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Concert  コンサート情報

銀座ぶらっとコンサート #35
Cafe プラハ

2009年107日(水) 13:30開演

全席指定 2,500 

ナビゲーター 加藤昌則(作曲/ピアノ)
ゲスト 林 美智子(メゾ・ソプラノ)

協賛:株式会社ヨックモック

平日の昼下がり、銀座でのお買い物のついでに、お友達との銀ぶらの途中に立ち寄れる気軽なコンサート、『銀座ぶらっとコンサート』 第35回。音楽と縁が深い異国の街のカフェを舞台にするCafeシリーズの6回目は、プラハ。スラブやボヘミアなど多様な民族性を西洋音楽の中に取り入れた都市の格闘と成功を、当カフェ専属歌手の林美智子と共に見つめます。
プログラム

加藤昌則:カフェ・プラハのテーマ(即興演奏)
ドヴォルザーク:「ジプシーの歌」より
           私の歌が鳴り響く/愛の讃歌/さあ、聞けよ私のトライアングル/我が母の教えたまいし歌
          :オペラ「ルサルカ」より 月に寄せる歌
ヤナーチェク:「草陰の小道を通って」より 我らの夕べ/一緒においで
モーツァルト:オペラ「フィガロの結婚」より 恋とはどんなものかしら
        :オペラ「ドン・ジョヴァンニ」より ぶってよ、マゼット
他予定

プロフィール

加藤昌則(作曲/ピアノ)

東京藝術大学作曲科を首席で卒業し、同大学大学院修了。これまでにNHK--FM「FMリサイタ ル」、「名曲リサイタル」などに出演、自作品を演奏し、放送終了後、リスナー からの問い合わせが多数寄せられるなど、反響を呼んだ。2001年4月、デビューCD「SOLO」を発売。03年3月、ムジークフェライン・ブラームスザールにてウィーンデ ビューを果たす。06年6月、日本を代表するクラシカル・サクソフォン奏者、須川展也からの委嘱により、「スロヴァキアン・ラプソディ~サクソフォンとオーケストラのための~」を作曲、スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団の東京公演(サントリーホール)で初演され、好評を博した。同作品は、須川展也のアルバムにも収録され(金聖響指揮、東京交響楽団)、また09年3月ブラティラヴァにても演奏され、ここでも満場の喝采を浴びた。06年自身初のオペラ作品「ヤマタノオロチ」を発表、日経紙上などで絶賛される。また、神奈川フィルの定期演奏会で新作「刻の里標石」を初演し、高い評価を受けた(同作品は、08年3月、東京オペラシティコンサートホール開館10周年記念公演にて再演された)。07年秋、「個典」を開催。注目を集める。09年4月、宮本益光作詞による合唱組曲「あしたのうた」が音楽之友社より出版された。いわゆる「現代音楽」 とは全く異なる視点で書かれた、美しく斬新な抒情性に満ちた作品は、多くの愛好者を持っている。

オフィシャルHP http://www.masanori-music.com


林 美智子 (メゾ・ソプラノ)

東京音楽大学卒業。桐朋学園大学研究科、新国立劇場オペラ研修所第1期修了。文化庁派遣で渡独。2003年アテネで開催された「国際ミトロプーロス声楽コンクール2003」で最高位入賞、これを受けアテネの野外劇場でのオペラ「エウメニデス」(世界初演)に出演。第5回ホテルオークラ音楽賞受賞。早くから注目を集め、02年二期会「フィガロの結婚」(宮本亜門演出)ケルビーノで鮮烈な印象を与え、03年二期会「ばらの騎士」オクタヴィアンでは名演出家G.クレイマーより最大級の賛辞が寄せられた。以降も03年日生劇場ベルク「ルル」(日本初演)では難役を見事に演じたほか、04年二期会「ドン・ジョヴァンニ」(宮本亜門演出)ツェルリーナ、06年二期会「皇帝ティトの慈悲」セスト、同年二期会「フィガロの結婚」(宮本亜門演出)ケルビーノなど、いずれも一際精彩を放った。コンサートでもP.ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマー・フィルのほか国内主要オーケストラと多数共演。「NHKニューイヤーオペラコンサート」への連続出演や、林を想定して書かれた林 望作詞、野平一郎作曲による「演劇的組歌曲『悲歌集』」初演など、21世紀の声楽界を担うメゾソプラノとして、更に活動の幅を広げている。06年にはファースト・アルバム「赤と黒」がビクターエンタテインメントよりリリースされた。二期会会員。

オフィシャルHP http://www.michikohayashi.com/