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Concert  コンサート情報

銀座ぶらっとコンサート #39
宮本益光の王子な午後 8 ~合唱の名歌をうたう~

2010年310日(水) 13:30開演

全席指定 2,500

宮本益光(バリトン)
加藤昌則(ピアノ)
菊華アンサンブル(女声合唱)

協賛:株式会社ヨックモック

平日の昼下がり、銀座でのお買い物のついでに、お友達との銀ぶらの途中に立ち寄れる気軽なコンサート、『銀座ぶらっとコンサート』 第39回。王子ことオペラ歌手の宮本益光が、魅惑のバリトンと楽しいトークで綴る大人気シリーズ。今回は、世界に誇れる合唱の名作を王子と共に楽しみましょう。

プログラム

詩人の綴る女心 歌声に紡がれる女性の姿 そして母の子守歌

瀧 廉太郎/瀧 廉太郎:花
清水重道/信時 潔:丹澤
野上 彰/小林秀雄:落葉松
別役 実/池辺晋一郎:風の子守歌
中村千栄子/湯山 昭:歌こえはささやく
谷川俊太郎/武満 徹:死んだ男の残したものは
茨木のり子/三善 晃:一人は賑やか
三好達治/木下牧子:鴎
寺山修司/信長貴富:思い出すために
宮本益光/加藤昌則:遠い空の下で

プロフィール

宮本益光(バリトン)

1972年生まれ。演奏、作詞、作曲、執筆と多彩な活躍をみせる21世紀のホープ。東京藝術大学、同大学院博士課程修了。古典作品から現代作品、邦人作品までそのレパートリーは幅広い。2003年A.プレヴィン『欲望という名の電車』スタンリー役の好演で脚光を浴び、翌04年の宮本亜門演出『ドン・ジョヴァンニ』で新時代のドン・ジョヴァンニを演じた。06年には二期会『ラ・ボエーム』ショナール役のほか、宮本亜門演出の同『コジ・ファン・トゥッテ』グリエルモ役で聴衆を魅了、その公演は芸術祭大賞を受賞した。07年の日生劇場音楽ドラマ『チャイコフスキー』では標題役として歌唱だけでなく、完成度の高い演技を披露した。同年12月には読売日響と第九ソリストとして共演し、08年1月の新国立劇場『ラ・ボエーム』ではショナール役を歌った。数々のオペラ作品で新日本語訳詞や字幕を発表しており、09年4月には津田ホールで自らの訳詞によるオペラ名場面集のリサイタルを開催した。また子供のための音楽プログラムでも才能を発揮し、08年の日生劇場「アリスの歌修行」に出演するだけでなく自ら構成も手がけた。同年9月にはミュージカル『アプローズ』で前田美波里と共演し新境地を開拓。「題名のない音楽会21」や「深夜の音楽会」などメディアでも活躍している。ユニバーサルよりデビューCD「おやすみ」、「千の風になって」が、また自らが作詞した「あしたのうた」を含むCD(加藤昌則作曲)もリリース。著書に「宮本益光とオペラに行こう」(旬報社)がある。二期会会員。

オフィシャルHP http://www.mas-mits.com/


加藤昌則(ピアノ)

1972年生まれ。東京藝術大学音楽学部作曲科を首席で卒業、同大学大学院修了。在学中より自作自演による活動を始め、イギリス、イタリアなどでも自作品によるコンサートを開く。 NHK-FM「FMリサイタル」、「名曲リサイタル」などに出演した折も自作品を演奏し、放送終了後、リスナーからの問い合わせが多数寄せられるなど、反響を呼んだ。96年に初の自作自演による個展を開いて以来、毎年個展を持続して行っているが、98年の東京オペラシティー、2001年の浜離宮朝日ホールなどの演奏会においては誌上にも取りあげられ、作品・演奏共に高く評価され、03年3月にはウィーンの楽友協会ホールにて全自作自演による鮮烈なデビューを果たした。一方作曲家としても幅広い分野に曲を提供しており、99年の合唱声楽作品のみによる初の個展以後、合唱作曲家としてもデビュー、以来合唱の委嘱も多く手がけている。02年、初の舞台作品である「ME」を初演。04年3月にはスイス、トーンハレ管弦楽団メンバーによる委嘱初演や、05年6月のスロヴァキアフィルハーモニーの来日公演での新作初演(サックスソロ=須川展也)など海外の演奏家や著名演奏家による作品の演奏も目立ってきている。06年には初のオペラを初演、誌上等でも高く評価され、同年12月、神奈川フィル定期での委嘱作品初演も満員の盛況と成功を収めた。01年にデビューCD「SOLO」(ART-3067)を発売。CD全曲所収の楽譜集も出版。女声合唱組曲「5つのソネット」の楽譜も出版している。07年3月に2枚目のCD「あしたのうた」(ナミレコード)を発売(バリトン宮本益光)、誌上にも多く取り上げられている。いわゆる「現代音楽」とは全く異なる視点で書かれた、美しく斬新な抒情性に満ちた作品は、多くの愛好者を持っている。

オフィシャルHP http://www.masanori-music.com/