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Concert  コンサート情報

エマニュエル・パユ&エリック・ル・サージュ

2006年118日(水) 19:00開演

全席指定 7,000


(c) EMI Classics

エマニュエル・パユ(フルート)
エリック・ル・サージュ(ピアノ)

2006年秋の王子ホールには、飛ぶ鳥を落とす勢いのケラス、パユ、ル・サージュによる一夜限りの夢のユニット、そしてバロックとモダンを優雅に操るチェ ロの名手、オフェリー・ガイヤールと、フランスのエスプリを伝えてくれる実力派が集います。そんな『フレンチ月間』のトップを切って登場するのは、歳を追うごとに風格を増し、今やクラシック界を背負って立つ スーパースターとしての地位を不動のものとしたエマニュエル・パユと、盟友のエリック・ル・サージュ。

 気力・体力ともに充実しているこの両名は、2002年11月、ここ王子ホールで重厚かつ華麗なパフォーマンスを披露し てくれました。あれから4年の時を経て、さらに深みを増した豪華デュオ。スリリングでときに洒脱な掛け合いに酔いしれる一夜となるでしょう。

プログラム

ウェーバー:フルート・ソナタ 変イ長調 Op.39 (原曲:ピアノ・ソナタ 第2番)
ブラームス:ソナタ ヘ短調 Op.120-1 (原曲:クラリネット・ソナタ)

********** 休憩 **********

ボリング:「フルートとピアノのための組曲 第1番」より
センチメンタルに、ジャワ風に
シューマン:蝶々 Op.2 (ピアノ・ソロ)
武満 徹:ヴォイス (フルート・ソロ)
ボリング:「フルートとピアノのための組曲 第2番」より
インタイム、ジャズ風に

プロフィール

(c) EMI Classics

エマニュエル・パユ(フルート)

1970年ジュネーヴ生まれ。6歳からフルートを始め、パリ国立音楽院でミシェル・デボスト、アラン・マリオン、クリスチャン・ラルデ、ピエール=イヴ・ アルトーに師事。卒業後はバーゼルのオーレル・ニコレのもとで研鑽を積んだ。89年神戸国際コンクール、92年ジュネーヴ国際コンクールで第1位を獲得。 同年、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団より首席奏者に招かれるが、93年、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団首席ソロ奏者に就任。2000年、ベ ルリン・フィルを退団、01年迄ジュネーヴ音楽院フルート科教授として後進の指導にあたり、02年、ベルリン・フィル首席ソロ奏者に復帰。専属契約を結ん でいるEMIから緻密なプランニングによってリリースされるアルバムは、常に音楽界の話題を独占している。06年にはヴィヴァルディのフルート協奏曲集、 ベスト盤、初DVD、ブラームスのソナタ集をリリース。


エリック・ル・サージュ(ピアノ)

1964年、南仏エクサン・プロヴァンス生まれ。パリ国立音楽院に学び、ピアノと室内楽でプルミエ・プリ(一等賞)を受賞 し17歳で卒業。また、この時期ロンドンでマリア・クーシオに師事し、芸術性において決定的な影響を受けた。85年ポルト国際(仏)第1位、87年ポッ ツォーリ国際(伊)第3位、89年ロベルト・シューマン国際(独)第1位、同年のリーズ国際(英)第3位など多数のコンクール受賞歴を持ち、リーズ国際コ ンクールの本選ではサー・サイモン・ラトル指揮のバーミンガム・シティ響とシューマンの協奏曲を演奏、有力紙で絶賛された。以来ソリストとしてオーケスト ラと多数共演を行う他、国際的な主要音楽祭への出演に加え、毎年夏に行われるサロン・ド・プロヴァンス室内音楽祭をパユやポール・メイエ(クラリネット) 他と共に主宰している。CD録音も多く、06年よりシューマンのピアノ作品および室内楽作品の全曲録音がスタートする。