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Concert  コンサート情報

銀座ぶらっとコンサート #6220th
お昼の名曲サロン Vol.7
~名匠と奏でるケーゲルシュタット・トリオ~

2012年618日(月) 13:30開演

全席指定 2,500

完売
2012年2月25日(土)

鈴木康浩(ヴィオラ)
四戸世紀(クラリネット)
松本和将(ピアノ)

協賛:株式会社ヨックモック

平日の昼下がり、銀座でのお買い物のついでに、お友達との銀ぶらの途中に立ち寄れる気軽なコンサート、『銀座ぶらっとコンサート』第62回は、「MAROワールド」でおなじみの若手弦楽器奏者が室内楽を楽しんで頂くシリーズの7回目。ヴィオラの鈴木康浩が日本が誇るクラリネット奏者、四戸世紀と近年ジャンルを超えた活躍を展開している奇才ピアニスト、松本和将を迎えて三重奏の世界をおおくりします。
プログラム

レベッカ・クラーク:前奏曲、アレグロと牧歌 (Va,Cl)
ブルッフ:8つの小品 Op.83より (Va,Cl,P)
モーツァルト:三重奏曲 変ホ長調 Op.14,K.498 「ケーゲルシュタット・トリオ」 (Va,Cl,P)

プロフィール

鈴木康浩(ヴィオラ)

読売日本交響楽団ソロ・ヴィオラ奏者。5歳よりヴァイオリンを始める。桐朋学園大学卒業後ヴィオラに転向。第47回全日本学生音楽コンクール東京大会高校の部第1位。第9回クラシックコンクール全国大会ヴィオラ部門第2位(1位なし)。第12回宝塚ヴェガコンクール弦楽部門第1位。2001年よりドイツのカラヤン・アカデミーで研鑽を積んだ後ベルリン・フィルの契約団員となる。室内楽やリサイタルなど各界から嘱望されている逸材である。

四戸世紀(クラリネット)

東京藝術大学附属音楽高等学校を経て、1974年東京藝術大学を卒業。72年に日本音楽コンクール入選。83年、第1回国際ブラームス・コンクールにおいてD.シュヴァルケ、J.オルダーとともにトリオ部門優勝および特別賞受賞。モーツァルトのクラリネット協奏曲の演奏がカラヤンに認められ、74年ベルリンのカラヤン・アカデミーに留学、カール・ライスターに師事。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のエキストラ要員としてベルリン・フィル定期公演、ザルツブルグ音楽祭に参加。75年ベルリン交響楽団入団。78年北西ドイツ・フィルハーモニーのソロ・クラリネット奏者として移籍。80年ベルリン交響楽団のソロ・クラリネット奏者として再入団。95年ベルリン交響楽団を退団、活動の本拠地を日本に移し、読売日本交響楽団首席クラリネット奏者に就任、2011年3月定年退団。現在、東京音楽大学客員教授、桐朋学園大学、日本大学芸術学部講師として後進の指導にあたる。これまでに、カラヤン、アバド、ラトル、小澤征爾、テミルカーノフ、スクロヴァチェフスキ、ホーネック他、世界的著名指揮者と共演。主に室内楽の作品を中心に、クラシック・スタジオ・ベルリン、TDK、DENON、カメラータ・トウキョウ、アートユニオンの各レーベルよりCDをリリース。

松本和将(ピアノ)

幼い頃よりピアノに目覚め、倉敷青陵高校在学中に「ホロヴィッツ国際ピアノコンクール」第3位など、国内外のコンクール高校の部で上位入賞。1998年、東京藝術大学1年(19歳)で「第67回日本音楽コンクール」優勝。併せて増沢賞はじめ、全賞を受賞。99年より、国内外での活発な演奏活動を開始。2001年「第53回ブゾーニ国際ピアノコンクール(イタリア)」第4位。03年「エリーザベト王妃国際音楽コンクール(ベルギー)」第5位入賞。ソロ、オーケストラ共演、室内楽、多彩な輝きを放ち続けるピアニストとして、観客はもちろん、世界中の演奏家達からも注目を集めている。ショパン生誕200年にあたる2010年には、自身初となるショパン・アルバム(ライヴ録音)『ショパンへのオマージュ〜誇り高き魂』を、アウローラ・クラシカルからリリース。近年は、和太鼓、箏、尺八など和楽器とのコラボレーションや、ジャズピアニスト・塩谷 哲との共演など、ジャンルを超越した音楽活動にも取り組んでいる。また、東京芸術大学非常勤講師、くらしき作陽大学特任准教授として、後進の指導にもあたっている。