コンサート情報

G-Lounge#23
ジャン=ギアン・ケラス&フレンズ

2016年2月27日(土)

2016年617日(金) 19:00開演

全席指定 7,000

ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)
ケイヴァン・シェミラーニ(ザルブ/ダフ)
ビヤン・シェミラーニ(ザルブ/ダフ)
ソクラティス・シノプロス(リラ)

*ザルブおよびダフ…ペルシア(イラン)音楽に用いられる打楽器
*リラ…ペルシアやギリシャ音楽に用いられる擦弦楽器

人気・実力伯仲、皆さまお待ちかねのチェリスト、ジャン=ギアン・ケラスがなんとG-Loungeに登場します。聴かせてくれるのは、ザルブ及びダフ奏者のケイヴァン&ビヤン・シャミラーニ、そしてリラ奏者のソクラティス・シノプロスとの共演による地中海の音楽。高名なザルブ奏者ジャムシド・シェミラーニを父に持つシェミラーニ兄弟はケラスの幼なじみで、フランス・プロヴァンス地方で共に育ちました。彼らは20 代の頃から共演するようになります。そのきっかけは、ケラスが幼少の頃3年間過ごしたアルジェリアで聞いたエキゾティックなメロディーを弾いてみたくなったこと。親日家であるケラスが「日本の皆さんにもぜひ聞いてもらいたい!」とかねてから熱望していた本プロジェクトは、ヨーロッパ文化と中東文化を結び、古代のメロディーとその支流である多様な音楽を結ぶ懸け橋となることを目指しています。ケラスの無伴奏チェロを受けてシェミラーニ兄弟が即興演奏で応える、また4人それぞれが互いの音からインスピレーションを得つつペルシア、ギリシャ等の音楽世界を生き生きと展開する……。時空を超えた音楽の旅に酔いしれる、特別なひとときとなることでしょう。

プログラム

M.ストロッパ:それが厄介なのだ [ケラス・ソロ]
R.ダリー:9ビート
S.シノプロス:ニハーヴェント・セマイ
G.クルターグ: 『チェロのためのサイン、ゲーム、メッセージ』より 3曲 [ケラス・ソロ]
即興演奏 [シェミラーニ兄弟]
W.ルトスワフスキ:ザッハー変奏曲 [ケラス・ソロ]
M-R.ロトフィ:ホマユン
********** 休憩 **********
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第3番 [ケラス・ソロ]
F.レリシュ:5ビート
即興演奏 [シノプラス&ケラス]
トラキアの伝統音楽:日曜日の朝

プロフィール

(c)Marco Borggreve

ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)

1967年モントリオール生まれ。リヨン国立高等音楽院、フライブルク音楽大学、ジュリアード音楽院でチェロを学ぶ。レパートリーはバロックから現代まで多岐にわたり、ウィーン楽友協会、コンセルトヘボウ、シャンゼリゼ劇場、ウィグモアホール、カーネギーホール等、欧米の権威あるコンサートホールの多くでリサイタルを行っている。また、フィルハーモニア管、パリ管、チューリッヒ・トーンハレ管、スイス・ロマンド管、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、BBC響、フィラデルフィア管、N響、読響、東響を始めとするオーケストラと共演。優れた室内楽奏者としても知られ、2002年にA.ヴァイトハース(Vn)、D.ゼペック(Vn)、T.ツィンマーマン(Vla)とアルカント・カルテットを結成し、定期的に演奏活動を行っている。これまでに、ハイドン、ドヴォルザーク、ヴィヴァルディ、エルガーのチェロ協奏曲、シューベルト「アルペジオーネ・ソナタ」、バッハ「無伴奏チェロ組曲」、ドビュッシー&プーランク作品集、A.メルニコフ(Pf)とのベートーヴェン「チェロとピアノのための作品全集」、I.ファウスト(Vn)およびA.メルニコフ(Pf)のベートーヴェン「ピアノ三重奏曲第6番、第7番」等のCDをリリース(ハルモニア・ムンディ/キングインターナショナル)、数々の賞を受賞している。演奏楽器は1696年ジョフレド・カッパ製(メセナ・ミュジカル・ソシエテ・ジェネラルより貸与)。02年グレン・グールド国際プロテジェ賞受賞。ドイツ・フライブルク音楽大学教授。

ケイヴァン・シェミラーニ(ザルブ/ダフ)

1968年生まれ。フランス南東に位置する都市マノスクで育ち、東地中海沿岸の音楽を吸収、そしてザルブの名手である父ジャムシドから伝統音楽を学んだ。89年に数学で修士号を取得した後ザルブ奏者としての活動を開始、ザルブ以外にダフ、アフリカのウドゥ等も演奏する。父、弟と共に“トリオ・シェミラーニ”として活動を行い国際的な成功を収める一方、2004年にマリ、南インド、モロッコ他出身の音楽家との共演による「言葉のリズム」でCDデビュー、08年にはインド・タブラの巨匠、パンディット・アニンド・チャタルジーと出会い、「オリエントの鼓動」をリリースするなど、様々な国やジャンルのアーティストとコラボレーションを重ねている。

ビヤン・シェミラーニ(ザルブ/ダフ)

1969年生まれ。7歳の時に初めてザルブを手に取り、名手である父ジャムシドの指導を受ける。父、そして兄のケイヴァンと共に“トリオ・シェミラーニ”として演奏活動を行うほか、多様な国籍・ジャンルのアーティストとコラボレーションを重ねており、スティングとも共演している。また、ヴォーカル、フルート、ギター、ハーディーガーディーとのグループ“オネイラ”(ギリシャ語で夢幻を意味する)のメンバーとしても知られる。2001年、父、兄、ロス・ダリー、ソクラティス・シノプロス、作曲家アンリ・アグネル等とのコラボレーションによるデビュー・アルバム"Gulistan(ローズ・ガーデン)"をリリース、以来複数のアルバムをリリースしている。

ソクラティス・シノプロス(リラ)

ギリシャの首都アテネで生まれる。地元の学校でクラシック・ギター、ビザンティン音楽、民謡を学び、合唱団にも参加。1988年よりリラおよびリュートをロス・ダリーに師事、翌年ダリーのグループ“ラビリンス”に参加。以来、様々な国籍やジャンルの音楽家、歌手、作曲家とのコラボレーションにより、数々のコンサートや録音を行い、1999年ギリシャのメリナ・メルクーリ賞を受賞。2011年ソクラティス・シノプロス・カルテットとしてジャズの分野での活動も開始、15年9月にECMレコードよりデビュー・アルバム「Eight Winds」をリリース。マケドニア大学ミュージック・サイエンス芸術学部助教授。