2位(1位なし)。第2回淡路島しずかホールヴィオラコンクール第2位。第12回宝塚ヴェガコンクール弦楽部門第1位。2001年よりドイツのカラヤン・アカデミーで研鑽を積んだ後ベルリン・フィルの契約団員となり、04年秋帰国。現在読売交響楽団ソロ・ヴィオラ奏者を務めている。


@読響

髙木慶太(チェロ)

1982年北海道生まれ。6才よりチェロを始める。桐朋女子高等学校音楽科(共学)及び桐朋学園大学卒業。同大学院大学を経て2007 年春ロームミュージックファンデーションの奨学金を得てベルリン芸術大学に留学、現在に至る。 第74回日本音楽コンクール・チェロ部門第2位入賞。01年いしかわミュージックアカデミーにてIMA賞受賞。第1回旭川・ウィーン国際弦楽セミナーにて優秀賞を受賞。ドイツ、ベルリンで開催されたドミニコ・ガブリエリチェロコンクールにて3位入賞。 これまでにアスペン音楽祭、ザルツブルク音楽祭、宮崎国際音楽祭の他、サイトウ・キネン「若い人のための室内楽勉強会」、小澤征爾音楽塾、プロジェクト Q・第2章などに参加。第106回日演連新人演奏会において札幌交響楽団と、大学院大学在学中に桐朋オーケストラ・アカデミーと共演。室内楽においては、「JTが育てるアンサンブルシリーズ」、(財)地域創造アウトリーチ活動の他、クァルテット・ヒムヌスのメンバーとして定期的に演奏会を行う。ドイツより帰国後、北海道、東京のコンサートホールでチェロリサイタルを開催。チェロを上原与四郎、毛利伯郎、岩崎 洸、マルクス・ニコシュに師事。読売日本交響楽団首席代行チェロ奏者。


大萩康司(ギター)

高校卒業後にフランスに渡り、パリのエコール・ノルマル音楽院、パリ国立高等音楽院で学ぶ。ギター国際コンクールとして世界最高峰とされるハバナ国際ギター・コンクール第2位、合わせて審査員特別賞を受賞。その後キジアーナ音楽院でオスカー・ギリアに師事し、4年連続最優秀ディプロマを取得。 ギターを萩原 博、中野義久、福田進一、キャレル・アルムス、アルベルト・ポンセ、オリヴィエ・シャッサンに、ソルフェージュを山田順之介、リュート、テオルボ、バロック・ギターをエリック・ベロックに、室内楽をラスロ・アダディ氏に師事。 2014年には、モスクワのチャイコフスキー・ホールで開催されたギター・ヴィルトゥオーゾ・フェスティバル、台湾国際ギターフェスティバル、コロンビアのボゴタで開催されたコンペンサール・ギターフェスティバル、日本・キューバ国交400年記念事業として行われたハバナ市のホセ・マルティ劇場での公演などにソリストとして参加するなど、国外での演奏活動も目覚ましく展開。 15年セイジ・オザワ松本フェスティバルではサイトウ・キネン・オーケストラの一員としてベルリオーズのオペラ「ベアトリスとベネディクト」を演奏するなど、ルネサンスから現代曲まで多彩なレパートリーを持ち、ソロ、室内楽、協奏曲と幅広く取り組む。 16年4月には、15枚目となる新譜「天の三羽の鳥 ~ギターで聴く珠玉のフランス音楽~」をビクター・エンタテイメントよりリリース。「ASTOR PIAZZOLLA」(12年)、「ノクターナル」(13年)、「エル・アブラーソ」(14年)は、レコード芸術誌において特選盤に選ばれている。第6回ホテルオークラ音楽賞、第18回出光音楽賞受賞。洗足学園音楽大学客員教授。