ojihall


Concert  コンサート情報

アンヌ・ケフェレック

2014年58日(木) 19:00開演

全席指定 6,500

完売
2014年2月22日(土)

アンヌ・ケフェレック(ピアノ)

王子ホールでもおなじみのフランスが誇るピアニスト、アンヌ・ケフェレックによる19世紀から20世紀のフランス、パリに咲いた作曲家たちの珠玉の名品を集めたコンサート。ショパンで幕を開けるプログラムは、リスト、サティ、ラヴェル、プーランク、ドビュッシー、セヴラック、アーンetc.etc. 香り立つフランス・ピアノ音楽の数々を、作品とその周囲の文学を読み解く叡智と柔軟で色彩豊かなケフェレックの演奏で聴いていただきます。サロン文化の粋を味わい尽くす大人の時間をどうぞ。
プログラム

ショパン:夜想曲 第20番 遺作
    :幻想即興曲 Op.66
    :子守歌 Op.57
    :舟歌 Op.60
リスト:悲しみのゴンドラ
   :「伝説」より 水の上を歩くパオラの聖フランチェスコ

********** 休憩 **********

サティ: グノシェンヌ 第1番
ラヴェル:シャブリエ風に
サティ: ジムノペディ 第1番
プーランク:「ジャンヌの扇」より 田園
セヴラック:「休暇の日々から」第1集より 古いオルゴールが聞こえるとき
ドビュッシー: 夢
サティ: グノシェンヌ 第3番
フェルー:「モンソー公園で」より のんびりと
アーン: 冬
アーン:「当惑したナイチンゲール」より 長椅子の夢見る人
ドビュッシー:「ベルガマスク組曲」より 月の光
デュポン:「憂鬱な時間」より 日曜日の午後
サティー:ジムノペディ 第3番
ケクラン:「陸景と海景」より 漁夫の歌
フローラン・シュミット:「秘められた音楽」第2集より グラス

※出演者の希望により曲目・曲順が一部変更となりました。(2014.03.28)

 

プロフィール

アンヌ・ケフェレック(ピアノ)

パリ生まれ。5歳よりピアノを学び、パリ音楽院を首席で卒業した後、ウィーンでパウル・バドゥラ=スコダ、イェルク・デームス、アルフレッド・ブレンデルに師事する。1968年ミュンヘン国際音楽コンクールで審査員満場一致で優勝、翌年リーズ国際ピアノ・コンクールでも入賞を果たし、一躍ヨーロッパで大きな注目を浴びた。これまでに、ロンドン響、ロンドン・フィル、フィルハーモニア管、BBC響、ロイヤル・フィル、バーミンガム市響、アカデミー室内管、チューリッヒ・トーンハレ管、フランス国立管等の主要オーケストラと、日本では、N響、読売日響、アンサンブル金沢等と共演している。指揮者では、ピエール・ブーレーズ、コリン・デイヴィス、ジョン・エリオット・ガーディナー、スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ、マレク・ヤノフスキ、山田和樹等と、室内楽では、ラファエル・オレグやオーギュスタン・デュメイとのデュオやイモジェン・クーパーとの2台ピアノで活躍している。またフランスの主要音楽祭に参加しており、本国フランスのみならず、イギリスでの彼女の人気と評価はとりわけ高く、ロンドンのBBCプロムスに繰り返し出演している。CDはヴァージン、ミラーレ等のレーベルより数多くリリースされており、スクリャービン、ショパン、シューベルト、リスト、ラヴェル、バッハ、メンデルスゾーン、フォーレ、フンメル、ドビュッシー、サティ、モーツァルトなどを録音している。2013年にリリースした「サティと仲間たち」はディアパソン・ドール賞を受賞し、各地で絶賛を博している。また、映画「アマデウス」ではネヴィル・マリナーとの共演でピアノ協奏曲を演奏するなど、多方面で活躍を続けている。最近では、日本で毎年開催される「ラ・フォル・ジュルネ」のメイン・ゲストとして大活躍している。フランス政府より、芸術文化勲章オフィシエが授与された。